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著書紹介
2019-07-05

■ [研究]日本科学教育学会から論文別冊が届きました。
教職大学院から博士課程に進んだ現職院生の研究成果です。
昨日の会議(中央教育審議会初等中等教育分科会教員養成部会・教員養成のフラッグシップ大学検討ワーキンググループ)でも発言しましたが、
教員養成系大学において
実務経験があるからといって優れた教員になれるわけではありません。
理論と実践の関係を「架橋ー往還ー融合」とした時、
大切なのは「融合」できる教員であること。
すなわち、新しい課題を発見し、
先行研究の成果を基に周りの方々と協働して取り組む…
その効果をきちんとエビデンスを基に検証・発表し、還元していくことが大切です。
これは研究者教員にとっても同じです。
「何をやったか」ではなく、
「何ができるようになったか」を視点として教育改革が進む今、
大学教員にとっても
「何ができるようになったか」
すなわち、
「理論と実践を融合できること」が大切な基準となります。
そして、Society 5.0に向けては、
大学教員だけでなく、学校の先生にとっても大切であり、
それを実現する教員養成が大切になってくると考えます。
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