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相互依存を追いかける このページをアンテナに追加 RSSフィード

 ハンガリー・カーロリ・ガーシュパール大学の若井誠二(わかいせいじ)です。日本語教師です。10以上年前より学習者自律に関心を持ち、現在は学習者自律を支える「相互依存」を追いかけています。そして『学び合い』が相互依存の1つの形かなと思っています。(ご連絡等はszeidzsiアットマークfreemail.huまでお願いします。)

2018-01-24

言えないこと、書けないこと

| 19:09 | 言えないこと、書けないこと - 相互依存を追いかける を含むブックマーク はてなブックマーク - 言えないこと、書けないこと - 相互依存を追いかける 言えないこと、書けないこと - 相互依存を追いかける のブックマークコメント

どの業種でもそうですが、仕事をしていると「関係者以外には話せないこと」が出てきますよね。いろいろ新しいことを試みようとすると更にそれが増えていきます。

怖いのは、どれをどの範囲まで話をしていいのかわからなくなってしまうことです。私は結構失言が多いので特に不安です。(言っても構わないことも結構あると思うのですが、その判断ができなくなってきています。)

みなさんそういうのと上手につきあっているんですよね。すごいな~と思います。

2017-11-23

世の流れ

| 23:25 | 世の流れ - 相互依存を追いかける を含むブックマーク はてなブックマーク - 世の流れ - 相互依存を追いかける 世の流れ - 相互依存を追いかける のブックマークコメント

日本は外国人にとって魅力的な職場ではないようです。

https://www.japantimes.co.jp/news/2017/11/21/business/japan-ranks-dead-last-asia-top-foreign-talent/#.WhVHJ9Jl9dp

ここに書いてある・・

the language barrier and rigid business practices are widely seen as obstacles to hiring top foreign talent in Japan.

私が勤めている日本学科の学生は上記のうち「日本語」にあたる部分は何とかなりそうですが「働き方」については、ネガティブなイメージを持っている者もやはりいます。

言葉についてはAIが進めば(日本語を教えている私が言うのもなんですが)そのうち何とかなるでしょう。(別に日本語も英語もできなくても働けるようになるはずです。)

なので「日本が世界で孤立せず生き残り発展していくために外国人の力『も』上手に活かすにはどうすべきか」ということを考える必要がどうしても出てくるのだろうと思います。(もちろんやっていると思いますが)

2017-10-15

継承語教育は子育ての一部

| 05:45 | 継承語教育は子育ての一部 - 相互依存を追いかける を含むブックマーク はてなブックマーク - 継承語教育は子育ての一部 - 相互依存を追いかける 継承語教育は子育ての一部 - 相互依存を追いかける のブックマークコメント

我が家の子どもたちが通う継承日本語クラス。上のクラスはもう高校生なのですが、これまで教えてくださっていた先生が帰国されたので、現在は日本からの留学生(7名!)に毎週交替で授業を見ていただいています。

今の授業ですが・・・

  • 生徒は目標が定まっている。
  • とにかく普段の高校生活が忙しすぎて日本語にじっくり取り組む時間がない。

  • という状況があるので

  • 朝、生徒達が先生(留学生)に授業スケジュールを連絡し授業時間と休み時間と授業内容を知らせる
  • 質問があるときを除き、自分達で課題に取り組んでいるときは静かに見守ってもらう。
  • おしゃべりの時間も設けて、そのときは目一杯日本語でおしゃべりを楽しむ。
  • という感じで授業を組み立てているようです。大したものだなと思います。

    Endless OS

    | 05:35 | Endless OS - 相互依存を追いかける を含むブックマーク はてなブックマーク - Endless OS - 相互依存を追いかける Endless OS - 相互依存を追いかける のブックマークコメント

    そろそろPCを買い換えないと・・と思いハンガリーで売られるPCを見ていたのですがEndless OSが入っているPCがあって目に止まりました。これはリナックスベースの無料OSで(簡単にダウンロードできます。)インターネットにつなげたり高価なPCを購入することが困難な地域でも使えるような工夫がなされています。(例えば人々の多くがwikipediaで調べ物をするということからwikipediaをオフラインで使えるようにしてしまっているとか、教育ソフト、プログラミングソフト、メディアソフト、ゲーム、Officeソフトなど大金を払わないと手に入れられない大量のコンテンツが入っているなど。)日本語の入力も可能みたいです。このEndless OSの入ったEndlessPCもあるみたいです。ネットにつなげなくても、お金をかけなくても、同じことができるというのがコンセプトですが、もちろんネットにつなげることも可能です。

    これまではネットがあれば全世界と繋がれる・・と考えていましたけど、これはかなりのんきな考えなのだということに気づかされました。(Endless OSは「インターネット」をあえて介さないという道を選ぶことで、逆にPCを中継点とした多くのローカルネットワークや、そのネットワーク同士のネットワークを構築する役割を果たしているのだと思います。)

    Endless OSですが、今のバージョンは同じPCでwindowsと並行して利用することができるみたいです。これにより多くの人がEndless OSい触れることができますし、きっと今後のコンテンツの充実・開発のために役立つのだろうと思います。

