信濃の国からこんにちは このページをアンテナに追加 RSSフィード

三崎隆です。
長野県長野市の信州大学教育学部で『学び合い』(二重括弧の学び合い)を研究しています。
「信濃の国からこんにちは」は私たちの『学び合い』研究室の研究室通信です。
いつでもメールください。メールのやりとりで『学び合い』の考え方を共有しましょう。
メールアドレスは、misakiとshinshu-u.ac.jpを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。
研究室の全体ゼミは参観OKです。
全体ゼミは毎週月曜日18:00-19:30に行っています。
詳しくは,私たちの『学び合い』研究室をご覧ください。

2018-05-28   運動会

[] 06:07    運動会 - 信濃の国からこんにちは を含むブックマーク    運動会 - 信濃の国からこんにちは のブックマークコメント

運動会と言えば,

 25年ほど前の中学校の運動会を思い出します。学年8クラスのその学校の運動会は8色の軍に分かれて縦割りで1年から3年まで8軍を結成して,優勝争いをします。ご多分に漏れず,パネルをつくって,競技の部の総合優勝と応援の部の最優秀応援賞がそれぞれ1軍ずつ表彰されます。若かった当時,赤軍の指導者として,赤い帽子をかぶり赤いシャツを着て赤い短パンを履いて赤い靴下に赤い靴で,先頭に立って応援していた記憶があります。お陰様で最優秀応援賞をいただき,団長と一緒にガッツポーズをした覚えがあります。古き良き思い出です。

その時以来ではないかと思えるほど,

 25年ぶりくらいの久しぶりに運動会を経験しました。好天の下,子どもたちと一緒に「がんばれ!」と声を出し,子どもたちと一緒に歩いて入場し,ぼんぼんを持って一緒に踊り,衣装をまとって絆リレーまでさせてもらいました。それも,仮装レースかと見間違えるような,昨年一世を風靡した人だと思うほどの完璧な衣装です。子どもたちと一緒にできて本当に楽しかったです。生涯記憶に残る運動会になりました。今,筋肉痛です。準備・運営・後片付けされたみなさん,参加されたみなさん,応援くださったみなさんに心から感謝します。

この学校の先生方の

 素晴らしいところは,子どもたちと目標を共有するところです。共有し、その目標の達成に向けて一緒に歩み続けているところが見事です。学ぶところの多い点です。『学び合い』の考え方に通じるところがあるからなのかもしれませんが,共感します。この学校では当たり前なのかもしれませんが,私の経験してきたすべての学校においては当たり前ではありません。これまでも指導とか支援とか表現を使ってきましたが,それはこの学校で見ることのできる教師と子どもたちの関係性とは異なります。目を開かされる思いがします。子どもの立場に立ってとか,子どもの目線になってとか,子どもに寄り添ってとか、様々な表現がなされますが,その本質は常に彼らと共に彼らの目標達成に立ち向かう理念なのではないかと思うところです。

2018-05-27   当たり前になっていることが嬉しい

[] 06:56    当たり前になっていることが嬉しい - 信濃の国からこんにちは を含むブックマーク    当たり前になっていることが嬉しい - 信濃の国からこんにちは のブックマークコメント

学び合い』入門の読み合わせが

 進んでいます。B2の担当で,19歳の初めての挑戦なのによくまとめてきています。それこそ,あっぱれです。議論の山場は,学校観を子どもたちにどう伝えるかです。「どう?たとえば教育実習に行ったときに,子どもたちに学校観を伝えられそう?」と聞かれてしばし沈黙します。方法論の議論はしやすいものです。「なぜ協力しなければならないのかをどう伝える?」という疑問にどう答えたら良いのか四苦八苦します。「それで納得してもらえそう?あなただったらどう?」と聞かれてまた沈黙します。でも,一番の根幹を成すところですから,避けては通れません。もう一つのチームでもやはり同じ議論になったとか。幸せって何だろうと考えさせ,ホモ・サピエンスの本質を説いたらどうかとなったそうです。ゼミ長のチーム,なかなかやるなあと独りごちています。こんなゼミ長がいるからこそ,そのゼミ長を見て次のゼミ長が育ち,やがてB2もゼミ長のようになるのです。B2も2年後には『学び合い』の肝を熱く語ってくれるでしょう。私たちの研究室では,それが当たり前になっていることが嬉しいことです。

2018-05-26   自習のクラスが見所

[] 06:17    自習のクラスが見所 - 信濃の国からこんにちは を含むブックマーク    自習のクラスが見所 - 信濃の国からこんにちは のブックマークコメント

