次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2019-12-30

    大丈夫なのか?

    14:59

    こっちに引っ越して、みたけど、これでいいのかな…。


    過去の記述は、ちゃんとくるのかなあ…。

    うーむ、不安だー。

    https://motoryou.hatenadiary.org/

    2019-12-29

    今年の振り返り、のようなもの その1

    09:31

     今年も残りわずかになってきました。


     ちょっとずつ、今年を振り返っておこうかな、と。

     2019年が始まったときに、今年の方針、というか大事にしたいことをいくつか決めておいたんです。

     その1つ。



     1 「学校が『えんがわ』となった持続可能な地域コミュニティづくりの基盤づくりを目指す。

     ・『プラットフォーム』『境界設計』内部でもあり外部でもある。

     ・常に境界であろうとする,そんな立場。つなぎ役,パイプ役になる。

         

         

     昨日読んだ本で言うと、境界にいながら「橋を架ける」作業を繰り返し行うこと。

    対話とは、一言でいうと『新しい関係を構築すること』」まさにまさに。

     それは意識して1年間、やってこられたかな…。もちろん「まだまだ」なんだけど、頭には常にあったから、そこは自分に合格点を出してもいいかな笑。

     

     とはいえ、そういうことは私だけでやったことではもちろんない。常に他者との相互作用があってのこと。

     例えば…。

     毎年お世話になっている、モリウミアス。http://moriumius.jp/

     モリウミアスとは、今年は主に「イネ」関係で。1,2年生活科で。(漁村の学校なんだけどね笑)

     

    「田植えをしてみよう、面白そうだから!」

    「田んぼに素足で入る感覚を子どもも感じて欲しいなあ…」

     そんな気軽な感じでスタートした、モリウミアスとの「イネ」関係。それが結局1年間続く活動になっていった。


     最初は、

    「まあ、田植えを体験するくらいで…」

    と思っていた私で。

     そこに校長先生が

    「モリウミアス にある田んぼで植えるんでしょ?そこで植えただけなら、継続して見られないよね?学校の花壇も田んぼにして植えたら?」

    と。

    (え?花壇に田んぼ?え?いいんですか?)

    って驚いたことを覚えている。

     だって、花壇を田んぼにしていいって…。そんなこと考えたことなかったし笑

     そうしたら、その翌週、月曜日になったら、花壇の一画に校長先生がプラスチックの衣装ケースを埋め込んで「田んぼ」を作っていてくれた…。

    (おどろき…)

     だから、モリウミアスで田植えをしたあとに、そっちにも植えることができたってこと。

     「だから」その後、稲刈りから脱穀、もみすり…そして稲わらでしめ縄作りまで1年間を通した活動になっていったんだと思います。

     

     「せっかく稲わらがあるから、しめ縄つくってみたいなあ…」

    と思って、お世話になっている保護者の方に相談したら、

    「それなら、私みたいな若造じゃなくて、もっと大先輩いるんじゃない?例えば…」

    みたいに紹介してもらい、結果的に、地域のおじいさんと子どもたちが新たに出会うきっかけをつくってくださったり。その保護者の方も、当日来てくださって黒子のようにお手伝いをしてくださったり。


     いろんな「きっかけ」。

    それがつながりつながり、次の展開、関係性へ。



     相互作用。その相互作用を活かす、つなげる、つなげて行く。

    わらしべ長者」的な?笑

     

     それを、いろんな人でつないでいくってことだなあ。

    それが「面白い」。

    「面白い」ことは続く。


     「つなぎ役になる、パイプ役になる」それは、私の言葉でさらにいうと「ファシリテーターとして立つ」ことでもあるんだけど、それは自分だけでやっていては意味がないってことですね。

     いろんな人が、そうなっていくこと。

     それを楽しめること。楽しめるような環境調整をすること。

     そういうことをしたいなー、そういうことができるようになりたいなーって思います。

     「ファシリテーターを手放す、手渡していく。」

     「いい関係性」ができた中で自分が「ファシリテーターでいる」ことは、楽しくて(気持ちが良くて)独占したくなってくるんだけど、そこに陥ってはいけないなあ…と思うのでした。

    「ともに働く他者と、『新しい関係性』を更新し続け、言わば、『連帯』しつつ、よい仕事を成していく」

    対話を続けることは、挑み続けることを必要とします。新たな関係性を生成するべく橋を架ける」

    「何のために」「どうしたら」

     この辺りのことは、昨日読んだ複数の本で出合った言葉。偶然ではない、と思えます。


     来年はさらに、「そもそも」に立ち戻って、もがいてみたいな、そこを楽しみたいな、と思います。


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    2019-12-28

    「立ち戻る場所」、言葉、そしてイメージとエピソード

    09:19

    学校教育目標WS」のワークを「記録」にまとめる。

        

     

     先日行った、学校教育目標ワークショップ。今までの振り返りと、すでに校長先生から提案された「次年度学校運営方針」(重点努力事項案)をベースに4月からの教育計画作成に向けてのキックオフ、みたいな位置づけ。

