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学び続ける集団へ

愛知県の小学校で教えています。情報交換をしながら皆さんと学び合い、そして多くの人と繋がりたいです。いつでも連絡ください。なお、メールはyudai7.iとgmail.comをアットマークで繋げています。よろしくお願いします。

2017-10-22

損得の思考法を直球で伝えるには…

12:01


「待ち合わせ」という教材を用いての道徳の研究授業がありました。


待ち合わせに遅れてしまった子を待つか待たないかという話です。


この授業での最後のまとめとしての徳目は「友情」「信頼」でした。


もしもこの教材を『学び合い』の考え方を用いた授業をするならば、最終的にもっていきたいのは、


「多様な人と折り合いをつけ自らの課題を達成すること」


つまり


「安易に一人を切り離さないのは自分のためである」


ということでないかなと思います。


待ち合わせに遅れてしまった子は最終的に、メンバー全員に待っていてもらえました。


これをグループの「友情」「信頼」という言葉で終わらせてしまうのは、なにか惜しい。


私たちが子どもたちに求めることは、多様な人と折り合いをつけること。


子ども集団を子ども扱いせず、大人になることを求め続けることです。


だから、私だったら、


「Aくんたちが遅れてしまったBくんを待ち続けたのは、遅れているBくんを切り離して先にいってしまうと、それはAくんたちにとって損だからです。このお話ではみんなが最後まで待ち続けてあげたんだけど、もしもあのままBくんをほっておいて先にいってしまっていたら、この子たちにとって損なんだよ。何が損なんだろうね。」


あとは『下級生が納得できる説明を200字程度で書く』や『クラス全員が納得する説明を考えて友達にする』などの課題を敷けば、少なくとも2割には確実に機能すると思います。


あの教材がたくさーん詰まった本で年間を通して同じ形式の授業が実践できると思います。


というのも、私は最近、この「損得」という思考法、感覚とでもいうのでしょうか、それをどうやって子どもたちにより浸透させればいいのかと考えていました。


もっともっと直球に取り組みたい。


そんな中の研究授業でした。


道徳ならできそうだと今思います。


ここで書いたからには一度この授業を子どもたちにやってみようかと思います。


書かれた作文をここに投稿しようとも思っています。