西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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16/11/13(日)

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 私は大学教師として30年勤めました。その間に何百人のゼミ生を育てました。その経験から分かるもの、教えて伝えられるものと、教えても伝えられないものがある、ということです。

 教えても伝えられられないものの一つが、仕事は自分からもらうこと、それが自分に得だということ。

「なぜか仕事がうまくいく教師の7つのルール」(学陽書房)に以下の文章を書きました。

『私の大学院での指導教員は小林学先生です。本当に優しくて素晴らしい先生でした。東京都の高校の教師でしたが、若くして指導主事に抜擢され、そして、文部省の教科調査官になり、筑波大学の教授になられた方です。私が東京都から合格通知を受けた後、その小林先生にどうやったら出世出来るかを聞いたことがあります。その時、小林先生が笑いながら話してくれたことです。

 小林先生は私に、「採用されれば、色々な研修団体の会に参加すると思うよ。その会に出席して受け付けをしたとき、何をする?」と聞かれました。ま、名簿に名前を書いて、会場に移動します。しかし、それでは駄目だそうです。小林先生曰く、受付の人に「何か手伝うことはないですか?」と聞くことだそうです。おそらく、最初は断られるでしょう。でも、二三度申し出ると、仕事を用意して待ってくれます。そして、終われば、打ち上げに参加します。そうすると、今まで出会えない人と会うことが出来る。情報が広がり、より高度な仕事が与えられる・・・・。

 大学の教員は二十代の若手の時から、大校長の飲み会に参加することが出来ます。利害関係が殆ど無いので、私の前では大校長同士が何でも話します。それを横でニコニコしながら聞いていると、使える中堅、そして何よりも使える若手がいないことを困っていることが分かります。学校や地域は、文部科学省や県の事業を受けなければなりません。その際には実戦部隊として動いてくれる人がどうしても必要なのです。ところが、「それを受けられる能力のある」と確信を持てる教員が殆どいないのです。地方の教育サークルの実の参加者は十人もいません。しかし、その中で継続して発表したり、裏方をしたりする人はごく限られています。偉い人は、そこで人を見ているのです。』

 

 自分の職場で、「何か仕事ありませんか」とは言っていると思います。そのような教育はしています。しかし、自分の職場以外に一歩進んで言えるかどうか?そして、自分から仕事を生み出すことが得だと分かるかどうか。

 我がゼミ生でも、そうなのですから、多くの先生方がこのことが分からないのは当然です。しかし、ワンノブゼムでは子どもを守れない。それが分からないのでしょう。守れないとき、社会に恨みを行っても仕方がありません。社会を動かすために一歩を踏み出さなかったのですから。