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学び続ける集団へ

愛知県の小学校で教えています。情報交換をしながら皆さんと学び合い、そして多くの人と繋がりたいです。いつでも連絡ください。なお、メールはyudai7.iとgmail.comをアットマークで繋げています。よろしくお願いします。

2017-11-22

謝り、感謝する

16:48

今日は子どもたちに1つのことを謝り、また1つのことについて強く感謝した。


一人の人間として、過ちは認め謝罪する。


また、一人の人間として、素晴らしい行いには感謝の気持ちを伝える。


褒めるのではなく感謝。


その姿勢を一人の大人として教室の中で貫き通すことが、子どもたちにとって良きヒドゥン・カリキュラムとして機能していくのではないか。

2017-11-21

2分間の冒険

17:37

2分間の冒険という、岡田淳の書かれた物語を今子どもたちに読んでいる。

これがものすごく面白い。

岡田淳の本は何冊も読んできたし、これからも読んでいこうと思っているのだが、この本は何か不思議な力を持っている、そう感じさせるくらい、ぐっと子ども心をつかむ。

物語の中では、子どもたちが竜と戦うのだが、その戦い方が謎かけである。

あらかじめ物語に出てくる謎を教室内に掲示しておいた。

それが功を奏し、まるでうちのクラスの子どもが竜と戦っているかのような空気が教室には流れていたと思う。

今日はすごかった。

没入とは、まさにこのことだと思った。

おすすめの一冊です。

二分間の冒険 (偕成社文庫)

二分間の冒険 (偕成社文庫)

2017-11-19

大阪『学び合い』の会

13:23


こんなことを思いながら25日に開かれる大阪の『学び合い』の会に参加する。


もう、テーマが自分にピッタリなのだ。


とっても楽しみ。


新しい地点にたどり着けると確信している。


参加される皆様、当日はよろしくお願い致します。

今の状態

13:17


3人の子どもからクラスの現状を話したい。


1人目、2年の頃、常態化した一斉授業と完全な不適合を起こしていたあの子は、『学び合い』のときは、打率7割といったところ。


この子を4月から見てきて、絶対に『学び合い』の考え方と相性がいいと思い、劇的に変わると信じていたのだが、自分としてはもっとできるなぁとも思う。


だが、ものすごいことをすることもあり、潜在的な学ぶエネルギーが高くクラスにとっては欠かせない、そういう子となった。


この子を見ていると、子どもの学びって自然な状態にもっていけば、どれだけのことをしてくれるかを教えてくれた。


だが、相変わらず負の意味でとんでもないことをすることもあり、一筋縄ではいかない。




2人目、学力的に本当にしんどい子。


正直、この子は伸びたと自信をもって言うことができない。


その子はみんなの力を借りながら、がんばっている。


…だが依然として丸写しをしている。


丸写しをすることが強制されてきて、良きこととされてきたわけだから、罪悪感はもちろんないし、その子なりの頑張りが、丸写しなのだ。


学び合い』のほうが明らかに生き生きとしていて、遊んでいるわけでもなく、彼なりにまじめにやっている。


休み時間の遊び相手と学ぶわけでもなく、自分なりに選んだ教え手と学ぶ様子から見て、あぁがんばっているなぁと思うのだが、テストの得点は振るわない。


3人目、全然うまくいかない子がいる。


本当に悩みの種で、授業をまったく受けてくれない。


打率2割に行くかといったところ。


ふと、この子が一斉授業できちんと育てられたら今、見栄えとしてはマシになっていたのかなぁと思う。


2年までは全くそれが叶わなかったため今があるのだが…。


それでも自分なら、なんて思ってしまう。


だが書いていて、見栄えがいい、それは誰にとってと思う。


ここら辺は周囲の目を気にしすぎる自分がよく考えていかなければならないことなのだなと思う。


周囲とのトラブルは激減し、むしろ良好な人間関係ができている。


これは絶対『学び合い』だから成し得たことだと思う。



長々と書いたが、これを見ている実践しようとされている方へ。


一例として3人の子どもを挙げましたが、結局一斉授業でもこの3人で悩むんです。私は今悩んでいますが、それでもきっとマシなほうなのです。

2017-10-24

道徳でやってみました

21:06

 先日投稿した記事の内容で、実際に道徳の授業をやってみました。

まず、「折り合いをつけて生きる」と書き、教材文を範読した後、黒板に課題を書きました。課題は、「仲良しの正一を待たずに先に行くことは仲良し5人組にとって損なのですが、それを下級生が納得するような文章を200字ていどで書いてください」です。

