次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2012-09-10「朝の読書も『学び合い』」

    読書感想文を,みんなで書いていて,半分強の子が書き終わった頃。書き終わった子たちは,それぞれ自分がやりたい勉強をすることになっているので,ドリルをやる子や,教室の学級文庫を読む子や,明日の老人ホームの訪問も準備をしたりなど銘々にやることをやっていた。

     それでも,自分はその時間の課題,つまり読書感想文は書ききったという安心感があったのだろう,どうにも落ち着かない声を出す子もいて,教室が何となくガチャガチャしてきた。

     一度声をかけ,子どもたちもそれなりに修正したのだが,5分位すると前とおなじに。

     「ちょっと,まって。今,みんなが一番大事に考えてあげなくてはならないのは誰?そう,今,がんばって読書感想文を書き上げようとしている友達だよね。終わったみんなは,今書いている友達が書きやすいような雰囲気をつくってあげられているかな?」

    と問いを投げかけてみた。

     子どもたちは,その後理解したようで,声のトーンも落ち着いたものになった。

     以前,朝の読書の会?(だったかな?)で,片桐さんが「朝の読書も『学び合い』」といっていた。静かに本を読む空気,雰囲気をお互いに協力して作り出すところに,その意味はあるのだと解釈した。課題は違っていても,無言であっても,直接関わり合わなくても,そこにいるメンバーが,それぞれを自分の意識の中にいれて,お互いの課題の達成を願うならばそれは,『学び合い』だろう。全員のハッピーを全員が保障する感じ。

     学習する空気をみんなで作る。先生が作る,でなくみんなで作る。低学年だってできる。何度でも伝えよう。「静かにしなさい」ではなく,「今は静かにしよう。」と行動を選択できる個人になってほしい。