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上越教育大学教職大学院准教授片桐史裕です。
2016年3月まで27年間新潟県の高校国語教師を務めていました。
映画のことや,教職のことについて書いています。
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教室『学び合い』フォーラム
第15回(2019年)《海》,《山》は
2019/8/3〜4に福岡県,2019/11/2〜4に長野県でおこないます。
manabiainu
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2019-02-12福寿温泉じょんのび館

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偶数日だから男性は源氏の湯だった。

今まで入った新潟県内のサウナの中で,私の理想に合致するサウナだった。

  1. サウナが熱いこと
  2. 水風呂が冷たいこと
  3. 休憩設備がゆったりしていること
  4. サウナ室が静かなこと

この4点がそろうことが理想である。

源氏の湯にはサウナが2つある。「森のサウナ」というサウナはとても広く,一面ガラス張りで明るく,今まで入ったことのあるサウナの中で最も広くて明るい。しかし,サウナがぬるい。70℃程度でしかない。そして民放テレビがガンガン流れている。平日昼間に入ったが,人がほぼいないわけだ。

理想的なサウナはこっちではない。もう1つサウナがある。普通のサウナだ。森のサウナに比べて狭いが,大人6人は入れる。温度計をみると110℃を指している。新潟県内で最も熱い。そしてテレビがない。静かである。

そして水風呂は地下から汲み上げていて,14℃程度である。これは冷たい。かわら亭に比べると冷たくないから,かわら亭は12℃くらいなんだと分かる。水風呂の広さは大人3人程度がつかれるくらいだが,もし満杯だったら森のサウナの方の水風呂に行くといい。こっちは大人6人は入れる広さだ。

休憩設備は,浴室の一段高いところにデッキチェアが3台ある。一段高いところだから,周りからの影響を受けない。他人のシャワーがかかったり,水が足もとに流れてくるということは無い。

ということで,新潟県内サウナ最高のものに巡り会ったのだが,ととのったのかというとそういうわけではない。やはり冬にととのうのは結構難しいようだ。水風呂が冷たく,長い間入っていられない。体の芯まで冷やす前に手足がちぎれそうになる。そして休憩しても,室温が高くないので,血の巡りがそれほど良くならない。

冬は修行なのかな?

今日のととのい度→2 ☆☆★★★

源氏の湯の露天風呂がいい感じで,フリチンであれほどの長い階段を下りたのはもしかしたら初めてかもしれない。本当にこの先に風呂があるのか?というほど長い階段だった。しかも真冬で。暖かくなれば,ここで外気浴もできるだろう。

2019年,新規開拓サウナ1件目。

2019-02-07服装と言葉遣い

[]服装と言葉遣い 服装と言葉遣い - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 服装と言葉遣い - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 服装と言葉遣い - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

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「エクリチュール」とは,「社会的に規定された言葉遣い」だ。その階級や,職業等の特有な言葉遣いをすることで,その階級,職業等の「思考の檻」にはめられ,そこから出られなくなる。昔の日本でも,階級や職業により,使える言葉は制限された。主人と使用人の使える言葉は違っていた。

同じように服装も違っていた。現代になり,そのような「階級」が制度上無くなり,どんな服装をしても,常識内であれば,社会的には容認されるようになった。どんな服装をしてもいいのだが,「だらしない服装」をすることで,「だらしない性格,だらしない考え方」を根付かせるということも起きている。

「埴輪ルック」という姿が一時期女子高生の間で当たり前のようになされていた。制服のスカートの下に,学校指定の体操着を着るのだ。どちらも学校で規定されているものだから,「校則違反」ではない。それらを逆手に取った反骨精神の表れなのかもしれないが,夏にそんなことをしていない*1。短いスカートは履きたいが,寒いのも嫌だというものだ。

しかし一方,「格好悪い」姿をしない生徒もいる。経験上でしか述べられないのだが,そんな埴輪ルックを自分の中で容認できる生徒と容認できない生徒は,だらしなさを容認できるかできないかの違いだったと思う。そういう人は,平気で路上に座らないし,衆人環視の中で,ミニスカートでいるにもかかわらず胡座はかかない。

