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『学び合い』兵庫の会

兵庫県で小学校教諭をしているtomkickです。
このたび,兵庫『学び合い』の会を立ち上げました。
『学び合い』に興味のある方,いっちょ気楽にやりませんか?
西宮浜小学校で実践しています。公開はいつでも可能です。
個人ブログはこちら(訳あって一時会員制にしています)
「汗かき教師修行」
↓こちらもおすすめです。
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2011-03-06

2/25(金) 『学び合い』公開授業2 参観者の感想より

11:54

事後研でいただいた感想です。(;^3^)は感想に対する僕のコメントです。

・今日はありがとうございました。同じ学校の中に『学び合い』をしている先生がいるのがとてもうらやましいです。(小学校教員)

(;^3^)いいでしょ~。来年はぜひ!!

・今日は授業ありがとうございました。教え合いと,学び合いはちがうのか?また,国語学び合いはどんなふうにするのか?興味関心一杯で来させていただきました。今日,疑問に思ったこともありましたが,丁寧に答えていただき嬉しく思いました。子どもたちの学び合う姿がとても印象的で素敵でした。ありがとうございます。(小学校教員)

(;^3^)ご質問ありがとうございます。また,わからないところなどあればおっしゃってください。

・『学び合い』の実践ライブが見たくて参加させていただきました。西川純先生の手引書に共感したからです。手探りながら,6年生2学期の分数の割り算で取り組みました。以前よりも,子どもたちがつながったと日記や感想から効果を感じていました。そして,今回国語と言うことで,イメージができなかったのを具体的にできたことはとてもよかったです。脳がかなり活性化されました。ありがとうございました。(小学校教員)

(;^3^)何かお役にたてれば幸いです。また,情報交換しながら勉強させてください。

・本日はありがとうございました。公教育の教師でもなければ,国語の教師でもないのですが,『学び合い』というものの名前だけ聞いたことがあっただけだったので,今回実際に見れて良かったです。特に印象に残っているのが,子どもたちの発言で「ああー!」や「なるほどー!」,「自分と正反対やー!」,「そういうことかー!」などの意見が出て,認め合っている雰囲気がとても印象的でした。お友だち同士の認め合う,教え合うことでできる絆みたいなものがとてもうらやましく,私もこんな授業を受けていたら,国語が好きになっていたかなと思いました。また,2年生に対しての,「思っていることを口に出したり,書いたりできないと本当に理解したことにはならない。」というメッセージは,「2年生に言っているのか~。」と驚きましたが,子どもたちはこのメッセージを体験的に知れて良かったと思いました。(音楽教室講師)

(;^3^)見に来て下さってありがとうございました。異分野の方との交流はとても刺激になります。今後ともどうぞよろしくお願いします。


・本日はありがとうございました。『学び合い』の運営において「教師がいなくなる技術(表現が見つかりませんでした)」が肝心だと思いました。そこに,教師はおらず,「全員達成」という課題と,「生徒だけがいる状態」にすることが重要なのだと感じました。

目標設定について,「学校の授業での,深い単元の理解」と「受験における教育」の違いはどう考えられますか。(塾講師)

(;^3^)ありがとうございます。塾で『学び合い』をするとなると,個人の目標設定が明確ではあるけども,「みんなが」ということの必要性が難しそうですね。「学校の授業での深い単元の理解」と「受験における教育」の目標設定の違いですが,本来はそれほど変わらないところのはずなんですよね。でも,小学校の場合は出口が受験に設定されていないこともあって,塾の学習とちがっているように感じますね。何の目的のために,何の力をつければいいかはっきりさせること。それが大事なように思います。答えに・・・なってないですよね(^^ゞぜひ,またの機会にお話ししましょう。ありがとうございました。

・前回の研究会のときにはじめて知り,共感できる部分が多くて,自分なりに授業に取り入れてみました。成果としては,事後研でもあったように,子どもたちの関係が深まり,それがよりよい学級づくり,授業づくりにつながっていると感じました。

ただ,キッキョン先生から話しもあったように,保護者など外部の型の理解を得ることに困難さを感じました。また,『学び合い』ばかり行うより,いわゆる「一斉授業」に取り入れるという形がしっくりきています。いずれにしても,これもキッキョン先生の話にあったように,「結果」として表れることが大切だと思いますので,そのためにもこれからも学んでいきたいと思います。(小学校教員)

(;^3^)ありがとうございました。ぜひ,一緒に勉強しましょうね。切磋琢磨しましょう!

