あおのりの共育挑戦記

千葉県で小学校の教員をしています。 『学び合い』の精神で子どもたちと共に育っていけるよう日々チャレンジしていきます。

2013-10-02 (水)

障害者差別解消法

今年6月,文部科学省が『障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律』(障害者差別解消法)を公布しました。学校関係者にも周知が図られ,今,障害者制度の大きな改革が進みつつあります。


その改革理念にとても共感したので,下に掲載させていただきます。

第1 障害者制度改革基本的考え方


あらゆる障害者が障害のない人と等しく自らの決定・選択に基づき、社会のあらゆる分野の活動に参加・参画し、地域において自立した生活を営む主体であることを改めて確認する。

また、日常生活又は社会生活において障害者が受ける制限は、社会の在り方との関係によって生ずるものとの視点に立ち、障害者やその家族等の生活実態も踏まえ、制度の谷間なく必要な支援を提供するとともに、障害を理由とする差別のない社会づくりを目指す。

これにより、障害の有無にかかわらず、相互に個性の差異と多様性尊重し、人格を認め合う共生社会の実現を図る。


引用・・・障害者制度改革の推進のための基本的な方向について(平成22年6月29日閣議決定

詳細は内閣府のウェブサイト

<参照>

障害者制度改革の推進のための基本的な方向について(6月29日閣議決定) 【概要】

障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(障害者差別解消法<平成25年法律第65号>)の概要


特別支援学級に在籍するすべての児童が『障害』者ではありませんが,『支援が必要』な子としては似た側面を持っていると言えます。

もしかしたら,自ら決定・選択をさせてもらえなかったり,社会の活動に参加・参画する機会が与えられなかったり,自立した生活を営むことができなかったり,個性の差異や多様性尊重されにくい存在としてはある意味,同じ立場とも言えるかもしれません。


彼らを取り巻く現実は大変厳しいものですが,環境はこれからどんどん変化していきます。

その変化がよりよいものとなるように,また,子どもたちの成長を支えていく上で,私たち大人が知っておいたほうがいいこと,考えておきたいことがたくさんあるように思います。


上記のような『障害の有無にかかわらず、相互に個性の差異と多様性尊重し、人格を認め合う共生社会』を目指す上で,まず私たち大人同士が考え方や思いを共有したり,協働を図ったりする必要性を感じています。




今,個人面談を進める中で,教育に行き詰っている家庭や,不満があふれんばかりの家庭の現実に直面して,どうしていいか分からなくなることがあります。

そんなときこそ,集団の力を利用してみんなであれこれ相談し合ったらいいだろうなぁ~と思います。

若造の教員一人の言葉よりも,同じく子育てで苦労中の同志であるお母さん仲間からの言葉の方が,きっと胸に響くいいアドバイスになるだろうなぁと思います。


もうすぐ授業参観があり,懇談会も実施されます。そこで上手くパイプ役になれたらいいのですが。



上記の内容の一部を,学級だよりに載せようとしたところ,上司からストップがかかりました。ストレート過ぎる,と。

なるほど,反省です。かなしいかな,障害とか支援とかそういう認識を全く持たずに特別支援学級に「入れさせられた」ような経緯の家庭もあるようです。そういう家庭にはショックが大きすぎる,と。

う~む・・・と思いつつ修正を加え,無事発行しました。

情報発信をたくさんしてはいきたいですが,伝え方というのは難しいですね。

ん,ここに載せるのは平気かな?厳しい場合は教えてください。削除します。