あおのりの共育挑戦記

千葉県で小学校の教員をしています。 『学び合い』の精神で子どもたちと共に育っていけるよう日々チャレンジしていきます。

2013-08-21 (水)

今,やりたいこと。

子どもが小学校段階までに学ぶべき「内容」を整理して,活用できるようにしたいと考えています。


具体的には,教科・領域毎に指導事項,学習内容を段階的に整理してデータベース化します。そしてそれを児童の学習進度や理解状況のアセスメント用のチェックリストとして活用したり,学習課題を与える上での参考資料としたりできるものを作りたいです。

学習内容と手だてをリンクさせておけば,学習課題(目標)と学習手段(環境設定)を一度に手に入れることができるようになります。


どうしてこんなことを思ったか。


特別支援学級では障害の程度に応じて,教育課程を比較的自由に設定することができます。もちろん,拠り所となるもの(特別支援学校の学習指導要領)はあるのですが,指導事項が教科別,学年毎に細かく規定されている通常学級と比べると,もう何だってできちゃうイメージに近いです。


そうすると困るのが,私のような新任担当者。

通常学級にいたときは,とりあえず教科書に出てくる順番通りに教えれば問題ない,むしろそれが当然であり,「教育課程なんて何?」状態だったのが,それを1から10まで構築していかなくてはいけなくなります。

児童の実態に合わせて,その子が将来『自立と社会参加』する姿を頭に浮かべながら,学習内容を決め,学ぶための支援も児童の抱える困難さを考慮して設定します。もちろん,子どもが複数人いればその一人ひとりに個別の内容,手立てが必要となります。


私は途方に暮れました。


・・・・・・この子が通常学級と同じペースで学習事項を身に付けるのは無理。むしろ小学校入学前段階かもしれない。加えて社会性は集団の中で勝手に身につくものではなく,一つひとつ教えていく必要もあるときたもんだ。じゃあ,私はこの子に何を教えていけばいいんだろう?この子は大人になるまでにどんなことを学んでいけば,立派な大人になれるのだろう?・・・・・・


そういうときに,上記のようなデータベースがあれば,それを参照することでその子の実態把握と課題作成,そして参考となる手立てが分かるじゃん!!


というわけです。


現在,指導要領を読んだり,研修会に出かけたり,色々勉強中です。もう夏休みも終わってしまうというのに,また大変な時に思い立ったものです。


というか,こういう問題意識ってきっと昔からありますよねぇ。

学び合い』における課題作成も,教育課程を細分化して自分内で再構築,言語化する作業ですもんね。誰もがぶつかってるところですね。


誰か作ってないかな。誰か作って~

daitouirukadaitouiruka2013/08/31 11:51特別支援学級を担任すると、それまで「教科書にあるから」と、少し安易な気持ちで教えていたことが、「この子が生きていくために絶対必要なことはなんだろう?」と根源から考え始めるんですよね。
そしてそれは、特別支援学級以外の子ども達の教育についても考えさせられる。
特別支援学級の担任を離れてからずいぶん経ったので、またその時のことを思い出させてもらえました。ありがとうございます。

aoqsk2630aoqsk26302013/08/31 20:52自分の言いたかったことを分かりやすく表現してくださりありがとうございます!研修等で小学校時代が特段大事だと言われ,更に切羽詰っています。できることしかできませんが。