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相互依存を追いかける このページをアンテナに追加 RSSフィード

 ハンガリー・カーロリ・ガーシュパール大学の若井誠二(わかいせいじ)です。日本語教師です。10以上年前より学習者自律に関心を持ち、現在は学習者自律を支える「相互依存」を追いかけています。そして『学び合い』が相互依存の1つの形かなと思っています。(ご連絡等はszeidzsiアットマークfreemail.huまでお願いします。)

2016-12-29

日本語と英語の2ヶ国語教育が行われている小学校

| 22:56 | 日本語と英語の2ヶ国語教育が行われている小学校 - 相互依存を追いかける を含むブックマーク はてなブックマーク - 日本語と英語の2ヶ国語教育が行われている小学校 - 相互依存を追いかける 日本語と英語の2ヶ国語教育が行われている小学校 - 相互依存を追いかける のブックマークコメント

オーストラリアで英語と日本語の2ヶ国語教育が行われている小学校があるんですね。ハンガリーでは中等教育機関にこのような2ヶ国語の公立学校が結構ありますけど、多いのは英語やドイツ語・フランス語です。中国語の学校もあるのですが、残念ながら日本語はありません。

2016-12-26

日本語ではなぜ「サンタさん」?

| 20:33 | 日本語ではなぜ「サンタさん」? - 相互依存を追いかける を含むブックマーク はてなブックマーク - 日本語ではなぜ「サンタさん」? - 相互依存を追いかける 日本語ではなぜ「サンタさん」? - 相互依存を追いかける のブックマークコメント

ハンガリーでは25・26日がクリスマスで祝日です。政府は来年から24日も祝日にしようと動いています。ハンガリーは違いますが、一般的にクリスマスにはサンタクロースがプレゼントを持ってきます。日本では「サンタクロース」を「サンタさん」などと言いますが、「サンタ」は「聖」にあたる部分なので「サンタさん」は「聖人さん」なんですよね。「聖人さん」という言い方も変だしそもそも誰を指すのかもわかりません。じゃあなぜ日本では「サンタさん」というのか・・・英語に「Mr.Santa」という歌がありますし、Santa trackingというサイトもありますから、サンタ・クロースという名前にしたときに、サンタを名前にしちゃったのが日本に入ったってことなのでしょうね。(でもいつ「聖人」が「サンタ」という名前になったのかなあ。)

2016-12-15

今学期も明日で終了

| 20:06 | 今学期も明日で終了 - 相互依存を追いかける を含むブックマーク はてなブックマーク - 今学期も明日で終了 - 相互依存を追いかける 今学期も明日で終了 - 相互依存を追いかける のブックマークコメント

ある授業。対話とピアリーディングが組み合わさったような授業です。教室には机がなくおりたたみの机がついた椅子があります。授業が始まるときに学生が書いてきた作文を3部ずつコピーして積み重ねたものを教室の真ん中にどんと置きます。すると学生がそこから作文を取ってコメントを入れていきます。途中質問があれば書いた人に聞き、コメントを書き終わったら、それをコピーの山に返し、別の作文を取って読む・・感じです。それを20分ぐらいやったら、自分の作文を取ったりとってもらったりしてコメントを読みます。

学期の最初は、そんな活動をしているのにもかかわらずみんな椅子を黒板に向けて並べて座っていました。私はあきれて「そんな座り方で、質問があったらどうやって書いた人に声をかけたり、その人のところに行くのさ。」と言いました。今はもちろんそんな座り方はしていません。

その後、対話に入ります。対話のグルーピングは学生がやります。グループが変わっても、同じ人同士がまざったりするときは、「まるで恋人みたいだ」といって茶化しますが(何か理由があってそうなっているのだろうからと)苦笑いして終わりです。(基本的にメンバーは常に変わります。)

教室は狭いので私は授業中、大体廊下に椅子を出して座っています。授業には日本人留学生の方が毎週3~4名来てくださっています。公的機関の方や日系企業の方、日本の大学関係者の方がいらしたときも「どうぞ中に入って楽しんでいってください。」という感じで入っていただきました(そんなときも自分は廊下です)。

ある日、廊下の定位置から教室に入ると、1人の学生が質問をしてきました。てっきり私に質問をしているのだと思い、答えていると自分の目の前にいる学生も答えていました。質問をした学生は私を無視していました。恥ずかしくなってあやまって定位置に戻りました。

そんな授業も明日で終わりです。

すべての授業がこんなんだと楽しいですけど、特に学士課程の授業では教室にびっちり学生が入りますので、どうしても演者の時間が長くなります。

2016-11-18

もしお隣さんが・・・

| 08:13 | もしお隣さんが・・・ - 相互依存を追いかける を含むブックマーク はてなブックマーク - もしお隣さんが・・・ - 相互依存を追いかける もしお隣さんが・・・ - 相互依存を追いかける のブックマークコメント

ハンガリーではある25年前より、ある調査会社が「反外国人かそうでないか」の意識調査を行っています。この調査における外国人は主に「移民」ですが、今回の調査でかつてないほどの「反外国人」の傾向が出たようです。

ハンガリー語ですが、グラフを見ることができます。

http://index.hu/tudomany/2016/11/17/soha_nem_latott_merteku_az_idegenellenesseg_magyarorszagon/

