Hatena::Groupmanabiai

(続)nakajimaの「一期一会」

長野県南部の中学校で社会科の教員をしています。授業公開は日程が合えばいつでもOKです。その際は①参観はできるだけ複数名でお越し下さい。②授業後に授業(『学び合い』)についてお話をする時間を確保して頂けるとありがたいです。③必要であれば異学年学習の公開も可能ですので、希望があれば事前にお知らせ下さい。連絡をする際のmailはnakachiro0402☆outlook.jp(☆を@に)です。よろしくお願い致します(深々と礼)。

2019-12-15

その8

20:09

その8:長い目で見る

学び合い』をやり出した当初は、生徒たちがどんどん動き、どんどん学びます。その姿はとても前向きに見えます。そりゃ、黙って教師の話をガマンして聞いているよりよっぽどいいですから。

しかし、そんな状況は長くは続きません。そのうちに『学び合い』に慣れ、生徒1人ひとりの「素」が出てきて、おしゃべりが始まったり、課題をやらなくなったりする生徒も出てきます。その時、教師は「最初はあんなに良かったのに…」と思うのでしょう。ここで「何やってるんだ‼︎」と言いたくなる気持ちも分かります。しかし、それでは生徒は成長しません。もちろん、言うべきことは言いますが、長い目で集団の成長を見守る姿勢が大事なのです。

学び合い』は魔法ではありません。また、急な変化は長続きしないのです。生徒の変化を少しずつ認め、評価することが大事です。

2019-12-12

その7

18:41

その7:強いるのは「結果」だけ

教師が生徒に強いる(求める)のは「結果」だけです。結果を導き出す過程は生徒に任せます。本来、学ぶプロセスは生徒の数だけあるはずです。その全てを教師がコントロールできる訳がないと思います。だから、結果を出してくれれば何でもいいというスタンスが教師にあるかどうかが『学び合い』の授業には必要です。

ただ、ここでいう「結果」とは生徒個人の「結果」ではありません。クラス全員が所謂「折り合い」を付けながら課題をクリアすることが、ここでいう「結果」であることを忘れてはならないし、自分だけできて満足している生徒(またはそのような集団)にどのような声がけを教師がするかで『学び合い』なのか単なる放任なのかが決まってくると思います。

2019-12-11

その6

19:37

その6:教材研究

教材研究とは資料研究でも授業のシュミレーションでもありません。生徒にその単元でどんな力を付けるかを考えることです。

そんなことは当たり前…と言う方に限って授業が細切れになり、前時と次時が繋がらないどころか、単元の学習が終わった時点で何を学んだのかさえ分からない場合が少なくありません。

私はそうならないように、単元のまとめとして単元テストを実施しています。そして、学習カードはマイナーチェンジしています。『学び合い』の授業であっても教材研究は必要ですが、やり方を間違えるとただの放任になりかねないのです。

2019-12-10

その5

20:08

その5:教師は見る(看取る)ことが仕事

これは『学び合い』だけに限ったことではないのかもしれませんが、教師の仕事は集団や個人を看取り、的確な声がけをすることです。

的確な声がけをするためにはじっくりと授業の様子を観察し、生徒の変化を感じる必要があります。だから、何も言わずに黙って見る時間が必要です。教師が話をしている時間が長ければ長いほど、生徒は考えなくなるし、教師は生徒を看取れなくなります。授業は教師の自己満足のためにあるのではありません。生徒を成長させたいのであれば、教師は黙って任せる時間が必要なのです。

2019-12-09

その4

18:34

その4:点数「も」大事

学び合い』が定着すれば、テスト点は上がります。しかし、テスト点の上昇だけを強く望んで『学び合い』の授業をすると、いずれクラスはバラバラになります。テストで結果の出ない生徒は非難され、能力の高い生徒は勉強のできない生徒をバカにするようになるのです。

しかし、その一方でクラスの繋がりだけを重視していると学力は高まりません。なので、テスト点「も」大事という意識が教師にあるかどうかは大事です。

また、生徒同士の関わりとテスト点が改善するには時間と経験が必要ですから、特定の教科だけとか1週間に一度の「学び合い』にあまり意味はないし、結果も出ないと私は思います。