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相互依存を追いかける このページをアンテナに追加 RSSフィード

 ハンガリー・カーロリ・ガーシュパール大学の若井誠二(わかいせいじ)です。日本語教師です。10以上年前より学習者自律に関心を持ち、現在は学習者自律を支える「相互依存」を追いかけています。そして『学び合い』が相互依存の1つの形かなと思っています。(ご連絡等はszeidzsiアットマークfreemail.huまでお願いします。)

2013-11-07

複言語、複文化能力とは

| 00:04 | 複言語、複文化能力とは - 相互依存を追いかける を含むブックマーク はてなブックマーク - 複言語、複文化能力とは - 相互依存を追いかける 複言語、複文化能力とは - 相互依存を追いかける のブックマークコメント

あるメールマガジンに紹介されていた次の論文を読みました。

「誰が複言語・複文化能力を持つか」

http://gbkk.jpn.org/dat/gbkkv11segawa.pdf

単純に言うと以下のような主張でした。

  • 「複言語能力を育てるために学校で言語を教えよう」「複文化能力を育てるために学校で(言語にくっついている)文化を教えよう」という考え方は問題がある
  • 複言語、複文化能力はもともと人間の中にあり、そういうもともとあるものを伸ばすのが教育ではないのか。
  • それは,異質な他者とコミュニケーションし共に生きていくことを支える,価値観や思想というものを学ぶということではないか。
  • 外国にも行ったこともなく外国語もできない農家の人に留学生が宿泊するグリーン・ツーリズムを見ていてもわかる。
  • だからその中身と背景を知りたい

  • 言語・文化の違いを個の違いと捉えれば、より多くの他者とコミュニケーションし共に生きていくことはどの教科でも同じように学べます。そして、教科というのはそのためのコンテンツ(目標)であり、教室・学校はコンテンツ(目標)が設定できる場です。(恐らく)グリーン・ツーリズムがうまくいく背景には、やはりそこにもコンテンツ(共通の目標)があるからだと思います。

    書いてある内容に対する驚きはないですが、それを書けない自分は、書ける論者がまぶしく見えます。

    2013-09-02

    日本語文章難易度判別システム

    | 19:57 | 日本語文章難易度判別システム - 相互依存を追いかける を含むブックマーク はてなブックマーク - 日本語文章難易度判別システム - 相互依存を追いかける 日本語文章難易度判別システム - 相互依存を追いかける のブックマークコメント

    試験問題などを作る際に問題となるのが文章のレベルです。これまでは「リーディングチュウ太」というサイトのレベル判定ツールを使ってチェックしていました。とっても便利です。

    http://language.tiu.ac.jp/

    今日はこのほかに、「日本語文章難易度判別システム alpha版」の情報についても教えていただきました。これも使えそうです。

    http://jreadability.net/

    本当に便利なものが増えてきて助かります。

    2013-04-18

    オンライン日本語辞書

    | 23:07 | オンライン日本語辞書 - 相互依存を追いかける を含むブックマーク はてなブックマーク - オンライン日本語辞書 - 相互依存を追いかける オンライン日本語辞書 - 相互依存を追いかける のブックマークコメント

    日本語の実力をチェックしてくれるJ-catというサイトがあります。信頼性も高く海外のいくつかの大学でも日本語能力測定の装置として採用しています。

    このサイトを開発した先生から、Japanese Learner’s Dictionaryのサイトの紹介が届きました。自動音声読み上げ機能付きで、漢字が不得意な方でも使え、関連した画像も出るというのがすごいです。将来的にはタブレットへの対応も予定しているそうです。

    http://dictionary.j-cat.org/

    私もためしに音声で入力してみましたが、きれいに入りました。

    大学の進級試験の作文試験は辞書の持ち込みが可能です。以前は紙の辞書でしたが現在はPCやタブレット、携帯電話の辞書も使用OKとしています。でも、インターネットの使用は禁止してあります(主な理由は学生によって仕える機材に大きな差があるからです)。が、それもそろそろ限界でしょう。

    例えば辞書には時事問題用語は掲載されていないことが多いです。ですからそのような語は問題の下に語彙リストとして提出しています。でもインターネットの使用が自由になればそのような問題も堂々と試験に載せることができます。こうなると受験生は辞書ではなくコーパスから適切な語を探すことが普通になっていくでしょう。その方が効率がいいし、いい訳もできます。

    テクノロジーの進歩に合わせて翻訳の問題自体も変化させなければならないなと強く感じます。

    2013-04-14

    NLT

    | 22:28 | NLT - 相互依存を追いかける を含むブックマーク はてなブックマーク - NLT - 相互依存を追いかける NLT - 相互依存を追いかける のブックマークコメント

    筑波ウェブコーパスの検索ツールである(NINJAL-LWP for TWC(ニンジャル・エルダブリュピー・フォー・ティーダブリュシー、略称NLT)の情報をいただきました。

    http://corpus.tsukuba.ac.jp/

    翻訳の授業では、言語の対照研究的なことも少しやります。今年やったもののうち1つはハンガリー語の「Kevés(少ない)+名詞」が必ずしも日本語では「少ない+名詞」で表現されることはない・・・じゃあどうなるの?というものでした。日本語の「少ない+名詞」は限定的な用法なので、学生達は主にそれを調べていましたが、上のツールがあれば「少ない+名詞」の組み合わせも検索できるので、創ったルールの正当性もチェックできます。今年度はもう間に合いませんが、来年度は使おうと思います。

    2013-04-07

    NEWS

    | 19:24 | NEWS - 相互依存を追いかける を含むブックマーク はてなブックマーク - NEWS - 相互依存を追いかける NEWS - 相互依存を追いかける のブックマークコメント

    Twitterでもらった情報を元に文化庁の日本語教育コンテンツ共有システム「NEWS」のサイトをのぞいてみました。サイトによると日本語教育に関する教材,カリキュラム,報告書,論文,施策資料等(「日本語教育コンテンツ」)を横断的に検索できるみたいです。

    http://www.nihongo-ews.jp/

    日本語教育コンテンツの検察自体はGoogle等使えば簡単にできますが、内容とか母語とか対象年齢とかで検索できるのがいいところなのかな。