服装に気をつけている生徒と,気をつけていない生徒。性格や見方・考え方の違いが服装に出ていると同時に,服装によって性格,見方・考え方を強化しているようにも見えた。

もちろん,寒冷地において女子の制服をスカートと限定していることの是非とは別問題だ*2

中身がしっかりしていれば,服装なんてどうでもいい,とは思わない。服装によって中身が影響されてくることはかなりある。それを身に付けた時だけの気持ちの問題だけではなく,それを常時身に付けていけば,性格を創り上げていくし,人間性を創り上げていく。

「中身がしっかりしていれば,言葉遣いなんてどうでもいい」と言う人はいない(と思う)と同じことだ。

*1:夏には短く切った体操着を履いている人もいた

*2:私は男女の制服の制限を無くせばいいと思っている。

2019-02-06かわら亭

[]かわら亭 かわら亭 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - かわら亭 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 かわら亭 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

冬のホームサウナ難民と化して,「こここそはいいのでは?」と渡り歩いている。「結局はサウナの熱さだよね」との思いから,かわら亭に戻ってくる。

サウナ温度は88℃前後なのだが,とっても熱く感じた。本当にこの違いが分からない。サウナは室温だけで決まらないということか?他にどんな要素があるんだろう?1サイクル目は6分と持たなかった。

水風呂が冷たすぎる。一体何度なんだろう?30秒ともたない。死の危険を感じる。急冷はあまりととのいに良くないのだろうか?その後休憩をスチーム低温サウナでおこなったが,ととのわない。

2サイクル目,なんとか我慢して12分いられた。水風呂に入り,この日は結構いい天気だったので,外気温8℃の露天風呂の石に座る。そうするといい感じでととのってくる。風もないので寒くは感じない。しかし,どんどん体が冷えてくる感じがする。ととのい度3くらいだろうか?

3サイクル目,休憩場所を浴室内の岩にする。しかしその岩が高いため,ゆっくり座っている感じがなく,ととのい度1。

今回は頑張って4サイクル目。もうちょっと低めの岩に座る。それでもそれほどととのわない。難しいものだ。

かわら亭も,ベンチがあれば,最高のサウナ風呂となるのだが,新潟のサウナは何かがちょっとずつ足りないんだよなぁ。

今日のととのい度3 ☆☆☆★★

2019-02-05日本型組織の病を考える

[]日本型組織の病を考える 村木厚子 角川新書 2018 日本型組織の病を考える 村木厚子 角川新書 2018 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 日本型組織の病を考える 村木厚子 角川新書 2018 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 日本型組織の病を考える 村木厚子 角川新書 2018 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

2009年,冤罪事件を自分で解決したとして記憶に残っている。あの時は「ニュースステーション」で何度もこの事件の報道を見聞きし,「一太郎ファイル(フロッピーディスク)のプロパティを検察が改竄した」という事実にかなりのショックを受けた。一太郎を使っていたのかということと,検察が改竄したということと,そんなのすぐにバレるのに検察は,どういう粗忽者の集まりなのか?というショックだ。

そして去年「久米宏のラジオなんですけど」に村木さんが出演し,さっそく本を買って読んだ。ちょうど2018年は役人の忖度,改竄,捏造などが問題となり,役所だけでなく,大型組織での危険タックル,奈良裁定,パワハラなんかも問題になっていた。

話は変わるが,「就職先は公務員がいい。安定しているから。」という生徒,学生が多い。しかし,公務員の仕事はどういうものなのか?ということを全く分かりもしないで希望していると思う。市役所に行くとたくさんの人がフロアで働いていて,市民に対して要求されたルーティンサービスを行っている。そんなイメージしか無いのだと思う。しかし,公務員って,とてつもなく大変な仕事だ。

私が公務員になる時,大学の恩師が「公務員は翻訳者。国民のニーズや願いを制度や法律に翻訳するのが役割だ」という言葉を送ってくれました。(p.124)

こういうことを考えずに公務員希望をしているのだろう。つまり,「翻訳」して,制度や法律にする能力,意欲があるかどうかで希望してほしいと思う。

国民(市民)の方を見ず,政治家や大企業などの権力がある方を向いていて,危なくなったら保身に走るからこそ忖度,改竄,捏造がおこる。国民(市民)に対しては「法律を守らせる(法律に適応させる)」ことしか考えないから,「お役所仕事」なんていう嫌みの言葉がまかり通る。

