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相互依存を追いかける このページをアンテナに追加 RSSフィード

 ハンガリー・カーロリ・ガーシュパール大学の若井誠二(わかいせいじ)です。日本語教師です。10以上年前より学習者自律に関心を持ち、現在は学習者自律を支える「相互依存」を追いかけています。そして『学び合い』が相互依存の1つの形かなと思っています。(ご連絡等はszeidzsiアットマークfreemail.huまでお願いします。)

2017-03-21

申し訳ない気持ち

| 17:13 | 申し訳ない気持ち - 相互依存を追いかける を含むブックマーク はてなブックマーク - 申し訳ない気持ち - 相互依存を追いかける 申し訳ない気持ち - 相互依存を追いかける のブックマークコメント

私は、ある日本語教育に関する会議のオンライン発表論文集の編集を毎年行っています。この会議はいわゆる学会ではなく、夏に欧州のどこかに日本語教育関係者が集まり自由に発表をし、それを論文集にまとめるということで、査読などは行っていません。

昨年、ある年の論文執筆者より「データ使用に問題があったので論文を読めなくして欲しい」との依頼がありました。それでそのような措置を取りました。

すると先週、「盗用論文を掲載し、その後削除したにもかかわらず撤回理由を掲載しないのはなぜだ。」とのメッセージをいただきました。同様の内容のブログから情報も拡散されました。

この時点では事実関係がわかりませんでしたが、その後、執筆者や当時所属していた機関に連絡を取り、これが事実であることがわかりました。(所属機関に論文が査読有りと報告した上で他者のデータを自分のものとして使用していました。所属機関の調査もあり文部科学省にも報告がなされていました。執筆者はこれを理由に退職しました。)

それで事務局と相談の上、サイトに今回の問題についての報告と、理由付撤回公告を掲示しました。

これで問題自体は収まりましたが、「査読がない」気楽さから、撤回理由を聞かぬまま、言われるままに論文を読めないようにしてしまった(そしてすぐ撤回公告を出さなかった)のは私の責任です。データを無断で使用されてしまった研究者の方も含めて多くの方に迷惑をかけてしまいました。申し訳ない気持ちで一杯です。