次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2019-10-22

    「つもりの芸能」

    10:20

    機会を頂いて、生の狂言の舞台を見ることができました。

    初めて。

    それも、屋外の舞台で!

    http://toyoma.co.jp/facilities-densho/

     

     台詞とか分かるかな…と少々の不安はありましたが全くその心配はありませんでした。

     もちろん、全部が全部分かるわけではないんですが、だいたい分かる、そんな感じでした。

     その「分かる」って感覚も、実は本当に「分かった」かと言えば怪しいものですけど、想像しながら

    (たぶん、こう言ってるんだろうな…)

    で十分「分かる」って感じなんです。

     舞台が始まる前に、狂言師さんから解説もいただいたのですが、そのお話の中に

    「つもりの芸能

    という言葉がありました。


     舞台は、別に何らかのセットがあるわけではありません。

    だから狂言は台詞によって、今ここの場面を伝えるってこと。

     例えば

    「都じゃ」

    といえば、その舞台は「都」になるわけですね。


    「都のつもり」

    舞台が“変われば”

    「お屋敷のつもり」



     つまり、舞台の上の狂言師さんと観客が、共に(その場の舞台は同じだとしても)頭の中で共にイメージを共有しあってつくっていく、ということです。


     想像力

     創造力。


     その、狂言師のかたと観客が、一緒につくる舞台としての「舞台」。

    そんなことを考えながら、見ていたのも、また楽しかったです。


     言葉が全て分かるわけではない、だからこそ、しっかり聞く、よく見るってこともすごくよく分かって、そういう感覚も楽しめました。

    f:id:motoryou:20191014140806j:image