来年度の年間指導計画を出す時期が近づいてきたので、今年度のものを見直し、他学年のも見ていて思ったこと。
これらを三学年合同でやっていたら、来年度のイメージを自然と下学年がもてるし、上級生もアドバイスできるし、教員が転勤しても生徒はほぼ残ってるわけだから、教員が総入れ替えに近くても生徒はやれる気がする。
教員も、来年度や再来年度のイメージを具体的にもてるし、さらにグレードアップすることができそうだ。毎年1から聞いて昨年通りにやるよりは、絶対よいものになりそう。
体育館で、各学年がやってるのを感じながらやる。
三年生が高校受験の志望理由書を書くのを感じながら、あるいは隣で見ながら、一年生や二年生がそれぞれの課題をする。絶対いいと思うな〜。
教員があれこれ説明するより早い!
久々に母と会い、一緒に祖母に会いに行った。
その祖母の車イスのことで最近ちょっとした事件(?)があったと聞いた。
詳しくは書かないが、最終的には
「もめたくないから、ひいたんよ。今のところが場所的には一番いいし、入れたのも奇跡なくらい難しいことだから。」と母。
うーん、学校に似てるな…
「人質にとられてるようなもんだからね、預けてても何されるか分からないような時代だからねぇ」とも。
ますます、学校に似てるな…
娘が今朝から修学旅行へ。二泊三日とはいえ、見送りに行こうと朝6時過ぎて学校へ向かった。
バスが無事に出発したのを見届けて、他の保護者と歩いて帰りながら聞いたことは…
「今日ね、集合する時に、先生らは親が見てないと思ってか、けっこうなキツい言い方で怒ってたよ。なんかね、かわいそうな感じもしたけど、あんなもんなんかね?」
私はバスの出発間際に着いたので、集合の場面は見てないのだが、その光景を想像するのは簡単にできる。
(西川メモに時々書いてある「あやうい」指導場面だと思う)
もし、保護者がもっとたくさん(今日の見送りは3名。クラスは2クラスで)頻繁に出入りしていたら、先生達の振る舞いや言葉使いも変わってくるだろうなと思う。
いつも、保護者や地域の方が自由に参観できる環境だったら、違うだろうなあ。
「外圧」がいるんだろうなあ。
ちなみに娘の修学旅行は、この2月(関西方面)に、マフラーも手袋もナシ。これ、誰も何も言わなかったのかなあ?(娘は「質問すると後がややこしくなりそうだから、もういい」と言っていたが、体調不良者が出なかったらいいけど…と心配するのは私だけ?気にしすぎ!?)
昨日は「総合的な学習の時間」で人間関係形成能力を高める目的でアクティブラーニング。
学年末テストまでの3時間を使う。めあては「全員が見通しをもってテスト勉強を進めることができる」にした。
1時間目は事情で各クラスごとでおこなったが、次回からは希望クラスの合同授業もアリで(学年の先生に)言ってみよう。
生徒に最初の語りで言ったことは「1人で黙々とやれる課題より、誰かに聞かなきゃ分からない、家で一人ではできないような課題の方がいいよ。ただみんなの中にはどの課題も一人でやれる人もいると思う。そんな人も、頼ったり頼られたりする力を高めることを意識して動いてほしい。」
確かこんな感じ。
最後の語りは「2つ言うね。1つは声のトーン。これはもっと落としてほしい。なぜかわかる?そう、他のクラスに迷惑かもしれないこと。あと、クラスの中にも静かじゃないと集中できない人もいるかもしれない。そういうことに配慮できるのも大事な力だよ。2つ目は、見通しのこと。今日3時間分の計画を立てたよね、見通しをもつってことは、何をどれだけ、どのくらいの時間でやるかを書くことだよ。ただ「勉強する」とか「ワーク」とか「全部」というのは見通しを持ってないのと同じよ。具体的に書いて実行していこうね。仕事する時にも大事な力だからね。」
という感じで話したつもり。
ま、ベストじゃないかもだけど、一人一人が黙ってカリカリ勉強するよりは「マシ」だったかな〜。