makine45の日記 このページをアンテナに追加

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2019-01-04あけましておめでとうございます このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

今年もよろしくお願いいたします。

家人の都合で、臨床教科教育学会には残念ながら参加できません。

今日の毎日新聞の1面に、

「平成という時代 第3部」

と題して

【学ぶ「場」ネットに】

という記事が載っています。

「N高校」の生徒たちの話が中心です。

記事は、3面記事に続いていて

「揺らぐ一斉授業」

という展開をしています。

「アクティブ・ラーニング」の衝撃からまだ数年で、もうここまで動いている高校を全国紙がトップで紹介しているのです。

西川先生の「予言」が、見事に的中していると感じています。

こういう記事を同僚たちがどのように読んでいるのか、私はとても興味があります。

読んでいないのか、無視しているのか、

「高校の話だから、小学校には関係ないし」

という態度をとっているのか、わかりません。

この流れは、もうすぐ中学校にもやってくるでしょう。

そのとき、小学校はどうするのか。

「一斉指導が基本ですから」ですむのでしょうか。

と、新年早々に悲観的な記事を書きました。

もっと書きたいことはありますが、公教育で禄を食む身分では、これが限界です。

2018-12-232学期が終わりました このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

2学期が終わりました。

行事に追われて、こなしているだけの2学期になってしまいました。

もう少し、余裕がほしいなあと感じています。

学び合い』は、結構楽しくなってきました。

どういうわけか、毎年2学期の終わり頃になると、『学び合い』が進んできて、楽しくなります。子供たちに、すとんと落ちるまで半年ほどかかると言うことでしょうか。

社会科は、完全な単元丸投げの『学び合い』をやっています。

テストでは、平均が90点を超えるようになりました。

最低点も向上しています。

最後の『学び合い』で

「バイオ・トイレ、って何?」

と発言したグループがあり、このグループの発言からと楽しい展開になりました。

質問を出す子供のちょっとしたずれが新しい展開を作ります。

「君たちだけで勉強して、この成果だから、次は算数でもお願いします」

と話しました。

子供たちが失敗しても、子供たちを責めてはいけません。

「次はどうするの」

と訊きます。

次で、またうまくいかなくても

「次は」

と訊きます。

これを繰り返すしかないと思っています。

新しい学習指導要領の完全実施に向けて、いろいろと書類を作らなければならないことになってきました。

3学期は、子供たちの行事は一段落しても、今度はこっち側の問題が多くなりそうです。

2018-12-09教師の勤務時間について このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

西川先生が書いていらっしゃる勤務時間について。

身近な人たちを見ていても、私ほど勤務時間を守ろうとする勤務態度をとっている人はなかなかいません。

朝は、勤務時間開始1時間前に学校に入ります。

早朝勤務をすると、自分の時間が思うように取れます。

「朝。7時30分より職員会議」

なんてことはないからです。

帰りは、16時45分で勤務が終わります。

私は、17時30分前には、学校を出るようにしています。

早いときには、16時45分に学校を出ています。

教務主任も早いので、二人で

「今日はお先に」

なんて言い合っています。

早く帰るので、用事がある同僚は、私が職員室に入ると同時に

「先生」

と呼びに来ます。

業者の方も

「先生はなかなか会えませんね」

と言っています。

それでも、1ヶ月でだいたい30時間程度の超過勤務になります。

小学校の1ヶ月の授業日数は、だいたい20日ですから、1日1.5時間程度の超過勤務になります。

働き方改革の「45時間」という数字は、私のように働かなければ達成できない数字です。

朝、30分程度の余裕を持ちたいという勤務は、帰り1.5時間程度の超過勤務までが一応の許容範囲です。それで、1日2時間の超過勤務となり、1ヶ月40時間となります。

夕方、1.5時間となると、18時15分までです。これはかなり達成困難な時間設定です。

だいたい土曜日日曜日も4時間程度の勤務をしたとなれば、それだけで30時間を超えるような超過勤務になります。

45時間を達成するとなると、私のように、当たり前に17時過ぎには学校を出るという勤務態度にしないといけないのです。

