鹿男これでよし

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第13回『学び合い』を共に学び合うセミナーin 群馬
日 時 2020年2月8日(土) 13時~17時
会 場 ニューサンピア(高崎市島野町1333番地)
詳しくは……coming soon



群馬『学び合い』学習会「木曜セミナー」
次回は・・・👇です。

2009-04-24

昨日のこと

23:18

クラスに場面緘黙の子どもがいます。引き継ぎでは「コミュニケーションは筆談で、感情は表に出ないので笑いません。」とのことでした。

学び合い』を始めて、最初は一人でいることが多くクラスの子ども達もほとんど話しかけることもありませんでした。

初期段階なので、しつこく「みんな」を求めて数日目、理科の観察の時間、ある子が「A君、あっちにテントウ虫がいたよ。」と声をかけ、一緒に観察に行きました。観察カードにはきれいに色塗りされたテントウ虫が…。ある女の子いわく「A君ニコニコしてた。初めて見たかも。」

それからは、一人でいることもありますが、国語でも算数でも必ず誰かとコミュニケーションがとれるようになりました。

A君は声は出ませんが、口は動きます。今年は筆談ではなく、唇を読んで話をしています。

そして昨日、国語の「スピーチをしよう」の発表の日。いちばん前の女の子が心配そうに「先生、A君はできないと思います。今までもこういうときはしませんでした。」と言いました。が、あえて「みんな」を求めました。心配そうなAには、「みんながついてるよ。大丈夫!」とニコニコして言いました。

いつものように「みんなに伝わるようにスピーチをしよう」と課題を出して、あとは子ども達にお任せ。一人ずつ、やりたい順にスピーチが進んでいきました。が、やっぱりAが最後になってしまいました。

ゆっくり前へ出ていくA・・・と同時に「おれがA君の声になる!」「おれも!」二人の男子が前へ出ていきました。Aは二人に原稿を手渡すと、前に立ち、みんなの方を向いて口を動かし始めました。それに合わせて男子二人が原稿を読み始めました。

「ぼくが好きなことはサッカーです。・・・」Aは最後まで口を動かしていました。原稿を覚えていたのです。男子二人もピッタリ読み切りました。クラス全員が拍手喝采。

思わず3人を抱きしめてしました。不覚にも涙腺まで。

Aは今日、私のつまらない冗談に爆笑してくれました。笑っているAに隣りの女の子が「今度A君の声きかせてね。」というと、Aは笑いながらうなずいていました。

もしかして・・・

janglejapjanglejap2009/04/25 08:26私も泣いてしまいました・・。take1さんのクラスの子どもたちの姿に感動しました!!

daitouirukadaitouiruka2009/04/25 15:00すごい!
「これがだめなら、これならいけるかも。」
教師一人が考える方法をはるかに超えたものを子ども達は出してくる。
それが次へのステップにつながる。
そしてそれを目の当たりにした他の子ども達のステップアップにも。
わくわくしますね。

bunbun-hbunbun-h2009/04/25 16:56「これから自分もやるぞー」と励まされました。
鹿男さんの子供たちに感謝です。

take1_No12take1_No122009/04/28 23:37コメントありがとうございます。
janglejapさん、今回ちょっと心が揺れたのですが、子ども達を信じてよかった。と、しみじみ思いました。
daitouirukaさん、子ども達が「みんな」になると、予想をはるかに超えたことをやらかします。ね。
bunbun-hさん、私も、いつも子ども達からパワーをいただいております。