次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2019-09-16

    「平均値の子ども」は空想でしかない

    09:37

     「平均値子ども」は空想でしかない

     今年の「あすみの会合宿研究会」。

    発達障害のある児童生徒の疑似体験を通した理解」(講師:櫻井育子さん:生涯発達支援塾TANE代表・特別支援教育士,発達支援コーディネーター)についての貴重な学びの時間。


     自分たちが「子ども」になって、「分からない…」「できない…」「なんで周りの友達はできるの??」「できないのは自分だけ??」「・・・・」を体験する時間。

    「分からない、が分かる時間」とも言えますね。


     私は個人的にはけっこう「できないことだらけ」な人なので、その辺りの感覚は普通の先生よりはあるんだと思いますけど、一般的には「先生は、できる」(すくなくとも教室では)人。だから「できない、分からない」体験が足りないってことでもあるかもしれません。

     

    「『平均値子ども』は空想でしかない」

    ということ。 

     この言葉の意味を、私たちはほんの短い時間の中で疑似体験したことになります。

    子どもたち一人一人にとっては、これが毎日毎時間だったりするかもしれません。そういう想像力をもたないといけないな、とあらためて。

     

     あるメンバーは、

    「『平均値子ども』は空想でしかない、っていうのは、おらもいっつも思うんだよね。んでも、それをこうはっきり言ってくれる人はなかなか会えなかった。んだ!って思えてやっぱり確信が持てた。出会えたことが本当にうれしいなあ、感動的だ~」

    と何度も言っていました。

     そういうことなんだと。

    当たり前のこと、なんですよね。考えて見れば。

     ある若い先生の質問は

    「すごくよく分かる内容でした。こうできたらいいな、と。どうしたらできますか?」

    応えは、オドロクほど明快でした。

    「『空気』を読まないことではないでしょうか。現場ではいろんな事情で『打たれる』こともおあるかもしれません。そういう時に、こういう『あすみの会』の」ような場に戻ってまた仲間と確かめ合う、そうしてください。」

    「『平均値子ども』は空想でしかない。」

    だから 

    「私たちの教え方で学べない子には、その子の学び方で教えよう」

     やっぱり、当たり前のことだから。

    f:id:motoryou:20190916093747j:image