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相互依存を追いかける このページをアンテナに追加 RSSフィード

 ハンガリー・カーロリ・ガーシュパール大学の若井誠二(わかいせいじ)です。日本語教師です。10以上年前より学習者自律に関心を持ち、現在は学習者自律を支える「相互依存」を追いかけています。そして『学び合い』が相互依存の1つの形かなと思っています。(ご連絡等はszeidzsiアットマークfreemail.huまでお願いします。)

2018-07-08

語彙に関する議論

| 20:52 | 語彙に関する議論 - 相互依存を追いかける を含むブックマーク はてなブックマーク - 語彙に関する議論 - 相互依存を追いかける 語彙に関する議論 - 相互依存を追いかける のブックマークコメント

高校生の授業の音データを聞いています。この授業では、ある教科書の読解問題を利用して「クラス全員が(だれと組んでも)ハンガリー語から日本語への同時通訳ができるようになる。」が課題でした。

日本語の読解教材ですから、まずは日本語をハンガリー語に訳した上で、それを再翻訳していく作業となります。練習時には「もう1回、その部分の通訳をやらせてくれ」など、生徒さんたちの積極的な姿がよく見えます。

おもしろかったのは、日本語をハンガリー語に翻訳する際に「デパート」の訳をどうするかでもめていたことでした。

確かに、ハンガリーには90年代前半ぐらいまでは、まだ日本のデパートに似た形の商業施設もありました。しかし、今はモールと呼ばれる、長い通路に店がならぶ(大きいところだと通路に「〇〇通り」と名前がついています。)形のものや、ショッピングセンターしかありません。

高校生は21世紀に生まれた子たちですから、日本のデパートがイメージできる建物を見たことがないわけです。こういうのは確かに難しいなあと思います。(例えば、学会で行ったスロベニアのリュブリァーナとかポルトガルのリスボンには日本のデパートに似た商業施設があるので、まだ連想しやすいかなと思います。)

簡単そうに見える外国語でも、その意味を正確に知るというのはなかなか大変だと改めて思いました。