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相互依存を追いかける このページをアンテナに追加 RSSフィード

 ハンガリー・カーロリ・ガーシュパール大学の若井誠二(わかいせいじ)です。日本語教師です。10以上年前より学習者自律に関心を持ち、現在は学習者自律を支える「相互依存」を追いかけています。そして『学び合い』が相互依存の1つの形かなと思っています。(ご連絡等はszeidzsiアットマークfreemail.huまでお願いします。)

2019-06-16

なんとか終わる

05:04 | なんとか終わる - 相互依存を追いかける を含むブックマーク はてなブックマーク - なんとか終わる - 相互依存を追いかける なんとか終わる - 相互依存を追いかける のブックマークコメント

私の勤める学科を卒業するには、以下の項目がクリアされている必要があります。

1.規定の単位を取得している。

2.卒業(修士)論文を提出している。

3.国家外国語試験に合格している。

4.卒業(修士)論文の口頭試問に合格している。

5.卒業試験に合格している。

このうち最も大きな壁は5です。言語学、文学、歴史、社会、日本語の5つの委員会を設置し(各委員会は最低3名の教員が必要です)受験生はこれを順番に受けていきます。1つでも不合格となれば、卒業はできず、半年後に合格できなかった試験のみ再受験します。

今回の卒業試験も学士課程だけで70名以上が受験します。2日間かけて試験を行います。学生も大変ですが、各委員会のメンバーも朝8時から午後4時すぎまで試験を行い、その後に会議などを経て結果発表をすることになるので大変です。

昔は人数が少なかったこともあり、受験生は自分の好きな順番で試験を受けていました。このため恐怖を感じる委員会はどうしても足が遠のき、結果として試験そのものが終わらないという結果となっていました。それで数年前からどの受験生がいつどの試験を受けるかというシステムづくりを担当しています。

再受験組などもいるため、スケジュールづくりはそれほど簡単ではありませんが、今回も何とか作成することができました。途中一度、同僚には投げていますが、来週の頭から口頭試問が始まるので問題のないように再度同僚にシェアをし目を通してもらうつもりです。

2019-06-15

力作

05:02 | 力作 - 相互依存を追いかける を含むブックマーク はてなブックマーク - 力作 - 相互依存を追いかける 力作 - 相互依存を追いかける のブックマークコメント

ある日本語コースの先生より、「生徒達の作品にコメントをお願いします」と連絡がありました。それでオンライン上に公開されている生徒さんたちの作品を見てコメントを書きました。

ゴミ問題について書いた

http://sakura.naik.hu/eni/gomi/index.php

はなかなかの力作でした。

(ページ左上の三本線をクリックすると目次が開きます)

この人の作品でCseritiというお店の存在も知ることができました。

http://sakura.naik.hu/eni/gomi/display.php?article=cseriti

お店は職場からも近そうです。どんなところか一度覗いてみようと思います。

2019-06-14

外国語

05:40 | 外国語 - 相互依存を追いかける を含むブックマーク はてなブックマーク - 外国語 - 相互依存を追いかける 外国語 - 相互依存を追いかける のブックマークコメント

ハンガリーでは来年度から入試制度が大きく変わります。1つ大きく変わる点は外国語です。これまでは、大学を卒業する段階で外国語のB2資格(日本の英検だと準1級レベル)が最低1つ必要でした。これが来年度からB2資格を1つ持っていることが大学入学の条件となります。

もともと中等教育機関の第一外国語の卒業時のレベルがB2なので、大きな問題はないとも言えますが、特に主要都市以外の地方では、そのレベルに達することができるかが中等教育機関の大きな問題となっているようです。

ハンガリーの場合、日本語のB2は比較的とりやすい状況にあります。日本語B2試験受験生をもっとぐっと増やすためのアイデアを実現させたいです。

遠足の捉え方の違い?

05:30 | 遠足の捉え方の違い? - 相互依存を追いかける を含むブックマーク はてなブックマーク - 遠足の捉え方の違い? - 相互依存を追いかける 遠足の捉え方の違い? - 相互依存を追いかける のブックマークコメント

我が家の子供たちはハンガリーの学校に通っていますが、夏に日本の学校や日本人学校に毎年お世話になっています。

今回息子は初めて泊まりでクラス遠足に行ったのですが、これまで日本や日本人学校で経験したお泊り遠足との違いが新鮮だったようです。

恐らく日本では、事故防止やスケジュール管理のため、現地の事前視察というものがあるのだろうと思います。しかし今回の息子の遠足では、先生は下見をしていなかったようです。日本の遠足ではスケジュールがかちっと決まっていて、キャンプファイヤーでも進行スケジュールがあるみたいです。でも、ハンガリーの場合、遠足のスケジュールも結構おおざっぱで、消灯時間も決まっておらず「明日もあるから、そろそろ寝ようか」で寝る感じだったそうです。ご飯も食べ始めは一緒みたいですけど、食べ終わった人から席を離れて自由にしてもいいようです。キャンプファイヤーも、みんなで楽しくすごすプログラムはあるみたいですけど、時間も進行もその場で決める感じだったようです。

