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桐生の研究室 RSSフィード

タイトルを変更しました。 学校現場から大学へ籍を移して5年 日常生活と研究について語っていこうかしら。 kiryu☆juen.ac.jp(←☆を@へ)へ下さい。

18年12月21日(金)

息ぴったりな小学校訪問

小さな山間の学校へ訪問。

村の合併を受けて,中学校は統合移転され,

残された近代的なモダンな校舎に小学生40名弱。

管理職を含めても10人少しの職員数。

朝,雪かきをしている用務員の方と立ち話。

「上越も雪すごいだろ」

この一言で,本日,この時間にやってくる我々のことを認識していることがわかる。

学校に関わる全ての方に情報が行き届いている,

風通しのよい学校。

まずは,学校長と懇談。

共通の知人がいることが判明,

参観授業時間が始まっているのにさらに話をしていて,慌てて移動。

「写真撮ってもいいですか」

「どうぞどうぞ,公表もOKです。」

そう言われると,なかなかupしづらい。

学級は小学校1年生3名の授業。

第2時国語題材は,「てんとうむし」の詩

表面しか読んでいなかったんだなと子どもの解説を聞いて気付く。

必死に語る子ども。

2対1になっても主張する子ども。

その意見に対し解釈と対応に悩む教師。

その姿に教育の原点は子ども理解だなと,改めて感ずる。

形成的評価は,授業後ではなく,今ここで行うものである。

そして教師も一緒に悩み次の一手を考える。

教室全体が学びの場となっている。

だから,子どもは教師を信頼するのだろう。

第3時も国語 群読「らいおん」

3人が1回目の練習でバラバラ

でも2回目に驚異的に息ぴったりな発表。

で,どのように読むのかを個人追究させるように促すと

1年生らしい悪ふざけが始まるが,それに動じない担任

起こるでもなく,いさめるのでもなく,「待つ」姿勢。

これが,昨年度まで大学院2年に在学していた,

しかも,現在講師をしているとは思えない。

ひとたび個人追究に入ると,それまでの悪ふざけがピタッとやみ個人で追究が始まる。

「すごい1年生だな」

私の素直な感想。

午後は,5年生との合同算数授業

5年生が1年生に5年の問題を解かせようとする場面。

周りの5年生が否定の言葉を投げかける中,

1年生を呼んだ5年生はその雰囲気にひるまず一緒に問題を解く

実際1年生はたし算部分で一緒に学ぶことができている。

もちろん1年課題に手こずっている1年生に5年生が手伝う場面もあり,

手持ち無沙汰の1年生を引っ張った5年生の行動に素晴らしさが光。

素敵な上級生の行動だな。

ここにも風通しの良さを感ずる。

一斉下校,ちょっと我々にはにかむ様子が見える1年生の女の子が,

我々のいる部屋からみえる急な神社の階段を上級生2人と一緒に上っている。

その様子を見ている我々に気付いたのか,

3人が皆一斉に手を振ってくれた。

この子の中に少し入ることができたのかな。

最後は先生方との研修会。

ここでも息ぴったりな先生方の様子を拝見する。

アー素敵な児童のいる学校は,素敵な先生方もいる学校なんだ

と実感

往復515km

全然苦ではない,でも疲れはある。

また行きたくなった学校の一つとなりました。

感謝。