     

     ワークの後が、実は大事だと思っている。

    ワークは、みんなでわいわいおしゃべりしながら、理想とアイデアを出し合うから楽しい。


     

     「立ち戻る場所」をみんなで対話しながら共有するのが、ワーク。

     そこを具現化するために考え方やアイデアを共有する、解釈やイメージが同じところや違うところを対話を通して確かめ合うがワーク。どっちが正しいとか間違いとか、そういうことではなくて。

     聴き合う。 

     

    「ここが『立ち戻る場所』ね?」

    ってことにするのが、ワーク。共同作業。

          

     学校の「立ち戻る場所」は「学校づくりのコンセプト」「学校教育目標」。そして、今回の目的からいうと、そこから導き出された案としての次年度重点努力事項案。

     この「学校づくりのコンセプト」「学校教育目標」の文言を「立ち戻る場所」の目印にするってこと。「文言」は文言だから、そのイメージするところは、実は個人によって違うことが多い。だからこそ、お互いのイメージをエピソードとともに共有しておく作業は、とっても大切だと、私は思っている。


     その作業があるから、どんなことを目指すのか、どんな環境があるといいのか、どんなことをするか、などメンバーの創意工夫が発揮できる。その先生の「強み」が発揮しやすくなり、そのメンバーの中での自分の役割、価値が分かりやすくなると考えている。


     この「立ち戻る場所」としての「文言」について、仲間のイメージとアイデアを共有する「今ここ」作業が、学校教育目標ワーク。そして、そこには、今年度一緒に取り組んできた仲間の、お互いのエピソードがたくさん詰まっていることが大事。

    「あの時、こういうことがあって、それでね…」

    「あー、そうだったねえ。あれはうれしかったよねえ!」

    「で、あの時はいいかなって思っていたんだけどさ、それがさ…」

    「うんうん、そっかあ。」

    「だから、やっぱりこうした方がいいと思うんだよね。」

    「なるほど。」



     「立ち戻る場所」を決めて、そこを元にお互いにおしゃべり、対話しておくことを大切にしたいと思っている。

     この作業があるから、自由になれるし、工夫もできる、そんな感じ。それに、ここでのおしゃべりの中に、本当に目指したいことが、その人の言葉になって出てくることが多い気がしている。


     例えば、ある先生は

    「あのね、私は『まずやってみよう』をモットーにしたいんだな~。なんでかって言うとね…。」

    「うんうん、そうだよねー。」

    「分からないはステキ!!ってことだと思う。そういう気持ちを教師自身が持っていることが、子どもたちにとっては安心で、次のチャレンジにつながるきがするの。だってね…、A君がさー…」

    と話している、それを、うんうん、と聞くグループの仲間。


     一方では、

    「テストの点数もちゃんととらせたいよね。やっぱり、この中で『できる』って思っていても、結果として出ないとそれはやっぱり、本当の自信にならないと思うし。」

    という意見だってある。


     どっとだって、「同じ」こと、同じ「立ち戻る場所」からの思い。違うことを言っている訳ではない。



     27日は年休の日だったんだけど、済ませたい作業があったから出勤。

           

     その作業というのは、25日のワーク、まだ模造紙に付箋紙がたくさんはったままの状態。まあ、この模造紙を使っていけば問題はないんだけど、やはりここはきちんと「記録」として書面にしておくことが、けっこう大事だと私は思っている。

     今の段階は「次年度重点事項」から、「【発散】取り組みたいこと、取り組めたらいいと思うこと(個人内)」を出し合って、グループ内で「【収束】特に大事にしたいこと、重要ポイント」を確認し合った段階。だから、まだ学校組織として「決定」している訳ではない。まずは、次年度へのアイデアをたくさん出し合って、

    「ここを大事にしたいよね。」

    「こういうことができたらいいよね。」

    ということを、数人で確認し合ったところ。

           

     付箋紙がたくさんはってあるワークで使った模造紙はアイデアの宝庫。だから、これを「アイデア」のままにしてしまわないようにしたい。

     だから文字に起こし、記録として整理する。一覧表にする。

     そしてそれを3学期の「お試し」にしで「やりたい人」「やれる人」でちょっと試行してみる。そのための「記録」

       

     

     3学期は、次年度に向けてのお試し期間。それも、みんなで出したアイデアの中から、自分や自分たちで選んで、実際にやってみる、そんなチャレンジ期間。

     アイデアとしては面白いけど、実際やるとなったら問題が出ることもある。それはやりながら改善したり、やっぱり難しければ、自分の判断でやめてもOK

     

     アイデアを出すにも、実行するのも、やめるのも、自分たちでできるというのがなかなかいいと私は思っている。学校教育目標ワークショップで、「立ち戻る場所」(文言)をもとに、みんなでおしゃべりしている、そのプロセスがあることで、そのまま具体化するのにも改善するのにも、またはやめるのにも、その規準が職員室メンバーの中に、なんとなく共有される感じがあるから。

         

        

           

     次年度への「アイデア今ここ」は出そろった。あとは、それを「お試し」をする、職員室の楽しいチャレンジが3学期。

           

                

     子どもたちには、ぼくらは「どんどんチャレンジ、失敗OK、ミスOK!」って言っている。これはもう、ぼくらの中の共通フレーズ。(もともとは、ある子が言い出したくれたことを、“これいいね!”って使い始めたんだけど)

     だから、ぼくら教員チームも「どんどんチャレンジ、失敗OK、ミスOK!」で行けばいいんだと思う。

         

           

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    2019-12-27

    妄想が小さな現実になった気がした

    08:16

     実は以前、ある方とお話ししていて

    (ああ、それってすてき!)