一方、別の会社も同じ時期に「もしあなたのお隣さんが○○だったら、受け入れますか」という調査を行いました。結果・・・「受け入れる」と言った人の割合は以下の通りでした・・

アラブ人(21%)

ロマ(ジプシーと言われる人たち)(32%)

同性愛者(45%)

中国人(47%)

アメリカ人(50%)

アフリカ人留学生(51%)

ユダヤ人(57%)

ロックンローラー(60%)

トランシルバニアからのハンガリー系移民(76%)

ハンガリーは現在反移民政策を取っているので、最初のアンケートは政策に影響されているとも言えますが、2つ目のアンケートを行った調査会社はロマ、ユダヤ人、同性愛者、なども半数以上が拒否するという結果を受けて、政策とは関係ないところで「自分と異なるものへの拒否感がある」と結論づけています。

私はご近所さんたちとトラブルは起こしていないつもりですが、こういう結果が出ると少し考えさせられます。

2016-11-15

顔文字は一歩先に進んでいた。

| 06:16 | 顔文字は一歩先に進んでいた。 - 相互依存を追いかける を含むブックマーク はてなブックマーク - 顔文字は一歩先に進んでいた。 - 相互依存を追いかける 顔文字は一歩先に進んでいた。 - 相互依存を追いかける のブックマークコメント

私の翻訳の授業では顔文字の翻訳も課題に出します。例えば「:X を日本語の顔文字に翻訳せよ。」みたいな感じです。

しかし今日ハンガリーのニュースサイトを見ていたら ̄\_(ツ)_/ ̄ という顔文字が出てきました。(http://444.hu/2016/11/14/orban-viktornak-igaza-van の一番下にあります。)調べてみると欧米系のサイトでも使われていることがわかりました。もうちょっと見るとこんなサイトもありました。

https://textfac.es/

ここに出てくる顔文字はいろいろな言語の文字が混ざって使われています。欧州の言語政策(複言語主義)では、まず相手とコミュニケーションを取り何かが実行できることが一番優先され、そのために使用する言語はいろいろな言語のチャンポンになっても構わないとされています。これらの顔文字はまさにその典型だなと思います。

すべては活用の仕方次第

| 06:06 | すべては活用の仕方次第 - 相互依存を追いかける を含むブックマーク はてなブックマーク - すべては活用の仕方次第 - 相互依存を追いかける すべては活用の仕方次第 - 相互依存を追いかける のブックマークコメント

友人を頼って『アクティブ・ラーニング中学英語』を取り寄せました。自らの理解という点から見ると正直『学び合いの仕組みと不思議』とか『学び合う教室』とか『「静かに!」を言わない授業』のようなインパクトはありませんでした。(この時代の本は「発見を喜ぶ姿」、もう少し言うと「学生さんの発見を喜ぶ教師の姿」「自分の期待以上の成果を見せた教え子の姿に感動する教師の姿」に満ち溢れている感じがしました。)

しかし「誰かに伝える」という点から見ると断然わかりやすいです。

(自分の能力のなさゆえ、直接は携われない可能性がだんだん大きくなってきてはいますが)将来日本語教職課程を復活させるに向け、初等・中等教育機関の先生方と連携していきたいし、できれば実践研究もしてみたい・・。そのために、この本をどう活用できるか考えます。

我々のコミュニケーションのとり方が変わるのか、それとも通訳の仕事は残るのか

| 05:49 | 我々のコミュニケーションのとり方が変わるのか、それとも通訳の仕事は残るのか - 相互依存を追いかける を含むブックマーク はてなブックマーク - 我々のコミュニケーションのとり方が変わるのか、それとも通訳の仕事は残るのか - 相互依存を追いかける 我々のコミュニケーションのとり方が変わるのか、それとも通訳の仕事は残るのか - 相互依存を追いかける のブックマークコメント

国際交流基金の専門家の方が日本語教育や外国語教育に関する際とを定期的に送ってくださっています。今日はそのうちの「AIが高度に発達することが確定した今、高校生が英語を学ぶ意味はあるのか?」(http://d.hatena.ne.jp/shi3z/20161011/1476129642)を興味深く読みました。

通訳の仕事を少しでもしたことがある人はわかると思いますが、通訳の仕事は単に言葉を訳して伝えることではありません。例えばハンガリーにある日系企業で通訳がハンガリー人と日本人のやりとりをそのまま訳して伝えていたらまとまるものもまとまらなくなり大喧嘩になってしまうこともきっとあるでしょう。

将来的に通訳を入れずAIを入れてやりとりをすることになる場合(将来的にはこの問題も解決されるはずですが)しばらくの間は、言ったことをそのまま訳してしまう通訳を入れて話をするのと同じになります。

このとき人は、一歩下がって冷静になって、お互いのコミュニケーションのとり方の違いを意識しながらやりとりをするようになるのか・・はたまた状況にあわせて「人の」通訳を入れたり入れなかったりするのか・・というところに興味を持ちました。

szeidzsiszeidzsi2016/11/18 08:02教員研修はこれまで民間がやっていたのですが、2018年から大学でできるようになるみたいです。
http://inforadio.hu/belfold/2016/11/16/a_pedagogus-tovabbkepzes_az_egyetemekhez_kerul/
認定など何だので実際に研修をするのは大変だと思いますが様子を伺いながら、動けるところがあったら動こうと思います。