・自分のイメージしていた,課題を出して「はいどうぞ!」と違い,教師の指導が思いのほか多い『学び合い』を見られて,「こういうのもあるのか」と感動しました。また,これが『学び合い』の全てというわけではなく,他のタイプの授業もされているということで,もっと見たいと思わされる授業でした。

予習については考えさせられました。授業時間は,せっかくなので一人でできる学びよりも,多人数が関わる学びに当てたいと思っています。そこで,その下地(自力読み)を予習や宿題の形でやっておいてもらうというのは,子どもたちにとっても宿題や予習の意義がわかって良いなと思いました。

来年からは自分も『学び合い』を実践していきたいと思います。貴重な実践を見られる機会をいただき,ありがとうございました。必ず生かしていける内容だったと思います。(学生)

(;^3^)次の日まで来て下さってありがとうございます。『学び合い』は考え方なので,授業の方法はなんでもいいんだと思います。大事なのは,目の前の子どもたちに合わせて柔軟に対応できるかどうかです。また,一緒にやりましょうね。

・2年生と5年生の子どもたちの様子を見て,子どもたちの人間関係のつながりが,しっかりと築きあげられていることを感じました。また,学習規律や学力もしっかり身についていることを感じました。『学び合い』は子どもたち一人一人の疑問を授業で解決できることが良い点だと実感しました。具体的な活動を見せていただき,とても勉強になりました。(小学校教員)

(;^3^)そうですね。子ども同士のつながりができてくると,ぐっと学びが深まってきます。また,一緒に勉強しましょう。

・授業をする中で,『学び合い』をすればするほど,事前の準備の必要性と,子どもたちの様子(クラスの人間関係)と子どもたちがわかっているかわかっていないかが目の前に示されると感じました。国語の授業をするときに,いろいろと考えることがあります。ただ,本日の授業のベースが,筑波の人の指導内容と,読み研の内容がベースになっているので,その内容を子どもたちに課題として渡すには,西川先生が言っている誰にでもできるということと大きな開きがあるように感じます。ただ,文芸研や筑波の先生などが言っているように,子どもたちの読みの力をつけることが大切なように感じました。今日は,本当にありがとうございました。(小学校教員)

(;^3^)色々な課題設定があると思いますが,子どもの育ちに応じて,課題を引き上げていけるだけの専門性が必要になってきますね。この課題が,きちんと出口の教育目標につながっているように考えていきたいと思います。また,一緒にやっていきましょうね。ありがとうございます。


・今日はありがとうございました。一度,以前にキッキョン先生の4年生のクラスを見せていただいてから,算数で少しずつ『学び合い』を取り入れつつ・・・という感じでしています。すごいなあと思ったのが,A君と言う子が,『学び合い』を通して変わったという話。教師はそこまで関わらず,仕組むというか,見守るというか,そのような関わりで,子どもたちがつながり変わっていくのがすごいと思いました。

学び合い』は教師があまり関わってはいけない,引っ張ってはいけないと思っていたのですが,今日の授業を見て,課題を与え,評価をして,考えていったらいいんだということが分かりました。

一人でまずはじっくり考えて,友だちと考えを交流して新たな考えを持ち,また一人で考えて学習を深めていける『学び合い』っていいですね。次の単元に,アレクサンダーとぜんまいねずみがあるのですが,しっかりとまずは自分が教材研究をして,国語で初の『学び合い』をやってみたいです。ありがとうございました。また,『学び合い』の会に参加させてください。(小学校教員)

(;^3^)ぜひぜひ,国語でもやってみてください。子ども同士が交流している姿を見ると,国語こそ『学び合い』がしっくりくるな~って思います。また,報告してくださいね。

・その教師のよさは,どう『学び合い』に混ぜていますか?みんなでという単語・言葉への使い方がしっくりいかなくて,うまく説明できなくてすいません。本日はありがとうございました。(塾講師)

