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相互依存を追いかける このページをアンテナに追加 RSSフィード

 ハンガリー・カーロリ・ガーシュパール大学の若井誠二(わかいせいじ)です。日本語教師です。10以上年前より学習者自律に関心を持ち、現在は学習者自律を支える「相互依存」を追いかけています。そして『学び合い』が相互依存の1つの形かなと思っています。(ご連絡等はszeidzsiアットマークfreemail.huまでお願いします。)

2018-03-10

重要なのはこれから

21:32 | 重要なのはこれから - 相互依存を追いかける を含むブックマーク はてなブックマーク - 重要なのはこれから - 相互依存を追いかける 重要なのはこれから - 相互依存を追いかける のブックマークコメント

ハンガリーでは、協働学習は教師がかなり準備をしなければ成功しない。否、かなり準備をしても成功しない可能性がある・・という認識が強くもたれています。結局、毎時のスケジュールをこなすのであれば、無理して協働学習を取り入れる必要はないという結論になります。

そういう普通の学校で、ある先生に『学び合い』をお願いしてみました。その先生も協働学習は魅力があるけど(協働を成立させるために準備が大変なので)難しいと考えていました。なので、難しいといわれる「準備の大変さ」を一切なくした提案をしました。簡単に言うと、特別な活動も教材作成もせず、教科書の問題を使い「はい、どうぞ」とお願いするシンプルなものです。

2時間連続でお願いしてみました。いずれの授業でも生徒さんたちはグループのメンバーや人数を自由に変えながら目標達成に向けて動いていました。目標もある程度達成でき、先生も「今まで1時間でこんなに生徒たちが勉強したことがない」と喜んでいました。

ただ、こういう1回きりというのは、ものめずらしさもあって、なんとかなるものです。何度かやっていると、生徒さんも「なんでこんなことやるのかな」と思ってしまうかもしれませんし、先生もどこかで飽きがきてしまうかもしれません。

せっかくやってもらったので、なんとか先生と話を続け(例えば課のまとめのところだけでもいいので)今後もやってもらえればなと思っています。

あと、授業中に集中できない子がいる、小さいかわいい小学生のクラスでも『学び合い』を(1回イベント的に)お願いしようと思っています。1度授業を見学しましたが、小学生は本当にかわいいですね。

ちょっと残念

| 21:20 | ちょっと残念 - 相互依存を追いかける を含むブックマーク はてなブックマーク - ちょっと残念 - 相互依存を追いかける ちょっと残念 - 相互依存を追いかける のブックマークコメント

ハンガリーの学校制度は4-8制、6-6制、8-4制の混在型です。ただ多くの場合は、4(初等教育低学年:担任の先生がすべての教科を教える)-4(初等学校高学年:教科別に教師が教える)-4(中等教育)のように分かれています。

ということで、何か新しい教育政策を導入するときは、4-4-4で分けて、初年度は1年生、5年生、9年生(あるいはそのうちのどかかの学年)に導入していくのが普通です。

ハンガリーでは今年の9月より、5年生に「教科書のデジタルバージョンをインストールしたタブレットを支給することを決めました。これで生徒達も重いカバンともおさらばできます。

ただ我が家の下の息子は9月からは6年生なんです。結局息子はずっと重い荷物を持って学校にいかなければならないみたいです。(この前持たせてもらいましたが、私が持ってもかなり重いと思ってしまいました。)