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akifune3の日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2012年秋に『学び合い』に出会い,『学び合い』を研究,実践してきました。連絡先はakifune3とgmail.comを@で繋げてください。

2016-05-16

課題

22:40 | 課題 - akifune3の日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 課題 - akifune3の日記 課題 - akifune3の日記 のブックマークコメント

さっきの記事を書いて,それでもやっぱりうまくいっていないところもあると思ってしまう。

「全員」が前向きに取り組めているのか。

全員が課題には取り組んでいる。けれど,本当に主体的に取り組めているのだろうか。特に,かかわりが少ない生徒は,課題達成率も低い。その生徒の達成率が低いということは,集団が手を抜いている可能性が高い。素晴らしい姿がいっぱいあるなかで,手放しで喜んではいけない。


自分の実践がなぜうまくいっているように感じるのか。

生徒の好意的な反応が増えたからであるのだが,果たして全員が現在の授業を受け入れているのかはわからない。もしかしたら,不安を抱えている生徒もいるのかもしれない。その生徒のことを自分はしっかりと見ているのだろうか。小さなところも見落としてはいけない。


なぜ自分の一斉指導のときは,課題に前向きに取り組むことができなかったのか。

教員の話や説明が長い。課題が不明確。身に付けたい力を精選できていない。(準備不足)生徒の活動が板書を写すだけになってしまう。かかわりが少ない授業形態だった。


なれ合いの集団になっていないか

仲良し集団だけで,課題を終えている生徒たちもいる。いつも同じ集団で学びが完結し,他の集団とかかわることがあまりない集団もある。流動的な関係性とまでは,未だ至っていない。


課題設定などは十分か

ワークの問題を学び合わせていることが多い。それで,生徒に身に付けたい内容は十分か。本当に身に付けなければならない内容を吟味するまでには至っていない。


同僚との協力体制

同僚との協力体制を築くには至っていない。焦らないで良いとは思うが,ゆくゆくは自分の取組を理解してもらえるように努力したい。


語りを丁寧に行っているか

何のために学ぶのか,生徒に落ちているか。集団の方向性を指し示している語りができているだろうか。最近,語りが作業的になってしまっているように思う。本気で語らなくても,自分の考えを生徒は理解しているだろうという甘えが生まれてはいないか。


うまくいっていると思いこみ油断していると集団がだらけてしまう。

うまくいっていると思ったときこそ,気を付けよう。

「わかる」から「楽しい」

20:53 | 「わかる」から「楽しい」 - akifune3の日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 「わかる」から「楽しい」 - akifune3の日記 「わかる」から「楽しい」 - akifune3の日記 のブックマークコメント

昨年までの私の一斉授業では,全員が授業に主体的に取り組むということはほとんどありえなかった。誰かが居眠りをしたり,私語をしたり,板書をノートにとらなかったり。発問をしても,挙手をする生徒は1~2人。生徒の反応はいまいちで,授業に対しての評価もあまり良いものではなかった。

私は授業に前向きに取り組まない生徒のことを「困った生徒」と認識していた。あの生徒は授業に取り組まず困ったものだ。中々指示に従ってくれない。私は自分の指導をあまり省みずに,授業に取り組まない生徒が悪いというような考え方をしてしまっていた。

いま,ほとんどの生徒が授業に前向きに取り組んでいる。もちろん,生徒によっての差はあり,課題を毎回全員が達成するわけではない。それでも,課題を達成するために取り組む姿勢は去年よりも明らかに違う。生徒は元から主体的に取り組むだけの力をもっていた。彼らの力を発揮できるような「環境」を変えただけで,取り組む姿勢も変化したのである。

昨年まで「困った生徒」として認識していた生徒が,いまでは授業で活躍している。まったく自分の考えをノートに書かなかった2人の生徒が「自由に自分の考えを相手に伝えられるようになると,相手が納得できるように説明を考えることが好きになりました。」,「昨年まで先生の授業は意味不明で正直何をやっているのかわからなかったです。今は社会が楽しいです」と,言ってくれるようになった。

今日は月曜日なのに疲れている生徒が多かった。授業前から「先生,今日はアクティブラーニングだよね?」「アクティブラーニングじゃないと,俺眠くて駄目だわー」「先生,私,今日は眠いから寝ちゃうかもしれません」と何人の生徒から言われる。教室内は少しだるそうな雰囲気。けれど,授業が始まると活動的になる生徒たち。少し難しめの表現課題も相談しながら取り組んでいた。教室内で,素敵な姿が多く見られる。

学習内容がわかるから楽しく取り組むことができる。友達とかかわれるから楽しく取り組むことができる。楽しいから集中して取り組むことができる。良いサイクルを生徒自身が回している。


自分もそうだよなあ。わからないという感覚が積もっていくとつまらなく感じてしまうけれど,わかるという感覚が積もっていくと勉強がどんどん楽しくなっていくんだよなあ。生徒の「わかる」「楽しい」という声をこれからも大切にしていこう。