「法律を適応させる」というクリエイティブなことができなければ,または意欲が無ければ,公務員になってほしくない。

村木さんは定年退職してもクリエイティブに活動されている。

2019-02-01コナミスポーツクラブ 新潟

[]コナミスポーツクラブ 新潟 コナミスポーツクラブ 新潟 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - コナミスポーツクラブ 新潟 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 コナミスポーツクラブ 新潟 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

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ほぼ1年ぶりにコナミスポーツクラブに行った。昨年,マラソンを走ると決めて,外を走るようになったら,お金を出さないで走れるんだから,コナミスポーツクラブに行かなくてもいいかな?と思うようにした。そして,週末,天候が悪くて外を走れないときはクラブに行けばいいや,と思うようになった。

そしてほぼ1年,ほとんど週末に外で走れる日が続き,今週末は天候が悪そうだったから,コナミスポーツクラブに行くことにした。そして,ここのサウナがとても恋しくなったのだ。

ここに来ると,サウナに行くために走るという感じだ。温度も適度に高く,水風呂も広くて冷たい。と思っていたが,約1年ぶりにサウナに入ると,90℃に行っていないことに初めて気づく。外気温2℃だからか?と思ったりするが,外気温に関係なくサウナの温度は一定だろう。きっと。それほど高くない温度だが,熱く感じる。「釜ぶたの湯」とは大違いだ。

それでも,この1年,いろんなサウナに行き,「サウナしきじ」の120℃を体験してきたからか,それほど熱く感じなくなった。耐性ができたのだろうか?汗もそれほどかかない。

水風呂も十分入ったのだが,休憩してもととのわない。うーん,何だろう?5㎞ランニングして,サウナに入って,最高の準備をしたつもりだったのだが。空いていて,ストレスもほぼ無かったのだが。ただ,外気温が2℃だったということしか考えられない。

真冬にととのうのは至難の業なのか?家でのビールはうまかったけれど。

今日のととのい度→1 ☆★★★★

2019-01-31クリード 炎の宿敵

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Jマックスシアター鑑賞

英題は「CREED Ⅱ」だ。そっちの方がいいと思う。クリードがドラゴの息子と戦うというので,期待して見にいった。

歳を取ったドラゴも出てくるのだが,あれ?それほど背が高くない。ロッキーⅣの時は,ロッキーに比べて,かなりでかいと思ったのだが,そのように撮影しなかったのだろうか?そんなに圧倒的な威圧感は感じられなかった。ドラゴの息子も。

ロッキーⅣでは,アメリカ対ソ連という「代理戦争」的な撮り方だったが,当時とは状況が違う。今回は父と息子の物語になっていた。時代が変われば描き方が違うものだ。

いろいろと分からない部分があった。ドラゴの妻がどういう立場の人で,どうして別れたのか(ロッキーに負けたから?),何の説明も無い。そういえば,ロッキーは自分の息子とどうして確執があったんだっけ?

まぁ,ロッキーはそれほど複雑な映画じゃないから,分からなくてもいいんだけれど。結局死に物狂いにトレーニングして,勝つというストーリーだ。

音楽の使い方で,盛り上げていたなぁ。

2019-01-29友だち幻想

[]友だち幻想 菅野仁 ちくまプリマー新書 2008 友だち幻想 菅野仁 ちくまプリマー新書 2008 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 友だち幻想 菅野仁 ちくまプリマー新書 2008 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 友だち幻想 菅野仁 ちくまプリマー新書 2008 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

話題の本だったので読んでみた。特に新潟県でいじめ問題が顕在化しているので,話題になったときから読んでみた。

その中で,「エクリチュール」に関係した部分があり,やっぱり「言葉」というのは人間を形作っているのだと再認識した。

関係が深まらない「コミニケーション阻害語」

 他者との関係を深めるにあたって、自分が他者に対して「受身の立場」をとれるということも大事です。

 受け身の立場とは何かというと、相手が自分に働きかけてくれることに対して、それなりにきちんとレスポンスできるということです。

 それは、決して百パーセント相手に合わせることではないし、百パーセント丸ごと受容できないからといって親しさがないということではありません。違うところは違ってもいいのです。

