こがぽん日記

大阪の堺市で小学校の教師をしています。
今年(2012)は2年生の担任になりました。
メールアドレスはkogapon7とgmail.comを@でつないでください。 『学び合い』は現在休業中です。今は信頼ベースの学級ファシリテーションを中心に実践しています。



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2008-04-13

ほんの小さなドラマ2

| 22:12

その次の道徳の時間。

クラスの目標を決めていた。

学級委員が司会をして、一人一人どんなクラスにしたいかを宣言していった。

後3人が意見を発表できずに残った。

Bさんが発言した。「テストで、えーと、わからないときにみんなで教えあうクラスにしたいです。」

前の席にいたCさんが言った。「テストで教えたらあかんやろ。」

Bさんが泣いてしまう。傷ついたようだ。

さあ、どうなるか。

子どもたちは、3方に分かれた。

まず、女子を中心に、ないているBさんのほうへ。

そして、男子を中心に、まだ意見が言えていない二人のほうへ駆け寄った。

そして、5分たらずで、女子のほうも解決し、意見が言えていない二人も発言できた。

この子ども達となら、ものすごい『学び合い』のできるクラスになるんじゃないかと、ワクワクしている。

学び合い』の語りの影響もあるが、もともとチームワークのある学級だと思う。もっともっと高めて、学力も心も上がっていってほしい。

ほんの小さなドラマ

| 21:57

朝の会の時間。前日に、日直はスピーチをするように告げておいた。

内容は、「自分の好きなものの紹介や、得意なことの紹介など、何でもいいよ。」と。

Aさんの番になるが、声が出ない。

沈黙が続く。

まずクラス全員に迫った。

「Aさんが困ってるけど、何もしなくていいの?」

子どもたちが口々に、「好きな食べ物とかない?」「好きな教科でもいいで。」「習い事をいったらいいんとちゃう?」と言うが、声が出ない。

また沈黙が続く。1分、2分。

こんなときにどうすればいいのだろう。

僕はAさんにせまった。

「『今日は言えないみたいだね。しょうがないね。次はがんばろうね。』と終わることは簡単や。でも、それでは絶対にAさんのためにならない。

恥ずかしい気持ちや、失敗したらどうしようって心配する気持ちはわかる。でも、それを越えないと、強い人間にはなられへんで。」

また沈黙が続く。1分。

またクラスにせまる。「助けようとするのは先生に言われたときだけか?」

クラスのみんなも必死だ。声かけはたくさんするのだが、Aさんには届かない。

また先生からのツッコミが入る。「なんでそこに座ってるの?去年1年生担任してたときなんか、すぐに困ってるお友達のほうに近寄ってたで。」

もうこちらも必死だ。

だだだーと、かけよる子どもたち。

二人以外、全員がかけよった。そしてわいわい相談をしている。

ある子が声をかける。「Aちゃん、いける?」「うん。」

だだだーっと全員が席につく。Aさんが口を開く。

「私のすきなものは、○○です。」

大きな拍手。みんなで一つの壁を乗り越えた気がした。

katunori-skatunori-s2008/04/13 22:09山形の佐藤です。「めあて」と「全員」で、つまずいています。今日の記事を拝見し、「全員」を求め続ける強い心(信念)について、学ばせていただきました。

kogapon7kogapon72008/04/13 22:33佐藤さん、はじめまして。コメントありがとうございます。
山形にいる方とまでつながれるって、すごくうれしいです!