ぼちぼちいこか

長野県諏訪郡で小学校教員をしています
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2008-09-29

[]異学年 03:54


昨日、N県J市で小学校の異学年授業を参観させていただきました。昨日は初めて3つの学年が一緒にやるとのこと。初めての学年がどう関わるのかも見られるなんてラッキーだなぁと想いながら出向きました。


それでもはじめの教師の語りは合計5分。一人の教師の語りではありません。3つの学年の先生方ですから3人です。3人合わせての5分です。昨日が初めての異学年参加だった5年の担任の先生も長く話すことはなく、伝えたいことを端的にお話ししていたのが印象的でした。


そして開始とともに聞こえた「誰とやろう。」の声。自然でいいよなぁと想いながら聞いていました。


当然ながら、学年関係なくグループになっていて、参観する立場からすると「誰が何年生か…」とオロオロするばかりでした。手がかりは子どもたちの持っている教科書か学習カードだけでした。


     ◆


参観前に電話で連絡した際には、

「普通の授業ですから、そんな参観するなんて・・・」

とおっしゃっていた参観校の先生。


参観させていただいて思ったのは、異学年が「普通」に行われていることがどれだけステキなことか、ということ。だって、学年に関係なくグループになって、時折相談したり、雑談したりしながら自分たちの学習を進めていく算数の授業なんて、一般の学校ではあり得ません。でも、それをやっている子どもたち。


授業での子どもたちの姿を共有しているから、先生方が子どもの姿で話ができるなんて、一人で授業を教えていたらなかなかできません。


校長先生が子どもたちと一緒にあぐらを組んで話をしている授業というのもステキでした。






[]「受ける授業」から「学ぶ授業」へ 03:54


久しぶりにライブ参観させていただいて思ったことですが、『学び合い』だと子どもたちが授業を受けるという感覚がなくなります。子どもたちが学ぶ授業と化します。


昨日も初めて異学年に取り組んだ5年生にあって、ある男の子が教科書の問題をいったんやり終えて、席を立ち友だちの所へ向かいました。「友だちの所」と言っても教室が違いますから「はるばると」歩いていくわけです。そして自分の考えが正しかったのか、友だちがどのように考えているのかを聞き続けました。


はじめに自分で考えたものが正しい答えに辿り着いているのに、結局間違った認識をしたまま授業を終えてしまいました。


一般的な授業では、「それはいかがなものか」とツッコミを入れられそうな気がしますが、私は次の時間が楽しいだろうなぁと感じました。自分から人と関わり、話をしていく中で考えを変えていった男の子です。自分で考えたことが間違ってはいないのに、自信が持てずに間違った認識をしてしまったのは残念ですが、それだけ友だちとの関わりの中で対話することが不足していたのではないかと思うのです。そのような子が今後、どう変わっていくかを見られるなんてワクワクする以外の何物でもありません。


もし授業を「受ける」ものとして捉えているのであれば、間違った認識をしてしまっている子どもたちがいたなら、情報の受け取り方が間違っていたとして及第点はつけられません。しかしながら自ら「学ぶ」授業として成り立っているならば、間違った認識も1つの学びです。そこからどう変化していくかに大きな好奇心がわいてきます。




[]感謝です 03:54

最後になりましたが、参観させていただいたS小学校の校長先生はじめ先生方、

そして、N先生はじめJ大の皆様に感謝申し上げます。


特にJ大の院生さんたちが講義が無くても熱心に現場に行って子どもたちを見ている姿に感心するとともに、自分ももっと勉強しないとなぁと思わされました。


また、同行してくださった院生さんも貴重な休みの日にもかかわらず快く色々と手配してくださいました。「子どもたちに会えたからよかったです」という言葉は院先さんの言葉ではないですね。一人の教員としての言葉だと思いました。


みなさま、ありがとうございました。

yu10514yu10514 2008/09/30 09:14 最近は,大学の講義や教員採用試験があって,なかなか生の現場で学ぶ機会がつくれませんでした。
しかし,現場に出なければ学べないことはたくさんあるということに気がつきました。
こちらこそ,ありがとうございました。

sumimonsumimon 2008/10/01 05:59 yu10514さん、ありがとうございます。
>現場に出なければ学べないことがたくさんあるということに気がつきました。
『学び合い』だからこそ現場でしか学べないことが多いのかもしれませんね。
教採結果、吉報が届くことを信じています。

janglejapjanglejap 2008/10/01 20:53 「受ける授業から学ぶ授業へ」・・・まったくおっしゃる通りだと思いました!!

sumimonsumimon 2008/10/01 22:05 janglejapさん、
参観すると、当然ながら客観的に子どもたちを見られるのですごく新鮮な感動がありました。この視点を自分の授業でも…、と思っているところです。

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