 でも、なるべくいろいろな人の言葉に耳を傾けるということが、関係づくりのバランスを鍛える良いトレーニングになると思います。

 しかし、読者のみなさん、とりわけ若い皆さんが普段何気なく使っている言葉(しかも使用頻度がかなり高いと思われる)に、きちんとした受け身のレスポンスを取ることをいつの間にか阻害する働きをしてしまう言葉があります。

 そのことに気づいたのにはこんなきっかけがありました。私の娘が小学校の中学年ぐらいになったときに、むかつくとかうざいといったたぐいの言葉をよく使うようになりました。その辺から、友だちへのまなざしがどうもよくない、友だちをマイナスの面から見ることが多くなり、家族や周りの人たちへのギスギスした態度が目についていました。そこで、そうした言葉を使わないようにとアドバイスしてみました。その言葉にはいくつかあって、私はそれらをとりわけ子供たちにとっての「コミニケーション阻害語」と名づけて、気にかけるようになりました。

  《中略》

これから取り上げる言葉群は、異質な他者ときちんと向き合うことから自分を遠ざける、いわば〈逃げのアイテム〉としての機能を持ち、そうした言葉を多用することによって、知らず知らずのうちに他者が帯びる異質性に最初から背を向けてしまうような身体性を作ってしまう危険性があることを、私は指摘したいと思うのです。

言葉が身体性を形作る。まさに「エクリチュール」の捉え方だ。

筆者は「ムカツク」,「うざい」,「ていうか」,「ヤバイ」他をあげいてる。

意識しなくてもそれらが口からついて出てくるということは,身体からの言葉ともいえる。言葉に合わせた態度を取るし,言葉は他者に対して投げかけられるものだから,周囲の人はその言葉に合わせた付き合い方をしてくることになる。何か話をすると必ず「でも」と,相手を否定してから話し出す人はたくさんいる。そのうちその人には話しかけようとは思わなくなる。

言葉を変えることで自分を変え,コミュニケーションを変えることができる。

学部2年生の授業「教育実践基礎論」で,自分の模擬授業を全て文字化してくる課題を出している。そうすると今まで気づかなかった自分の口癖が分かってくる。それをもとに最終課題を課す。自分がおこなう授業への意識は言葉遣いに出てくる。私は高校教師になってからようやく自分の言葉遣いの偏りに気づいたが,これから教師になる学生さんには早めに自分の口癖と自分の授業への意識に気づいてもらうことを目的としたものだ。

2019-01-24釜ぶたの湯

[]釜ぶたの湯 釜ぶたの湯 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 釜ぶたの湯 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 釜ぶたの湯 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

2回目のチャレンジ。1回目はオープンしたてで,きっとサウナも暖まっていなかったんだろう,きっとオープンから時間が経ち,蓄熱もされ,普通のサウナなみの温度になったのでは?という何の根拠もない考えで,行ってみた。

結果,その考えは間違えで,やっぱりぬるかった。それでも今回はヒーターの真正面に座ったからか,前回よりも熱さを感じる。熱さを感じたと言っても,腕組みをした腕をほどくと,その空気の流れで少々ひんやりする。そうか,このサウナは空気が暖まっていないのか,と思った。

ロウリュウなんかで,空気を動かすと,普通のサウナは熱風が流れ,熱く感じる。自分の息を吹きかけても,空気中の熱い空気と一緒に動くから,熱く感じる。しかしこのサウナはそうはならない。空気が暖まらなければサウナの意味はない。ヒーターからの放射熱だけでは体は熱くならない。じっとり汗はかくんだけれど。

サウナ常連のおっさん連中の大きな声でのおしゃべりがうんざりする。昨日は七福の湯,今日はここだ,と,梯子しているようだ。かれらはここのサウナで満足しているんだろうか?風呂に入りに来ているだけで,サウナはオマケなのかな?