ずっと以前,『学び合い』の中学校で,

 授業公開があったときのことです。『学び合い』の考え方による授業が公開されたクラス以外のクラスは自習になっていました。その自習のクラスですが,そのクラスの自習がまた『学び合い』の考え方になっていて,公開されたクラスよりも自習のクラスの方が魅力的だったということがあります。自習のクラスの教室の入り口のドアは前も後ろも窓も開けっ放しです。それだけに,公開されたクラスの参観もさることながら,自習のクラスの子どもたちがなにをどれだけどんなふうに目標達成するのかをずっと見ていた遠い記憶が残っています。

つい最近,ある中学校で,

 授業公開があったときのことです。『学び合い』の考え方による授業ではありませんが授業が公開されたクラス以外のすべてのクラスは自習になっていました。両隣のクラスはもちろん,その向こうのクラスもそのまた向こうのクラスも。その学校の先生方は全員,公開クラスにいっているからです。衝撃であったのは,なんと教室の入り口のドアを開け放したまま自習している中3のクラスがあったことです。『学び合い』でないのに。私の注目はもちろん,公開クラスではなく,その自習のクラスです。それもドアが開け放されている,そう,どうぞ見てくださいと言わんばかりの自習のクラスです。

そのドアが開け放されている自習のクラスを見て驚きました。

 私「自習ですか」子ども「はい」私「何の教科の自習ですか」子ども「自分の課題に応じてです」私「・・・」。子どもたちはと,見渡せば,一人残らず,自らの課題に向かっているではありませんか。彼らは自分で考え,判断し,目標に向けた行動を一心に起こしているのです。立ち歩いている子どもがいると思えば,自らの目標達成に向けた効率的なアプローチへ一直線です。しばし,見とれてしまいました。これが『学び合い』学校でないところが驚きです。

彼らは自らのこだわりをもち,

 自らの課題をしっかり見据え,その課題の達成に向けて何をどのようにどれだけすべきなのかを考え,判断し,より効率的なアプローチを施して目標の達成に一直線で向かっています。言うまでもないことですが,その他の自習のクラスを全部見ましたが,全部同じ状況でした。中3も中2も中1も。この学校,自習のクラスが見所です。

2018-05-25   メンターとしての初回の授業

[] 06:51    メンターとしての初回の授業 - 信濃の国からこんにちは を含むブックマーク    メンターとしての初回の授業 - 信濃の国からこんにちは のブックマークコメント

大学院修士課程の科目の中に,

 学校臨床演習があります。学校現場で120h~160hの現場経験を体験してくるものです。チームで協働する同僚性を学ぶことが目的の一つです。私の担当です。この学校臨床演習の本年度の取組が,本学部附属長野小学校と本学部附属長野中学校で始まりました。すでに何回か受講をしている受講生もいますが,全員が揃って受講したのが,先日行われたB3の教育実習の事前指導の場です。小学校では各クラスに配属され,中学校では各教科で配属され,それぞれメンターとしての初回の授業に臨みました。初めての教育実習に臨む後輩たちの不安や悩みにどのようにして応えてあげられるのか,自らの経験を踏まえた力の発揮どころです。

2018-05-24   原子の記号を『学び合い』で

[] 06:52    原子の記号を『学び合い』で - 信濃の国からこんにちは を含むブックマーク    原子の記号を『学び合い』で - 信濃の国からこんにちは のブックマークコメント

次の出前授業は

 中学校第2学年理科の単元「化学変化と原子・分子」(全35単位時間の第4時)です。教科書は東京書籍です。送ってもらった資料から本時の目標を「全員が,原子とは何か,原子の性質,原子の種類と原子の記号について,クラスのみんなによく分かってもらえるように分かりやすく,自分の言葉で説明することができる。」としました。原子の記号を『学び合い』で学ぶところです。評価は,何も見ないで誰にも聞かないでまとめるものです。当該授業の最後10分を使って書かせる予定にしています。もちろん,当たり前のことですが,①どのような評価をするのか(何も見ないで誰にも聞かないでまとめること),②評価規準(確認テストができること),③いつ評価するのか(授業の最後の10分(授業の時には「◎時◎分」と板書します)になったら始めること)は,活動する前に子どもたちに明示しなければならないことは言うまでもありません。楽しみです。誤解されないように言わせてもらえば,『学び合い』ですから,確認テストをしなければ『学び合い』ではないということではありません。学習指導案(略案)は http://taka433ki.jimdo.com/ に公開しています。

5gatu