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てつのりだーのノリノリだー(memorandum)

2012-02-16無縁社会

気づけば,(いや,気づいていましたが)かなり久しぶりの更新になってしまいました。


本日,機会があって,

NHKスペシャル

無縁社会~“無縁死” 3万2千人の衝撃~

http://www.nhk.or.jp/special/onair/100131.html

を視聴しました。

副題の通り,孤独死が年間で3万2千人もおり,NHKの調査だけでも,それだけいることが分かったそうです。

無縁仏を国と自治体が処理するのだとか。もしくは直葬というごく一部の人のみで小さくやる葬儀もあり,場合によっては葬式に葬儀業者のみということも多いそうです。

他にも結婚式で友だちがすくないのをばれないように代理出席するサービス。

子どもの置き去りも1年で150件

働き盛りの年齢の人々もひきもこったり。単身世帯は2030年には30%にまでいくと考えられるとか。

(とにかくこの番組,なんとも同情を煽るような編集かつ出演のみなさんの発言が虚しい虚勢かのように含みを持たせる編集といい,じつに御上手です。)


まあ,しかしとにかく人とのかかわりを失うことが,この無縁社会の原因だということを示唆しているのは間違いないようです。

そしてこのような無縁社会の要因を3つ,番組冒頭で示しています。

1,家族の形の変化

   単身者が増加している。単身赴任や未婚の中年,壮年。

2,働き方の変化

   非正規雇用の増加と収入の不安定さが未婚の人間を増やす。

3,ライフスタイルの変化

   つながりを断っていてもお金さえあれば生活はできてしまう世の中。

のように3つをあげています。

やはりヒトがもつ最大にして究極的な防衛器官が集団,コミュニティをつくることです。広く言えば「つながり」。それこそ,猿人よりも前からヒトが種を防衛存続し,発展させるために働かせた器官です。

それが正しく機能しない。

それはおそらく,なくても生きることができる世の中になっているように見えること。

さらに,ある一つの集団のなかにいるから安心などと思っても,そのつながり以外持たずにいたため,その集団に所属できなくなったり解体したりするとそれ以外のつながりがなかったり。


1,家族の形の変化

2,働き方の変化

3,ライフスタイルの変化

このような背景は既に止めようがない社会の流れです。だとすればこれからどうやって「つながり」を断つような状況を積極的に減らすことができるのか。そこが重要になってきます。

家族より仕事を優先していたが失業して会社とのつながりも,かぞくとのつながりも

失う人も多い。どうすればその人たちは他者とつながれるのか。

これは社会全体の病理といっても過言ではないと思います。

孤独死を防ぐ為に,生前契約をして死後の処理を請け負うNPO団体があるとか,つながり不足を取り繕うようなサービスのように対症療法だけでまわしていてもそれでは効かなくなる日はけっして遠くないでしょう。

そんな日が来ないように,学校はなにができるのか。

なにをすべきなのか。