    と思った「教室」環境がある。

     今の私の妄想の一端のゴールの一つになっている気がする。

     どんなのかというと、

    教室職員室が同じ空間」なイメージ。

     

     教員は教員で自分の学びをしたりよりよい学びの環境を保持したり推進したりするのに必要な事務仕事をしていて、同じ空間で子どもも自分の学びをばりばりやっている。困ったりしたら、友達に相談したり教員に質問しに来たり自由にできる。

     もちろん、休憩時間も自分で設定していい。

     でも、そこは「みんなが学ぶ場」だから、それなりの過ごし方のマナーはお互いに守る。でも「しーん」というのではなく、なんとなく温かい声がベースにBGMのように流れている、そんな感じ。


     大人は大人の「仕事(学び)」をし、子ども子どもの「仕事(学び)」をする」、そこに、大人とか子どもの区別はあまり必要なくて。

     それでも、教員は教員として「ちゃんとそこにいる」。


     レッテルはいらなくて、でも、そこに「居る」。

     うーん、なんといっていいのかな~。


     

     今、学校は、冬季休業中。

    でも、登校したい子どもは登校してメディアセンターで学習していい、ってことに今年始めて試行的にやってみています。

     「くる子、いるのかな?」

    と思っていたら、半分以上の子が期間中、参加しています。

     

     それで、教員チームも、自分の事務仕事をメディアセンターに持ち込んでやったり、必要に応じて個人支援を行ったりする、そんな場になりました。期せずして。

     もちろん、冬季休業中だから、「〇時間目」とか「休み時間」とかの区別もなく。

     昨日は、私が日直だったのでそこに入ったんですが、あえて余計なお節介はせず、私は私で3学期の予定を立てる仕事に専念。それでも、子どももたちの様子にはアンテナを張るようにはしていて。


     質問にくる子には応え、

    「お、それ、面白いなあ!」

    「それ、いいんじゃない!?」

    「分からないくらいが、ちょうどいいのさ~笑」

    とか、時々ちょっかいを掛けながら、自分の「仕事(学び)」もする、そんな時間。

     飽きてくる低学年がいると、しばらーく様子を見て、それでも

    (うーん)

    だったら、

    「あの、ここじゃないところで、それしてもらえる?みんな、こっちでそれぞれ学んでいるの、見えるでしょ?」

    「やろうかなーって思ったら、一緒にやろうよ(^^)。」

    っていうと、まあ、少しすると、自分のやることをそれぞれ見つけてやり始めるし。

    叱ることも、「やらせる」ことも、別にない。


     冬季休業中だから、そんな感じでいいかな、とお試し。


     それでも

    「先生、冬休みの宿題、めっちゃ進みました!」

    って言ってかえって行く子もたくさん。


    「私も、すごいはかどったよ~(^^)。3月分くらいまでの予定が大まかに立てられた!」

    なんて会話を子どもたちとするのもなかなかいい感じ。



     妄想イメージが、ちょっとだけ現実イメージになった、そんな昨日の1日。 

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    2019-12-26

    学校教育目標ワークショップ

    07:06

     学校教育目標ワークショップ

     

    これを毎学期開いて、「そもそも」 について考える、立ち戻るべきところに立ち戻る、そんなことをやり始めて2年?かな。

     昨日のそれも実に面白かった。

     次年度方針、次年度の重点事項と重ねてやったことで、3学期がその「お試し期間」になりますね。

     

     即効性はないかもしれませんが、漢方のように効いてくるよなあ、というのが実感。

     効いてくる、というよりも、「そもそも」みんながもっている思いや強みを、「だしていいんだね、表現していいんだね。、やってみていいんだね」をお互いに確認し合う、そんな場になっているんだと、見ていて思います。

     ホワイトボード・ミーティング®でやるときもあるし、ワールドカフェ的に行うときもあるし、付箋紙と模造紙を使うときもあるし。

     

     その時々で方法はいろいろだけど、「聴き合う」練習エピソードの価値について、みんなでいろんな場で練習し考えてきたここ2~3年だから、今がある、そんな感じです。


     これも、実は、職員会議での「5分間シャベリカ」からスタートしたんですけどね、じつは笑。

    https://teamgame.stores.jp/items/5132e8ce421aa907b4002096

     ここからが、また楽しみ。


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