『学び合い』の文化を教室に このページをアンテナに追加 RSSフィード

私立の中高一貫校で国語を教えています。

2008-04-19

「最後まで迷ったんです。」 18:22 「最後まで迷ったんです。」 - 『学び合い』の文化を教室に を含むブックマーク はてなブックマーク - 「最後まで迷ったんです。」 - 『学び合い』の文化を教室に 「最後まで迷ったんです。」 - 『学び合い』の文化を教室に のブックマークコメント

と数学の同僚に言われました。担当は高1です。

今日2時間続きの二時間目に、小テストをやらせようか、『学び合い』のように、問題を教え合わせようか、とぎりぎりまで悩んだのだそうです。

結局、恐くて小テストにしてしまった、という話でした。

すると、同じ数学科の他の教師が、

「やってみると、ちゃんと教え合いますよ。」

と助け舟を出してくれました。担当は中2です。

おおっと、思わぬ所で数学に広がっていたとは!

何でも、そのクラスはとても大人しいクラスなので、もっと関わりあいが生まれてほしいと願っているのだそうです。

必要なものがあれば、いつでも提供しますよ、という話をしました。

やはり、年度末の職員研修会で『学び合い』の報告をしたことが生きていたのだな、とうれしくなりました。

さらに、今の中三の生徒たちがためらっている同僚の背中を押してくれるでしょう。

楽しみです!

泣きそうになった 15:05 泣きそうになった - 『学び合い』の文化を教室に を含むブックマーク はてなブックマーク - 泣きそうになった - 『学び合い』の文化を教室に 泣きそうになった - 『学び合い』の文化を教室に のブックマークコメント

学び合い』を始めてから、授業中の生徒の姿に感動することが増えました。

これは確実。

一斉授業では、

1 教えている自分の姿に酔っている。

2 その自分の授業に乗ってこない生徒に憤っている。

といった自分がいました。

今は、授業中は生徒をいじり、学び合う姿を観察し、授業後に学習カードに「期待してます!」とコメントして、また授業の最初に気がついたことを伝えて、『学び合い』を進めていきます。

そんなサイクル。

今日は1時間目の3組は、朗読のテストでした。

発表するグループが壇上に立ったら、次の発表のグループは教室の右前に出て待つように指示した。「合唱コン方式」と名付けてみました。

最初の2人組が立派でした。

一人で読む所、二人で声を重ねる所、それぞれが詩の解釈とぴったりとはまっていました。

自然と拍手が生まれました。

最初が素晴らしかったので、その後がおちゃらける訳にはいきません。

次々と真剣に、それぞれの工夫をこらした発表をしていきました。

最後に8人組が残りました。

かなーり心配していた○○さんがいます。

案の定、真っ直ぐ立てません。このグループは二人ずつ四組に分かれて1連ずつ読んでいくことにしたようです。

○○さんはトップバッターで読み始めました。

タイミングが合わない。つかえる。

「笑ったら失格」と授業の最初で伝えてあります。

今までだったら、照れ隠しに笑ったでしょう。

でも、必死に耐えてます。

1連が終わりました。

次の二人が読み始めます。声の質が対照的で、それが重なって素晴らしい響きになっています。

すると、読み終えた二人は、集中を切らさず、仲間の読んでいる箇所を目で追っています。

これで立て直すことができました。

最後まで崩れずに読み終えることができました。

感動した。

「○○さん、ぎりぎりだったねえ。」なんてからかいましたけど、本当は感動してました。

4時間目は5組でした。

前時、一人で活動している生徒が二人いました。そこで4組で話したと同じような話をしました。

活動が始まると、一人はすっと仲間に入れてもらえました。

もう一人には誰も声をかけません。

「一人で活動している人がいるね。」

と投げかけてみました。

すぐ前にいた二人が動く。しかし、交渉は不調に終わったようでした。

でも、その二人が動いただけでした。他の生徒はまったく干渉しようとしません。

いいのか。

本当にそれでいいのか。

しばらくして、14のグループを板書して、もう一度念を押しました。

「一人でやりたいというのなら、それはそれで構わないんです。でも、みんな本当に確認しましたか。自分たちは関係ないという態度だったら、いつか、自分もそうなりますよ。そんなクラスにいたいんですか。」

一番離れていた5人組が動いた。

そして、6人組になりました。

泣きそうだった。

放課後、メンバーのうちの二人が職員室に顔を出した。

「いい動きだったね。」

と話すと、

「無理矢理だったよねえ。」と言ってました。

でも、授業の終わりに一人だった生徒に、

「みんなと一緒もいいでしょ。」

と聞くと、ニコニコしてました。

今日は腰痛で休んでいた生徒も久しぶりに登校し、仲間に入れてもらっていました。

やっと、クラスとしての動きが少しずつできてきたかな、と感じます。

D902iD902i2008/04/19 16:57筑田さんの記事に心が潤いました。
ありがとうございます☆

ikutosuikutosu2008/04/19 17:13いえいえ、『学び合い』を教えていただいたおかげです。
生徒たちってすごいです。

janglejapjanglejap2008/04/19 22:41小学校での実践では、算数が一番やりやすいと感じています。
一番難しいと感じている国語ではikutosuさんの実践、参考になります。

jun24kawajun24kawa2008/04/20 06:56筑田さんが、私がやってみましょうか?と言ってみたら?
だって、その先生から、「今日の目的は何ですか?それを具体的に評価できる方法は何ですか?」と聞いて、分かれば、出来るから。きっと魔法使いみたいに見えるはずですよ。あははは

ikutosuikutosu2008/04/20 15:09>janglejapさん
ありがとうございます。
少しでも参考になるなら、幸いです。N先生に指摘されたことですが、つい目的ではなく、方法を語ってしまうんですよね。
自戒しつつ、精進します。
>N先生
その手がありましたねえ。(にやり)
うふふ、今度やってみちゃおうかなあ。

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