あおのりの共育挑戦記

千葉県で小学校の教員をしています。 『学び合い』の精神で子どもたちと共に育っていけるよう日々チャレンジしていきます。

2013-03-26 (火)

「うつ」とよりそう仕事術 酒井一太著 NaNaブックス

「うつ」とよりそう仕事術 (Nanaブックス)

「うつ」とよりそう仕事術 (Nanaブックス)

復職はゴールではありません。その先が重要なのです。うつ病を患いつつ仕事をしていくには,従来のアプローチとは違う,「うつ病でも健康な人と互角に戦える戦術」がどうしても必要だと私は考えています。

(P200【おわりに】より)


そうですよね。

仕事を続けていくことが大事なんです。

この本は,うつ病の人でもそうでない人でも,誰でもできそうな,42の小さな工夫が載っています。

その中で自分が気になったものを備忘録がてら記録しておきます。


気分に的を当てたコンテキストを用意しておく(P72)

ここでの「コンテキスト」とは,様々な状況に応じて「次に取る行動」を意味します。

通常と違う気分になってしまったとき,気分のままに自分をコントロールするのではなく,タスクで自分をコントロールする方が明らかに精神的な負荷を下げられる。


@うつっぽいとき

・時数計算をする

Todoリストの再作成

・机の上,書類の整理

・ゴミを捨てる

・今日の出来事を書き出す


「効率化」マニアにならない(P80)

無駄なことをいくら効率的にやっても,それが重要になることはない。

「何をやるか」を決めるとともに,「やらないこと」を決めることが重要。

★パレートの法則=80/20の法則

 →仕事を重要なもののみに制限すると,仕事時間は短縮できる。

★パーキンソンの法則

 →仕事時間を短くすると,重要なことのみに制限される。


教師だったら,重要なものは子どもの記録,授業の計画,委員会への提出物,かなぁ。


「小さなスタート」を切っておく(P84)

「すぐやる」ことをしない言い訳として「うつ」を持ち出したらゲームオーバー。

どんなに小さくても,「着手した」ということが大切。


・所見を書く

 →一人の一文だけでもとりあえず書いておく。

・授業計画を立てる

 →単元名,本時の目標だけでも指導書から転記しておく。

・委員会への提出物

 →あて先や名前だけとりあえず入力しておく。


うつ病を隠して仕事はできないと覚悟を決める(P96)

患っていても周囲に悟られることなく働ける病もあるでしょうが,うつ病は隠しながら通常通りの仕事のパフォーマンスを発揮することはできなくなってしまう病気です。


新年度,改めて職員にお願いした方がいいかも。

本の例を借りると

「お願いします。どうか力を貸してください。今できることはできる範囲で精一杯やります。よろしくお願いします。助けてください。」

と。可能なら保護者にも?


ため息をついたら休憩の合図(P124)

うつ病を患っている者は,周囲のマイナス感情を我がことのように「うつアンテナ」でキャッチして溜め込んでいき,気がつくとヘトヘトになってしまうらしい。

一定のマイナスを溜め込むと,「ため息」の形を借りて,一回それを外に出そうとする。


ため息ついたら,思い切ってほんの5分,外へ出てみるようにしよう。

散歩,日光を浴びて,緑を見る。


怒りはキチンとボールにぶつける(P128)

「うつ」と「怒り」は非常に密接な関係にあるようです。

笑顔で対応しつつ,拳に握った小さな「握力ボール」を力いっぱい握るのです。

こうすれば,「怒りを出したい」という欲求と,「怒ってはいけない」という理性の両方を満たすことができます。


小さめのウエストバッグを身に付けて勤務することに決めました。

ハンカチ,デジカメ,メモ帳などの道具類に加えて,小さなストレス解消グッズを入れたいと思います。

ただいま探し中。


まだ頑張れると思ったところで止めておく(P154)

やる気は有限のエネルギーであり,ずっと覚醒し続けていると,特に集中や注意に関する物質の働きが弱り,生産性が落ちるようです。


一人で行っている作業は,途中で止める。


一日のラストは気分のいい仕事で終える(P160)

・ほぼ日手帳に日記,ブログ更新

→「一日にこれだけの仕事を進めることができた」ということを確認するログ。









たくさんありすぎですね。

でも,自分はもう休職したくありません。

仕事を続けていくために,できることは何でもやっていきたいと思います。

時間術や整理術といった効率のよい働き方を身に付け,生活リズムや自分の心を守れるようになりたいです。


そのためにも,『学び合い』は必須だと思っています。

思っていますが,果たして実践していけるか・・・

(以前,校長に怒鳴られて止められてしまいましたので。びくびくします)