ぼちぼちいこか

長野県諏訪郡で小学校教員をしています
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2008-08-29

[]山登り 21:45

自分でも山登りでたとえて考えてきたことがあります。それは


   頂上=学校教育の目的


ということです。この点はこに~さんと同じです。



これまでの自分の考え方は、教師が先導しなければその山を登りきることはできない、というものでした。もし川があったら○○して、もし木が倒れていたら△△して、もし落石があったら□□して、と「もし~なら」を常に想定してその都度教師が対応策を考えなければならない。もっというと、「もし」を想定した上であらかじめ手を打っておくのが先導者である教師の役目であると思っていました。


では、その先導者がいなくなったら子どもたちはどうなるのか?


自分が今求めていることは、「全員の登頂」です。だから、一人で登りたければ一人で登ればいいし、心細ければ仲間と登ればいい。その代わり全員が頂上へたどりつけるようにするんだよ、と常に子どもたちに語りかけ、問いかけていくのが大きな役割です。


子どもたちだけでは、たしかにどの道を進めばいいのかわからないかもしれないけれど、とにかく上を目指せば頂上へたどりつけることができます。少なくとも、先導者がいなくなったからといって不安になることはあれど、下山しはじめる者はいません。上を目指せば目的地があるんですから。そして、どういう目的地かわからなくても、「行ってみたい」と思うのは人間の本能だと思います。


そんな登山を続けていると、教師が先導しなくても地図や天気をよみとって、的確にアドバイスをおくれる者が子どもたちの中にいることに気づきます。川があってもどうすればいいか知っている者、倒木があっても、落石があっても、その都度対応策を考えられる者にも気づきます。もちろん友だちの後をついていくのに必死な者がいることにだって気づきます。そして、先導を歩く役割から解放されることで、前を向き続ける必要がなくなって、登山者である子どもたちに配慮できるようになります。


子どもたちには友だちを見捨てて一人だけで登頂しようとする人になってほしくないですし、道がわからないと言ってその場に立ちすくんでずうっと泣いている人にもなってほしくありません。だからといって、「ほらこっちだよ」と自分が道を安易に教えたくもない。強いて挙げれば「どうすればいいと思う?」とあらためて考えさせる言葉をかけたい。


最後になりましたけれど、頂上に登るべきなのは子どもたちなんです。私が登れなかったとしても、子どもたちが全員登れればいいんです。もっと言うと、子どもたちが登れたかどうかを見届けることはできないと思います。(自分が過去に登頂したかどうか…。今も自分が登っているところかもしれません)登頂の瞬間を見たいと思ってずうっと子どもたちだけを追っていくわけにもいきません。


そこのところが、切ないところでもあります。







[]納得 21:45

ズラズラと、長々と綴ってしまいました。


自分が打ってきたものを見ていて、色々な方の考えが随所にすり込まれているなぁと思います。自分の考えのようでいて、オリジナルなものではない。こうやって人間は変わっていくのだなぁと妙に納得してしまいました。

katunori-skatunori-s 2008/08/29 21:50 西川先生にかつてコメントいただいた言葉を思い出しました。
「わたしは『ここまでおいで』とは言いません。『あの山頂に行こう』と言います。そして,わたしはあなたのあとからついていきます。」みたいな言葉でした。
人から影響を受け,磨かれていくんですね。オリジナルではないけど,でも,これも自分です。

sumimonsumimon 2008/08/29 21:53 やはり西川先生はじめ、いろいろな方々から学んでいるんですね。以前アップした“leaderよりもfollowerになりたい”とあまりにも似ていてびっくりしました。じわーっと感謝の念がわいてきました。

aki-kichiaki-kichi 2008/08/29 22:09 はじめまして。sumimonさんの「山登りの例え」、すごく分かりやすいです。
こうして、『学び合い』を自分なりにイメージすると、実践しやすくなって
いきますね。私は現在、迷路に迷い込んだような感じなのですが、私なりの
イメージを作ることで抜け出せるのかなぁと思いました。

sumimonsumimon 2008/08/29 22:15 aki-kichiさん、ありがとうございます。こちらこそはじめまして。どんどん『学び合い』が進んでいて、すごいですね。今日の漢字スキルのも確かに「奇跡」だと私も思います。(って、ここにコメントすることではないですね)
私も大きな大きな迷路に入っている最中なので、抜け出すどころか深みにはまっているので何とも言えませんが、子どもたちの姿に助けてもらっています。発狂寸前状態ですから、ホントは。

ybhdv7ybhdv7 2008/08/31 23:01 こに~です。
「山登りの例え」とてもわかりやすいです!
本当にありがとうございます!!

私の考えとの違いはないと思います!
要は「生徒たちを先導して頂上に登りたい」先生はガンガン生徒たちを先導して登ればよいし、「生徒たちが頂上に登ることを眺めたい」先生はsuminonさんのご提案されているようにすればよいと思います。

私がこれまで授業で自分を出せずに苦しんだ原因を分析すると、「生徒を先導して頂上を登りたい」のに、その欲求を究極的に我慢して、「生徒が頂上を登るのを眺めていた」からだと思います。

sumimonsumimon 2008/08/31 23:15 こに~さん、ありがとうございます。
結局目指している頂上が同じという所が大きいですよね。かつての自分は、頂上に登るよりも、「こうするといいよ」「こうしなさい」と正しい登り方を求めていたように思います。

ところで、、、

こに~さんは、本来の(?)スタイルでエネルギーに満ちたスタートですね。「教師が変わると、子どもも変わる」ですから、どう変わるのか楽しみです。

ybhdv7ybhdv7 2008/08/31 23:48 そうですね。
今までぼやけていた頂上が具体的に何かを理解できるようになりました!
気づかせていただき、ありがとうございます。

おかげさまで生徒の前でキャラチェンジをしました!まだまだ授業2日目ですが…
落とし穴はすぐに来ると思いますが、あせらずゆっくりやっていきます。
ご指導お願いいたします。

sumimonsumimon 2008/09/01 00:47 こに~さん、
「ご指導」なんて、とんでもないっ!
一緒に学び合っていきましょう!!

ybhdv7ybhdv7 2008/09/01 23:27 ぜひともお願いします。
わくわくわくわく♪

sumimonsumimon 2008/09/02 00:28 こに~さん、
よろしくお願いします。m(_ _)m

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