Hatena::Groupmanabiai

Pay it Forward , By gones 片桐史裕 このページをアンテナに追加 RSSフィード

上越教育大学教職大学院准教授片桐史裕です。
2016年3月まで27年間新潟県の高校国語教師を勤めていました。
映画のことや,教職のことについて書いています。
研究室ページ katagiri-lab

iPhone版はこちら

niagara@cocoa.ocn.ne.jp

教室『学び合い』フォーラム
第15回(2019年)《海》,《山》は
2019/8/3〜4に福岡県,
2019/11/2〜4に長野県でおこないます。→長野の会は中止になりました。
manabiainu
http://manabiai.jimdo.com

2011-02-01オシムからの旅

[]オシムからの旅 オシムからの旅 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - オシムからの旅 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 オシムからの旅 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

たまたま学校の図書室で手に取った本だが、読みいってしまった。

イビチャオシム・ストイコビッチを中心に、旧ユーゴスラビアの状況と絡めて、サッカーと政治、民族差別の問題を書いている。

私は全くソ連崩壊後の東欧の変化に疎かったのだが、これを読んで少しはわかるようになった。そして東欧激変の渦中にあったのが日本になじみの深いオシムであり、ストイコビッチだった。そんな大変な境遇があったなんて、サッカーファンとして知らないでいたことが恥ずかしい。

ユーゴ代表でも、各地で独立の気運が高まると、その地域出身の選手は代表を降りざるを得なくなる。代表を降りるとワールドカップに出られなくなる。独立した国が、対立する民族のメディア宣伝により、「悪者」に仕立て上げられ、その国は一切の国際試合ができなくなる。政治とスポーツが完全に癒着した状況にオシム、ストイコビッチは戦った。

私が想像すらできないことが、約10〜20年前に起こっていた。

この本は総ルビである。子どもたちに読んでもらおうという意図なんだけれど、内容的にはかなり難しい。私は長男の誕生日プレゼントにこの本を送った。サッカーをやっているのなら、この本は読んでおくべきだ、と。小学校4年生では理解できない部分もあるのかもしれないが、毎年1回は読んでいけば、そのうちわかるようになると伝えた。

さて、ストイコビッチ(現グランパス監督)のあだなは「ピクシー」だけれど、それがつけられた理由は「妖精のような華麗なプレースタイル」だったからではありません。えー、そんなことが理由なの?と思ったいわれがありました。正解はこの本に書いてあります。

オシムからの旅 (よりみちパン!セ)オシムからの旅 (よりみちパン!セ)
木村 元彦

理論社 2010-02-25
売り上げランキング : 173578

Amazonで詳しく見る
by G-Tools