「勤務時間を減らしても、仕事が減らないから」

という同僚がいます。

自分で減らそうと思えば減らせます。

私は、どんなに教育的な効果が期待できるような実践でも、自分や子供たちに負担になるような授業は絶対にやりません。研究授業でも、この態度を変えません。

100点でなくても、80点で地道にしつこくやればそれなりの成果はでます。

それで、いいと私は思っています。

勤務時間についての議論を人任せにしないで、まずは自分でできることをやってみる態度が私は大切であると考えています。

2018-12-01蜘蛛の糸 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

勤務校では、音読朝会があり、すべてのクラスが1年に一度は登壇して発表を行います。

音読朝会ですから、本を見ながらでもいいはずですけど、どういうわけ必ず暗誦を行います。

今回は、芥川龍之介の名作、「蜘蛛の糸」に挑戦しました。すべて読むと長すぎるので、抜粋しました。

読んでみるとわかりますが、この作品は音読には向いていません。特に冒頭のお釈迦様のいる極楽の場面は、覚えにくいし、言いにくい文が並んでいます。

「御釈迦様は極楽の蓮池のふちを、独りでぶらぶら御歩きになっていらっしゃいました。」

お釈迦様が対象なので、敬語を何重にも重ねています。

「御釈迦様は極楽の蓮池のふちを、独りでぶらぶら御歩きになっていらっしゃいました。」

ですが、後半は

「ぶらぶら歩いていた。」

という部分を「お歩き」「なって」「いらっしゃいました」と重ねているのです。

この覚えにくい読みにくい文章を取り上げたには訳があります。

「リズムよく」

とよく言うのですが、最も「リズムがとりにくい文章は」と考えていたら、この文章があったということです。

芥川龍之介は、リズムをとりにくい文章を書こうとした訳ではないと思います。実際、カンダタがもがいている地獄の場面は、大変に力強い文が並んでいて、極楽ほどの困難さはありません。

「音読には向いていないと多くの人が思うだろう作品に挑戦してみる」

という目標の設定も、大変に楽しい展開です。

子供たちは最後まで

「先生、覚えられません」

と言い、最後には

「音読朝会が延期になることはありませんか」

とまで、言いました。

楽しいですね。

その都度、私は

「発表の日は決まっています。延期はありません。」

なんて、笑っていました。

子供たちは、どうにか無事に発表が終わって、1日はしゃいでいました。

かなりの重圧だったのでしょう。

次の目標は、6年生を送る会と卒業式です。

2018-11-25本当の自由とは このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

道徳の授業で

「本当の自由とは何か」

と問う題材の授業をしました。

五年生に、こんな設問をするのかという感じですが、「わけのわからない問題」が好きな私は、結構楽しみました。

「君たち、先生は自由に見えるのですか」

と質問すると

「私たちを自由にしてくれます」

と応えてくれました。

「別に、君たちを自由にしているつもりはないよ」

と言いましたが、私は子供たちをかなり自由にしているように見えるようです。

子供たちを縛り付けるようなことはほとんどしません。

けがをしたり、友達を傷つけたりすることに対しては、当たり前ですけど、厳しく指導しています。

それ以外は実にのんびりと子供たちを見ていることが多いようです。

子供たちからすると、

「自由だなあ」

と感じるようです。

私は、そんな子供たちの反応を

「いいなあ」

と思っているのです。

他の先生方からすると

「もっとちゃんと指導してください」

と感じるかもしれません。

実際、そういう反応をいただくこともあります。

「それができるからと言って、それが子供たちの将来の幸せにつながりますか。それをやりたいのは、教師ではないですか」

と言いたいこともあります。

寅さんではありませんが

「それを言っちゃあ、おしまいよ」

です。自分と自分のクラスに被害がない程度にやっています。

それを

「自由だなあ」

と感じているのでしょうか。


教育評論家の尾木直樹氏が

「教師は疲弊しきっている」

と最近の新聞で指摘していました。

決められたこと、やらなければならないことなどに追われて、確かに疲弊している同僚もいます。

多くの職場は、自分たちが疲弊しきっている現状にすら、気づかないだろうと思います。それが、常態ですから。

私は、教師のあり方も多様の方がいいと思っています。

多様な教師のあり方をどのように共存させるのか、この点については、30年前の職場の方が、ずっと智恵があったと思います。

そんなことを言うベテランも、もうすぐいなくなります。