ハンガリーの場合、遠足は学年末の勉強から解放された時点で行くので、日本とは位置づけが違うのだろうと思います。

揺れる心・・

05:02 | 揺れる心・・ - 相互依存を追いかける を含むブックマーク はてなブックマーク - 揺れる心・・ - 相互依存を追いかける 揺れる心・・ - 相互依存を追いかける のブックマークコメント

ハンガリーでは初等学校からクラスごとにプログラムが違うのが一般的です。このためクラス替えというものがありません。初等学校は8年間ですから8年間ずっと同じクラスメートと授業を受けることになります。私が住んでいるような小さい町だと、幼稚園の4年間と合わせて12年間ずっと一緒のクラスという場合も珍しくありません。

中等学校には4年制、5年制(1年間は外国語国語と数学だけ学ぶ)、6年制、8年制がありますから、初等学校から中等学校に進学する段階でクラスのメンバーが1度変わります。(4年制より8年制の方がレベルが高い・・とかそういうわけではありません。)中等教育機関もクラスごとにプログラムが違うので、入学してから卒業するまでクラスメートは基本同じです。

息子は初等学校の6年生ですが、9月からは6年制の中等学校に進学することが決まっています。でも、2泊3日の遠足がそれは楽しかったらしく、進学するか、今の学校であと2年残るか気持ちがとても揺れているみたいです。明日で学校も終わりなので、ちょっと落ち着いたら話でもしようと思います。

2019-06-13

その怒り、その諭そうとする心は、本当は悲しさ・寂しさじゃないのか

05:47 | その怒り、その諭そうとする心は、本当は悲しさ・寂しさじゃないのか - 相互依存を追いかける を含むブックマーク はてなブックマーク - その怒り、その諭そうとする心は、本当は悲しさ・寂しさじゃないのか - 相互依存を追いかける その怒り、その諭そうとする心は、本当は悲しさ・寂しさじゃないのか - 相互依存を追いかける のブックマークコメント

昔、命の電話の仕事をしていた人が言っていました。

期待したことと違う結果になったとき悲しい・寂しい気持ちになるけれど、寂しさ・悲しさではなく、それを怒りとして表してしまう。家庭で親が子どもにおこってしまうときも多くの場合はそうだ。学校で先生が学習者におこってしまうときもそうだ。でも、そんなとき怒られている方は、なぜ怒られているのかがわからず、ただ怒られた事実だけが経験として残ってしまう。これは両者にとって不幸だ。怒りを表すのではなく、悲しい、寂しい気持ちを伝えなければいけない・・・

少し冷静だと「怒りはよくない」と、諭そうとする場合もあると思います。でもやっぱりそんなときも、寂しい、悲しい気持ちを伝えた方がいいのだろうなと思います。(それで問題が解決するというわけではないと思いますが・)自分が当事者のときは、それが見えませんが、少し離れた立場になると、それが見えるような気がします。

お誘いしてみました

05:31 | お誘いしてみました - 相互依存を追いかける を含むブックマーク はてなブックマーク - お誘いしてみました - 相互依存を追いかける お誘いしてみました - 相互依存を追いかける のブックマークコメント

高校の先生方と作ろうとしている実践研究集ですが、教師会の名簿で、これまでコンタクトをとっていなかったハンガリー人の先生が2名いらしたので、メールを書いてみました。1名の先生からは「ちょっと難しい・・」という返事をいただきましたが、もうちょっと粘ってみようと思います。

2019-06-12

ブルーオーシャンからレッドオーシャンへ?

05:25 | ブルーオーシャンからレッドオーシャンへ? - 相互依存を追いかける を含むブックマーク はてなブックマーク - ブルーオーシャンからレッドオーシャンへ? - 相互依存を追いかける ブルーオーシャンからレッドオーシャンへ? - 相互依存を追いかける のブックマークコメント

3年ほど前に、日本全国に店舗を持つ飲食店関係の会社の方から「ハンガリー人を雇用したい」と連絡が入りました。そして、あれよあれよという間に(特に)日本の観光産業で人材募集がかかるようになりました。

それでも、これまではまだハンガリーでの人材発掘はブルーオーシャンだったと言えます。しかし、ここに来て、(ほんのちょびっとだけ)これまでブルーだったところが、ちょっとレッドになるのではと思うような情報があります。少し様子を見守りたいと思います。

ハンガリー人の場合、(日本学科の学生を除けば)それほど日本に関心が高いわけではないので、人件費の面だけで人材を確保しようと動くと、あまりうまく行かないと思います。日本とハンガリーの経済格差は徐々にですが確実に縮まってきていますし、わざわざ日本に行かなくても西側ヨーロッパに行けば、もっと働きやすくて待遇のよい職場があるからです。

ただ、逆に言えば工夫次第でブルーオーシャンはそこら中にあるということだろうと思います。

私の勤める大学には日本学科の学生が450名ほどいます。今は力及ばず達成できていませんが、私は日本学科の学生が全員、卒業までに日本に行けるようにしたいと思っています。私も日本側にブルーオーシャンを提供できるようにアンテナをはっていきたいです。