西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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08/03/31(月)

[]ゼミ生へ 13:11 ゼミ生へ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ゼミ生へ - 西川純のメモ ゼミ生へ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今は機械で判断していましたが、昔は人が電車の切符をチェックしました。電車から降りる数百、数千の人の流れの中で、不正乗車を見抜いていました。何故、そんな神業みたいな事が出来たのでしょうか?答えは、切符ではなく、人を見ていたのです。不正乗車をする人には、心の迷いがあり、それが行動に現れます。私も近いことが出来ます。それはゼミ生が研究を相談に来たとき、私は5秒以内に、ゼミ生が一言も発する以前から、それが良い研究か否か、私が相談を受けるべきか拒否すべきかを判断します。それはゼミ生の目を見れば分かるからです。

 一人一人の研究を最も分かる人、そして分かるべき人は私ではありません。当人です。私の数百、数千倍の時間と手間をかけて、その研究と向き合っているはずです。従って、良い研究であれば、その目は自信にあふれており、言いたくて、言いたくてしょうがない状態です。そんなの小学生だって分かります。逆に、自分の研究に自信がない時、自分で何も考えず、教師のアドバイスを得ようとする場合、恥ずかしくて、恥ずかしてしょうがありません。私の目を見られずにいます。これまた、小学生だって分かります。ちゃんと考えてきた相談の場合には、ちゃんと相談を受けます。ただし、大抵の場合、「それでいいんじゃない」と言えばいいだけです。だって、一番考えているのは本人ですから。

 自分の研究が成功するか、不安かもしれません。でも、私は皆さんの研究テーマが失敗することを想像できません。意外かもしれませんが、「『学び合い』が失敗した~」と思った研究の方が、素晴らしい研究に成長しました。だって、予想したとおりの結果が出たとしたら、既に我々が理解している研究の延長上の結果なんです。理解不能であり、失敗と思われる結果が出たときこそ、新たな知見が生まれます。かってMiさんは実践研究から憔悴した状態で戻ってきました。また、K閣下の場合も、失敗したと報告してきました。学部生のSの研究では、学び合いが成立せず、惨憺たるクラスの実態をデータとして持ってきました。こんな例は数限りなくあります。その度に、「今はそう見えるかもしれないが、もう一度、データを見直して欲しい。我々の方向性に間違いはない。私を信じられなくても、我がゼミのOBである素晴らしい教師の成果の蓄積を信じて欲しい」と言いました。そして、素晴らしい結果を明らかにしました。もし、『学び合い』の文化にどっぷりつかり、様々なサポートを受けている皆さんが、仮に学び合いを成立させ得なかったとしたら、そりゃ、もしかしたら今までで一番凄い発見だと思います。あははははは。そんな理解と覚悟で私は皆さんの研究と関わり、そして任せています。そして、皆さんが絶対に最悪な結果にならないようなリスク管理をしております。

 安心してください。私は二十数年間に、数百の学生・院生の研究指導をしております。私は小学校、中学校のプロではありません。しかし、大学教育のプロだと自負しております。「私を信じられなくても、我がゼミのOBである素晴らしい教師の成果の蓄積を信じて欲しい」と願います。そして、攻めましょう!日本のため、そして、自分のために。

hayato-rikahayato-rika2008/03/31 19:47先生にアドバイスをもらおうとするときは、なんとしてでもいいものにしたいという気持ちが多いです。逆に先生にかかわりたくないときは、別に、こんなもんでいいやという気持ちが多い気がします。それは私にもわかっていましたが、目を見るとわかるというのには気づきませんでした。確かに『目』というのは人間の中で一番素直な部分だと思います。目が泳ぐというのがまさにそうですね。目だけはごまかせない。勉強になりました。

katunori-skatunori-s2008/03/31 20:12hayato-rikaさんと、まったく同感です。自信があるときの方が、上司・先輩・同僚に意見を求めます。そうじゃないときは…。
受け持ちの子供もそうなのだろうなあと思いました。そういう子には、「気持ちはわかるよ、でも…」とでも言うかも知れません。

「そして、攻めましょう!日本のため、そして、自分のために。」という言葉に、自信にあふれた目で応えたいと思っています。準備を始めています。

jun24kawajun24kawa2008/03/31 21:51hayato-rikaさんへ
もう一つ種明かしをすると、我々は「目」で分かったとしても、それで評価しません。何故かといえば、学習者が「目」でごまかそうとするからです。だから、「遊んでも、何してもいいんだよ。結果を出してね」と宣言します。そうすると、ごまかそうとする非生産的なことはしませんから。結果はごまかせませんからね。
 あと、大学で学生さんに話しますが、一度、教卓からクラスを見ると、よく見えることが分かります。内職していたり、居眠りしていると一発ですよ。あははははは
katunoriさんへ
大事なポイントだと思います。自信を持てない子どもをどうサポートするかですね。教師はサポートしきれません。特に、目立たない子どもの場合はそうですよね。だから、そういう子を受け止められるクラス作りが一番大事なんですよね。
 準備の件、ワクワクしています。待っている人は少なくないはずです。