次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2017-07-24

    「意識高い系」かあ…

    06:43

     まちづくりを中心に,高校生の活動を支援している方とのおしゃべりの中で。


    「率先して僕らの,たとえば,まちづくりの活動に集まってくる高校生もいます。でも,今の所は決して多くはない。集まってくれる高校生,実際にはその子たちも高校では『意識高い系』みたいな立ち位置にいることもあるみたいなんですよ。」

    みたいな話だったと思う。私の認識では。

    「意識高い系」

    最近の言葉かな。ずっと前にはなかった言葉だと思うが。

     「意識が高い」ということ。文字通りとれば「褒め言葉」か。

     でもニュアンス的には,ちょっと違うみたい。「系」というところに,

    「意識が高い」ことを揶揄している意味を込めているのだろう。

     翻訳すると,

    「意識が高い人ぶってるんじゃないよ~」

    「なんでそんなことやってるの?分からない~」

    「私には理解できない人,別種の人。世界が違う人」

    「得体がしれない,怖い」

    もしかすると,思い通り行動できていることを

    「うらやましい」

    と感じる心情もあるかも。それを認めたくないからの揶揄だったり。



     昔で言うと,「ガリ勉」にあたるのか。

     「意識が低いよりも高い方がいい」

    「勉強しないより勉強した方がいい」

     うん,そりゃ,そう。


     でも,そうしない,そうできない自分の不安を,している,できている他者を「意識高い系」「ガリ勉」と揶揄することで,自分の安心を得ているのかもしれない。意識的にも無意識的にも。その中身は「不安」。

     意識が低くては,勉強しないと自分が損をする,不利益を被るとしたらどうか?そうなれば,なんとかするよね。なんか煙のにおいがする。

    「火事だ,逃げろ」

    という人もいる。

    「何行ってるんだ,臆病者。あれは魚を焼いている煙だ。大丈夫だ。なあ,みんな?」

    という人もいる。



     その煙が,本当はどうなのか。それを確かめないと本当の解決にはならないんだよなあ。本当の火事なら,身の危険があるから行動を起こす。

     実際に確かめに行った人が

    「本当に火事だ。逃げろ。」

     それを言う人が,一定数を超えたら,一気にみんなが行動を起こすのかな?

     でもさ,そうなってからではパニックになるんじゃないかな。だから早めに準備をしておこうってことなんだなあ。


     でも「身の危険があるから行動しよう」となると,急激になるイメージで「我先に」という感じ。それよりも「楽しそうだから,行動しよう」の方が,ゆるやかで,「一緒にやろう」という感じ。

     

     後者の方がいいな。