    2017-05-07

    ミュージカル

    | 21:58 | ミュージカル - 相互依存を追いかける を含むブックマーク はてなブックマーク - ミュージカル - 相互依存を追いかける ミュージカル - 相互依存を追いかける のブックマークコメント

    ハンガリーの初等学校には音楽学校が併設されているところが多いです。娘も息子もこのタイプの音楽学校に通っています。(娘はもう音楽学校を卒業したのですが引き続き通っています。)音楽学校は楽器にりコースに分かれており、コースにより練習日が変わります。練習は先生と1対1で行うものと、グループで行うものがあります。我が家の子どもたちは2人とも伝統音楽コースでツィテラ(ツィター)という楽器を習っています。

    音楽学校は毎月1回コンサートがあります。コース別コンサートや学校全体のものもあります。この他に音楽学校の先生達によるコンサートもあります。学年の最後には進級試験もあります。

    週末はこの音楽学校によるミュージカルが文化会館で行われました。私たちも(4日講演の3日目に)家族で見に行きました。日本でいうブラスバンド部が音楽を担当し、先生と生徒が役者になり歌あり踊りありの楽しいものでした。

    脚本も音楽もすべて音楽学校の先生が考えつくったようです。主役の先生はアコーデオンを教えているのですが、数年前まで人気テレビドラマで役者をしていた人で今も地元テレビ局でアナウンサーをしています。役者さんだけあって演技もプロ。きっと演技指導もあったのでしょう。全体的に非常にレベルが高いものでした。

    娘も息子も知っている人が出ていることもあり、とても楽しんだようです。学校と地元のこういう交流いいなと思います。

    2017-04-06

    トレーニング週間

    | 07:38 | トレーニング週間 - 相互依存を追いかける を含むブックマーク はてなブックマーク - トレーニング週間 - 相互依存を追いかける トレーニング週間 - 相互依存を追いかける のブックマークコメント

    私の勤める大学は今週は通常の授業はありません。かわりにトレーニング週間の名のもとに学生用、教員用の様々なプログラムが行われます。

    教員は学部の教員が一同に介して行うworld cafe形式の対話、そしてもう1つのプログラムに参加することが義務付けられています。world cafeそのものは個人的にはあまり大きな意味はないですが、5年前からスタートしもう10回参加しているので顔見知り(名前はわからないですけど)の教員も増えてきました。

    私が教員向けのプログラムの中から選んだのは「バーリントグループ」というものです(日本語だと「バリントグループ」)。これはイギリスに移住したハンガリー人の医師がホームドクターを対象に開発したグループ対話活動です。(細かい説明も受けたのですが、忘れてしまいました。)ホームドクターの場合、他のホームドクターと交流する機会はほとんどなく孤独です。更に、常に個々の患者と向き合わなければなりません。そういう点でグループ対話の重要性は高そうです。一方、私の場合、同じ教員室に複数の教員がいますし、他の部屋の教員とも話をする機会がそれなりにあります。また学生と常に個人対個人でやりとりする必要もないです。あと管理職でもないということもあってホームドクターほど孤独ではないな・・・と感じます。(とっても恵まれているってことだと思います。)

    教員は学生向けのプログラムを最低1つ行うことが義務付けられています。私が今回企画したプログラムは、日本の企業の社長さんと通訳さんによる、就職説明会の要素も加えた講演と対話です。社長さんは企業理念を熱く語り、通訳さんは通訳業がいかにエキサイティングであるかという話をしてくださいました。おかげさまで定員をはるかに超える学生が集まり、プログラム終了後も学生が社長さんと通訳さんを取り囲んで話をするという状況が生まれました。あとは就職につながればと思います。ここにいたるまで企業側とのメールのやりとりは三桁に近くなり、また社長さんや通訳の方には何度も大学まで足を運んでいただきました。このやりとりを通じて、ある種の奨学金制度も設置してくださるような方向性にもなりました。社長さんが「他の大学にも活動を展開したい」とおっしゃっていたので(ちょっと考えましたが)別の2つの大学の先生を紹介しました。

    昔の私は「こいつはワシが育てた」みたいなところが自己評価のポイントとなっているところがありました。なので個々の学生に対する気持ちも強かったと思います。もちろん、今も授業課題で発生するメールのやりとり、留学関係のやりとり、卒論指導など、個々の学生とやりとりをすることは多々あります。そして、ああこの学生はいい学生だな~と思うこともあります。でも今の自己評価は400名を超える学科の学生全体に対して自分は何ができたか・・ってところに置いています。なので個々の学生に対する気持ちが強くなってしまうと(例えばお気に入りの学生などができてしまうと)全員のことを考える気持ちにゆがみがでてしまう恐れがあるぞと自分に語る自分がいます。きっとそういうスタンスをとろうとしていることも、バーリントグループについてホームドクターほどは惹かれない一因なのかもしれないな・・と思いました。(もちろん、バーリングループについて無知だからという点が最大の原因です。)