 以下、何名かの子の作文です。『学び合い』における、いわゆる2割の子のものを意図的に抜粋して載せようかとも思っていましたが、この損得の感覚は私の思っている以上にほかの子も理解しているのではないか、そう作文を見ていると思いました。

 ちなみに39名中7名が、この課題について理解していないと思われる状況です…。この実践は続けることに価値があると思うので、しばらくこの形式の授業に取り組んでいきたいです。他に今考えているのは、考え方をどう周りに広めていくかということ。


なぜ正一君を置いていくと損かというと、せっかく仲良し5人組なのに、正一君をおいていくと、毎日遊んでいる仲良し五人組じゃなくなるかもしれないから、仲良し五人組にとって損する。たとえば、自分が毎日遊んでいる仲良しと休日に遊ぶ約束をして、なかなか来ないからといって帰ると、もしかするとそれをきっかけに、まったく遊ばなくなるかもしれないから、仲良し五人組にとって損する。


なんで正一君をみすてると損かというと学校でみんなわからないのに正一君だけわかるということがあるかもしれないから、なかよくしておいて教えてもらえるし、将来仲良くしていたらいいことがあるかもしれないから。それにやす男くんは、五人で来てほしかったのに3人と2人で分かれているのをみたらすごく悲しいし、心配になるから、仲良くしていないと損をする。


おりあいをつけるという意味を説明します。一つ目は、なぜ、たかしたちがさきにいったけどひきかえしてきたかをせつめいします。未来に一人になるかもしれないから早めになかよしにしないと、そんをしてしまうからです。2つ目は、5人組です。五人組が四人三人になるとさみしくなってほかの二人一人抜けた人もさみしくなってしまうからです。


どうしてたかし君たちは損になるかというと、みんなでなかよし五人組だから、正一君たちを見捨てることになる。そして、損になる。たとえば、次の日の学校生活はみんなどういう気持ちになる?悲しい気持ちになるよね。だから、たかしくんたちはもどってきた。未来からもずーっと友だちでいたいし、ずーっとつながっていたい。だからたかし君たちももどってきてくれたから、未来もずーっと仲良し五人組でいられる。


四人で先にいってしまって次の日になったら、正一くんは、一時間目は元気がなくってたかしくんが、「ねえ、きのうなんで、っこなかったの」ってきいて正一君がないてしまってそして学校のすべてのじゅぎょうにこなくて、そして仲が悪くなってしまうので、損です。せっかくの仲良し組だから、かずやくんは、来るまで待ったんだと思います。そしてずっとまっていたかずやくんとさきにいっちゃったみんなで次の日仲良く遊んだと思います。


これから正一を見捨てると損することを説明します。一つ目は、一人だけでも見捨てると3人が悪いことをしたなって公開してしまうからです。二つ目はいつも仲良し五人組だから、一人でも見捨てることになったら一人ぐらいでも悲しんじゃうからです。3つ目はたかしたちが先に病院に行っちゃって一回引き返したのはかず男の言ったことが本当に当たっていたらたかしたちが悪いことをしてしまったなって思うからです。


3人と2人でわかれていって、なかよし五人組のえんをきっちゃうかもしれないから、正一くんをおいていったら、なかよし五人組にたいして、未来になったらその五人がバラバラになる。


たかしたちがあのとき先に病院にいっていたら、かずやっていう人も心細くなるし、正一っていう人もいつもやくそくを守っているだそうだけどそこでたかしたちがいっていたらいっきにドーンと信頼がなくなるし、そのしあさってくらいのときに正一がこんな風になるといけないから、きっとたかしたちはひきかえしてきたんだと思います。


