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相互依存を追いかける このページをアンテナに追加 RSSフィード

 ハンガリー・カーロリ・ガーシュパール大学の若井誠二(わかいせいじ)です。日本語教師です。10以上年前より学習者自律に関心を持ち、現在は学習者自律を支える「相互依存」を追いかけています。そして『学び合い』が相互依存の1つの形かなと思っています。(ご連絡等はszeidzsiアットマークfreemail.huまでお願いします。)

2009-09-16

あなたはなぜ日本語の勉強を始めましたか。どうして日本語を勉強していますか。という質問

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友人のブログに、「学習者の学習動機が、自分の考える道義に合わない場合、教師はどうすればよいのでしょう・・」と書いてありました。ブログに書いてあった例の1つは、

日本人旅行者はあまり頭がよくないからだましやすい。だから日本語を勉強してたくさん儲けたい。でした。

これに関して友人は、日本語教育関係者の中には、かつて「日本語を勉強すれば金がもうかる!」と学習者のモチベーションを上げようとした人がいた・・と続けています。

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教師の多く(=私)は、こういう動機は知らず、学生が授業中自律的に学習している姿を見て「素晴らしい!」と賞賛するんじゃないかなと思います。その点、この友人が学習者のこういう動機を知っているというのはすごいことですね。

金がもうかるを動機付けにする・・というのは自分も昔、言ったことがあります。(そういう時代が本当にありました。)でもその一方で、本当に日本語を金儲け目的のためだけに学習していた人に対してさびしいとも感じていました。今はそんなことは言いませんが・・・

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「なぜ、あなたは日本語の勉強を始めたのですか?」これは日本語学習者が何百回と聞かれる質問です。私も今でもこの質問をすることがあります・・・でも上を読むと、「薄っぺらい」か「非常に恐ろしい」質問なのかもしれません。

ハンガリーにも新型インフルエンザの波が来ています。

| 22:37 | ハンガリーにも新型インフルエンザの波が来ています。 - 相互依存を追いかける を含むブックマーク はてなブックマーク - ハンガリーにも新型インフルエンザの波が来ています。 - 相互依存を追いかける ハンガリーにも新型インフルエンザの波が来ています。 - 相互依存を追いかける のブックマークコメント

学び合い』ブロググループでも新型インフルエンザに感染した学校や生徒さんの話題が出ていますが、ハンガリーでもここにきて学校での集団感染により学校閉鎖となるところが出始めています。

娘の学校の先生も新型インフルエンザにかかり、今日復帰してきました。彼女の場合、「通常のインフルエンザよりは症状が軽かったが、とにかく体がだるかった」そうです。娘の学校でも学校閉鎖なんてことがあるのかもしれません・・・(ちなみに、ハンガリーの専門家は2~3年かけて国民全員に近い数が1度感染しないとおさまらないだろうと言っています。)

プライドとの折り合い、柔軟性のあるプライド

| 19:15 | プライドとの折り合い、柔軟性のあるプライド - 相互依存を追いかける を含むブックマーク はてなブックマーク - プライドとの折り合い、柔軟性のあるプライド - 相互依存を追いかける プライドとの折り合い、柔軟性のあるプライド - 相互依存を追いかける のブックマークコメント

このブログで何回も取り上げていますが、(『学び合い』)学習時における学習者のプライドとの折り合い・・ということが自分にとっては大きな関心事になっています。

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授業中、「自分と同程度ぐらいか・・」とか「アイツには勝てる」と思っている人が「わかった!」と声を上げる・・・でも自分はまだわからない・・・・また、そいつがやってきて「助けようか?」と聞いてくる。クソ~!

授業中、「自分よりできる」と思っている人が「わかった!」と声を上げる。くそ、またあいつか・・・俺だって・・・でも自分はまだわからない・・・そいつがやってきて「助けようか?」と聞いてくる。クソ~!馬鹿にしやがって!

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まあこんなところです。自分自身にも思い当たるところが(たくさん)ありますし、実際にクラスで学生達に切々を訴えられたこともあります。


これに関しては、昨日のhttp://manabiai.g.hatena.ne.jp/szeidzsi/20090914#1252917358が素晴らしいなと思ったわけです(こういうことをやっていると、プライドが高くて誰にもヘルプなんてしてほしくない・・・人に頼むなんて自分が馬鹿だと言っているようなものだ。あいつらに屈することになる・・・なんて思っている人も、人のあたたかさというものを感じるようになり、大事なのは俺がわかること、それがみんながわかることにつながる。アイツにだけは聞けそうだと心を開くかもしれない・・・と思います。)。要するに『学び合い』文化が進むと、各自が自分のプライドとも折り合いをつけられるようになるんじゃないかって・・

ということでこのページに設置してある「『学び合い』内検索」を使い「プライド」で検索したところ・・・furutatsuさん「先生って」(http://manabiai.g.hatena.ne.jp/furutatsuuu/20090916/1253060625)の中の記述にぶつかりました。

先日サングラスをかけたお昼の顔の司会者が言ってたことですが「プロとはプライドを強く持っている人ではない。」「自分でプライドを折ったり持ったり、柔軟性のあるプライドを持てる人がプロなんだ」と言ってました。

なるほどな~と思います。

高校での実践例が見られる

| 17:57 | 高校での実践例が見られる - 相互依存を追いかける を含むブックマーク はてなブックマーク - 高校での実践例が見られる - 相互依存を追いかける 高校での実践例が見られる - 相互依存を追いかける のブックマークコメント

今年度『学び合い』について卒論(この学生は5年制の旧制度で学んでいるので修論)を書く学生と話をしました。ダブルメジャーで英語学科にも所属している関係で、まずはそちらの卒論(修論)を10月15日までに書かなければならないそうです。その後になったら書く!と言っていました。

この学生は今年1年、ある高校で日本語の非常勤講師もしています。(特に日本語教育では学生が非常勤講師をする例が複数あります。また日本語教育に限らず旧制度の大学最終年度にいる学生は、卒業見込みということで学校で働くことができます。)8名からなるクラスは(実はいろいろ事情があり過去3年で日本語教員が5回ぐらい変わったこともあって)モチベーションは低く、(レベル差が大きくて)クラス共通の目標も見つけにくい状況にあり、更に学校はこの人たちが卒業したら日本語クラスを廃止することをうたっていたりと、一種の困難クラスと言えます。

それで卒論では前半を『学び合い』の哲学と過去の先行研究、後半は自身の学校での実践をまとめるという形にするようです。彼女の今後にものすごく期待しています・・

furutatsuuufurutatsuuu2009/09/16 20:44初めまして。上越教育大学M先生の研究室のfurutatsuuuこと古屋と申します。
トラックバックありがとうございます。また拙い日記をみてくださってありがとうございました。

szeidzsiszeidzsi2009/09/16 23:41furutatsuuu さま
コメントありがとうございます。こちらこそよろしくお願い申し上げます。