信濃の国からこんにちは このページをアンテナに追加 RSSフィード

三崎隆です。
長野県長野市の信州大学教育学部で『学び合い』(二重括弧の学び合い)を研究しています。
「信濃の国からこんにちは」は私たちの『学び合い』研究室の研究室通信です。
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明日から使える『学び合い』の達人技術
はじめての人のためのアクティブ・ラーニングへの近道

2017-05-17   一昨日の全体ゼミ

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一昨日の全体ゼミは,

 現職の持ち込み課題を基に,『学び合い』授業の終了時に子どもたちがリフレクションに使う評価項目の検討です。課題の達成については別項目にあったのでここでは対象外とし,『学び合い』授業のリフレクションに特化したものです。1が記入されていて『学び合い』のはんこを1個押印,2が記入されていて『学び合い』のはんこを2個押印,3まで記入されていて『学び合い』のはんこを3個押印というシステムになるものです。1も記入されていなければ1個もはんこが押印されません。3段階(4段階?)に集約されました。実際に学校現場で試行してみて改善を図ることとることとなりました。楽しみです。長野セミナーでも改良して試してみます。

1.「みんなが○○できる」ために,何ができたのか,何ができなかったのかが記入されている。

2.「みんなが○○できる」ために,したことやしなかったことの何が良かったのか何が足りなかったのかが記入されている。

3.「みんなが○○できる」ために,次はどうしたらよいのかが記入されている。

もう毎週,当たり前になったので,

 当たり前になると書かなくなるので,知らない人にとっては「どうせ,最初だけだったんでしょ。誰でも最初って張り切るから。」と思うところでしょう。ところが,今年度は,今までとちょっと違うのです。なぜ,違うのかは私にも分かりませんが。毎週,現職が4人は来ているんです。毎週,4人以上です。それも卒業生でありません。いったい,どうなったんでしょう。上教大になったみたいな気分で,嬉しいです。教職大学院の向こうを張っているようで。そりゃあ,ゼミ生は緊張しますよ。現職ゼロが普通なところですから,ここは。いつもそばに現職が4人もいて,経験豊富な現場の話が盛りだくさんで,話の内容も実際の子どもたちの実態と自分の実践を基に語るので,その発言の重みが尋常ではないことをゼミ生はひしひしと感じているからです。「○○先生,どうですか?」です。

その現職の一人の方から

 全体ゼミが終わった後にメールが届きました。ご本人の了解を得て紹介します。

=====(ここから) 

こんにちは。

全体ゼミでお世話になっております,○○です。

学び合い』の評価基準を2時間にわたって取り上げていただき,

本当にありがとうございました。

今回,皆さんに考えていただいた評価基準をもとに,

評価規準(具体例)を作成し,完成させていきたいと思います。

皆さんと一緒に評価基準を考えるなかで,

学び合い』を評価の視点から考えることができました。

そして,改めて「語り」の大切さを感じました。

「語り」に対しての評価がそのまま『学び合い』の評価になると思ったからです。

また、リフレクションを促して授業が終わるより,

リフレクションした内容を記述し,それを教師が評価することで,

より一層「みんなが〇〇できる」ために個人として何をしたらよいか,

クラスとして何ができるのかを具体的に考え,実行を促せると思いました。

三崎先生がヒントとして示してくださった3点

1 うまくいったこと

2 なぜうまくいったのか

3 次の時間どうしたらクラスを成長させていくことができるか

や,今回作成した評価基準を踏まえて,

もう一度「明日から使える『学び合い』の達人技術」を読み返すと

まったく同じ内容がリフレクションさせるための教師の「語り」の中にありました。

まだまだ読み込みが浅いなぁ,と反省しているところです。

今回,ゼミが終わった後でゼミ生さんと現職の先生方が解散せず,

自然発生的に話し合いの振り返りをしました。

まさにこれがリフレクションなんだなぁと実感しました。

こんな素敵な皆さん方と学べることが嬉しいです。

=====(ここまで)

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