たかしくんたちは、学校にいくときになぜそんをするかというとたかしくんたちは、やすおくんにひどいことをいっちゃって学校に来るとまだなかなおりできてないからいっしょにあそびたいのにあそべないというふうになっちゃうからたかしたちは引き返してきた。


たかし君たちは、仲良しのはずなのに、かずや君に対していらいらしたままおこったから、学校に行ったら仲良し五人組じゃなくなるからです。けれどかずや君がまってやろうよと言わなかったら正一君が不安になって学校にこのまま行ったらもtっと仲良しじゃなくなるからかずや君がこのまま行ってそしたらかずや君にとってもたかし君にとっても損だからです。


どうして損かというと、せっかく5人でやくそくして、いっしょに行こうとしてこのまんま、3人でおみまいにいって2人をほったらかしにしといたら、学校生活でなかがわるくなって、ほうか後とか3人で遊ぶようになって、じゅぎょうとかも、今後の学校生活のなかがどんどん悪くなっちゃうから、ひきかえしてきたら、学校生活も前と一緒の学校生活で今後もなかがいい学校生活がおくれる。


もう先に行ってしまったこの時に未来のことを思うから引き返したと思います。


どうして損をするかというと、なかよし五人組のうちの四人がわからない計算があっても、正一君だけ分かるかもしれない。だけど、なかよくしてないと、おしえてくれないかもしれない。だからなかよくしておいたほうがいいよ。

たかしたちは、いらいらしていて、その後たかしたちは正一をおいて病院にいったら、このあとなかよく五人組は、友だちじゃなくなってしまう。だけどかずやくんが正一君は、いつもやくそくをまもっているじゃないかと言ってみんなをとめた。やっぱり正一はきた。何か問題があったみたいで正一君は泣きそうな顔であやまった。このようにともだちどうしが折り合いをつけて生きることが大事だと分かりました。


未来で「あのころおいていかなければ今でも友だちだったかもしれないな」と損をするからおいていかなければ損をしないのです。

2017-10-22

損得の思考法を直球で伝えるには…

12:01


「待ち合わせ」という教材を用いての道徳の研究授業がありました。


待ち合わせに遅れてしまった子を待つか待たないかという話です。


この授業での最後のまとめとしての徳目は「友情」「信頼」でした。


もしもこの教材を『学び合い』の考え方を用いた授業をするならば、最終的にもっていきたいのは、


「多様な人と折り合いをつけ自らの課題を達成すること」


つまり


「安易に一人を切り離さないのは自分のためである」


ということでないかなと思います。


待ち合わせに遅れてしまった子は最終的に、メンバー全員に待っていてもらえました。


これをグループの「友情」「信頼」という言葉で終わらせてしまうのは、なにか惜しい。


私たちが子どもたちに求めることは、多様な人と折り合いをつけること。


子ども集団を子ども扱いせず、大人になることを求め続けることです。


だから、私だったら、


「Aくんたちが遅れてしまったBくんを待ち続けたのは、遅れているBくんを切り離して先にいってしまうと、それはAくんたちにとって損だからです。このお話ではみんなが最後まで待ち続けてあげたんだけど、もしもあのままBくんをほっておいて先にいってしまっていたら、この子たちにとって損なんだよ。何が損なんだろうね。」


あとは『下級生が納得できる説明を200字程度で書く』や『クラス全員が納得する説明を考えて友達にする』などの課題を敷けば、少なくとも2割には確実に機能すると思います。


あの教材がたくさーん詰まった本で年間を通して同じ形式の授業が実践できると思います。


というのも、私は最近、この「損得」という思考法、感覚とでもいうのでしょうか、それをどうやって子どもたちにより浸透させればいいのかと考えていました。


もっともっと直球に取り組みたい。


そんな中の研究授業でした。


道徳ならできそうだと今思います。


ここで書いたからには一度この授業を子どもたちにやってみようかと思います。


書かれた作文をここに投稿しようとも思っています。