しかし,ここの水風呂はとてもいいんだよな。広くて,ジェット水流があり,冷たい。うーん,これでサウナが熱ければ,最高なんだけれど。3サイクル目,これが最後と思って水風呂に長くつかり,ベンチで休憩する。

そうしたら,あれ?くる?来たじゃないか。ととのいの時間。1階に温泉,2階がサウナ室という作りで,比較的室温が高いから,いけるのだろうか?結構いい感じでととのってきた。うーん,ととのいはサウナの熱さとは関係なかったのか。

今日のととのい度→4 ☆☆☆☆★

2019-01-23部活動のとらえ方

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昨日の大学院「学修成果発表会」で「部活動の教育的価値を問い直す」という研究の副査を務めた。院生さんが教育委員会のメンバーや,中学校の顧問,保護者,生徒にインタビュー調査をおこない,部活動のとらえ方を把握し,今後の方針を提案するという,とても興味を引く研究だった。

生徒や保護者にとって部活動は「居場所」というとらえ方があるというデータを示してくれた。そうなのか。このとらえ方は私としてはあまりなかった。

確かに,自分の子どもに「どんな部活に入りたい?」と聞くことがある。それから,保護者や子どもが部活動で学校を選ぶということは当たり前のようにしている。もちろん居場所作りだけで選んでいるわけではないが,「学校での所属感」と言うことをピックアップして考えてみると,中学,高校では「クラス」よりも「部活動」と捉える割合が高い。

自分の高校時代を考えてみると,実際そうだった。自分の高校教師時代の生徒たちを思い返してみると,そういう生徒は半数以上いた。そして高校教師だった私としても,経験の半分以上は「部活動経営で自分の力を発揮できる,発揮したい」と考えていた。

しかし,今になって考えると,「それでいいのだろうか?」と思ってしまう。部活動は「課外活動」である。学校の教育課程外の活動が学校の「居場所」となっているといいう矛盾がある。むしろ学校という立場であれば,学校の正規の活動内に「居場所」となる活動があるべきではないだろうか?

そこの部分を考えずに,今の部活動の「ブラック」な部分を解消しようとしても,いろんなところにひずみおこり,結局は「精神論」で終わってしまう。子どもは部活動にしか「居場所」や,「社会(学外)と繋がるところ」や,「人間関係を学ぶところ」を見出せないから,部活動に対する思いが強くなり,それを取り巻く学校,教員,保護者も子どもの思いに応えようとする。

じゃあ,「学内」の居場所は何か?当然ながら「学級」であり,「授業」である。居心地の悪い学級を学級経営で居場所とし,参加しても面白くない授業を改善し,学びを進めることで,人間関係を構築し,社会とつながり,高みを目指す。こういう「学内」の改善なくして,部活動のとらえ方の改善はない。

学級づくり改革,授業改革を進めていけば,部活動にウエイトを置いていた子どもたちが教室や授業に戻ってくる。そうすれば,今までのような部活動の負担も小さくなり,改革(例えば,外部委託)が進む。今と同じような状態で部活動改革をしようとしても,教員が「そっちには任せてはおけない」として,抱え込む姿は容易に想像できる。

もう1つ。教員の「居場所(力を発揮できる場所)」としての部活動というとらえ方の改革もある。授業や学級経営はおろそかで,部活動指導に全力を傾けている教員の何と多いことか。部活動指導をしたいから,教員になるという人も多い。授業や学級経営に力を注げない人は,教員にならずに,スポーツ指導者になればいいのだと思う。そうすれば,全体の学級経営改善,授業改善も進む。

全てを同時に進めることが,部活動改善となる。

2019-01-222018年度学習成果発表会

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教職大学院を今年で修了する院生さん達が,今までの学修を発表する機会だ。私は1日中審査をするため,学部2年生の授業がつぶれてしまう。せっかくならこの機会に学部2年生に院生の発表を聞いてもらおうと思い,課題にした。

誰でも1名の発表を聞いて,簡単なレポートを書いて提出するというものだ。今まで「研究」というものに接する機会がなかった学部2年生は,初めての教育研究を聞いて,驚きがあったようだ。

授業の冒頭で目標を示す活動をする学校の方が学力テストの結果がいいという結果が出ていることに驚いた。めあてをきちんと明確にし、それを子どもたちに提示することが大切なのだと分かった。

という感想を提出した学生がいる。ある意味,「きっとそうなんだろうな」という現場感覚として思われていることをデータを根拠にして述べるというところに意味があり,驚いたのだろう。

2年生は今の時期にゼミに配属され,ゼミ生として研究をしていく。教育研究をしっかりして,「感覚」ではなく,理論を元に物事を考えられる教員になってほしいし,そういう教員を育てることが我々の使命だ。