(;^3^)『学び合い』の場合,教師の人間性が試されるところはありますね。人間性が前面化すると思います。だから,その先生の人間的な「よさ」は混ざってくるように思います。まあもちろん「悪さ」も前面化していくるので,そこが課題のようにもおもいますが(^^ゞ。「みんなで」と「みんなが」の違いについては,いろいろと言われているところです。その辺も,またお会いした時にでもお話できるといいなあ。ありがとうございました。

・ありがとうございました。キッキョン先生,Y先生の授業とも素晴らしかったです。キッキョン先生のクラスの子どもたちは,追究の鬼という感じですごかったです。Y先生のクラスの子どもたちは,優しいクラスだな~と温かさを感じました。A君の成長ぶりにはびっくりしました。A君を受け入れることでクラスが成長するんですね。僕も,そんなクラスを作りたいと思いました。音読の声の優しさにもびっくりしました。自分の気持ちをクラスが受け入れてくれるという安心感があるなぁと思います。

後は,「国語を教えるには」というテーマで話し合いたかったですね。精読だけでなく,教材で教えること,読み終えた後,他の本への読書意欲を高めるような授業をしていく必要があるなと思っています。すごく勉強になりました。ありがとうございました。(小学校教諭)

(;^3^)ありがとうございます。子どもの成長を見てもらえて何よりです。「国語を教えるには」というのもぜひ議題にしましょうね。といっても,僕は門外漢もいいところなので,それまでにたっぷり勉強しておきます。

http://file.tomkick.blog.shinobi.jp/d5fdd054.JPG

2/25(金)学び合い国語 公開授業1

10:44

2月25日(金)に,『学び合い』の国語の授業を公開しました。

僕と,同僚のY先生とで2時間。

一つは,僕の「かさこじぞう」の授業。もう一つは,Y先生の「注文の多い料理店」の授業です。

国語の授業にしたのは,『学び合い』の国語の授業は難しいと言われるから。だけど,実感としては国語の授業こそ『学び合い』にフィットしているように思っています。

そのあたりのことについてお話しできればと思って,授業公開と授業協議会をしました。

公海授業には30名近くの方が来て下さり,協議会にも20名ほどが残ってくださいました。感謝感謝です。

以下,当日配布した僕のレジメです。

学び合い国語の授業

~『学び合い』が明らかにしたものと,その「先」~

1.本日の授業

指導目標 

「4場面のじいさまとばあさまのやりとりから,ばあさまのじいさまにたいする優しさと二人が貧しいながらも幸せに暮らしていることを読みとらせる。」

学習課題

「4場面を読んで,ばあさまのひとがらについてまとめることができる。」

課題に対する評価基準

「ばあさまの人柄について3つ以上の観点からまとめることができている。」

教員評価

「ばあさまのじいさまに対する優しさがまとめに書かせることができたか。」

「二人が貧しいながらも幸せに暮らしていることを人柄の記述の中で触れされることができたか。」

2.『学び合い』の国語はなぜ難しいか?

・これまでの授業研究は「授業方法」の研究

・『学び合い』が明らかにしたことは,授業とは「授業方法」ではなく「授業内容」

・つまり,「どうやって教えるか」ではなく「何をどこまで教えるか」が授業。

・『学び合い』は,何を=学習課題,どこまで=評価基準,を与えるだけで子どもたちが学ぶということを明らかにした。

・『学び合い』の国語が難しいのは,国語は「何をどこまで教えるか」がはっきりしない教科だから。

・学習指導要領の記述では何を教えることになっているか。→別資料

・教科書会社の編集長は,「物語を精読するのではなく,物語から言語技術を学ばせる。」と言っている。

・言語技術を取りだすための練習としての教科書教材であることをわからないといけない。

3.『学び合い』の「先」

・「学び」は,学習者が自分はわからないとわかったところからスタートする。(学習者主体の考え方)

・学習者が「わからない」と気づくのは,教え手の評価があってからである。(教育者主体の考え方)

・学習者主体の考え方の時の教師の役割は,「ファシリテーター」。子どもたちをつなぐ。

・教育者主体の考え方の時の教師の役割が,「ティーチャー」。子どもがわからないことを知っている。

国語において,何をどこまで教えるべきかを知り,その先(言葉とは何か)を知る。