長野県諏訪郡で小学校教員をしています
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http://www.mag2.com/m/0000270912.htm
2008-08-30
■ [広める]レポート発表
本日、支部教研集会がありました。私は教員経験史上初めてレポートを提出して発表してきました。もちろん『学び合い』について。分科会は特別活動教育を選びました。“日々の授業+『学び合い』=学級経営”というタイトルのレポです。
特活としては異質なものだったと思いますが、どこか特定の教科の分科会で発表するよりは幅広いテーマでレポも書けると判断しました。
質疑では、
①「全員が8割以上をとる」という目標はなぜ“8割”か?
②個への対応はどうするのか?
③教師が教えるべき内容もあると思うがどうするか?
④例えば算数は学年が上がるにつれて内容が高度になる。その際に、教師が教えてから学び合わせるのか、それとも、はじめから子どもたちに任せるのか?
という質問が出てきました。私なりに答えました。
①西川先生のおっしゃっていることを真に受けて“8割”にしました。ただ、業者テストの期待得点はほとんどが80点です。また、内容や実施の時期で9割にしたりすることもあります。
②かつては個への対応は全くしませんでした。しかしながら、今は1日の終わりなどに声をかけたり、日記への返事として個の姿を認めることはあります。
③自分のように『学び合い』をやっていると、教師が教えるべき内容があるとは思いません。(笑)教えるべき、と思われることを紙に書いて渡したり、指導書を見せたりすることができます。
④自分は高学年での実践がないのでなんとも言えませんが、各学校の実情に応じて取り組み方が違うと思います。少なくとも、子どもたちに任せてどうしてもわからない場合、子どもたちが能動的に「教えてください」となりますから、普通に授業で「教える」←→「教わる」という関係よりは、子どもたちが主体的に学習内容をつかんでいけるはずです。
・・・こんな感じです。
コメントの一つひとつは、全く知らない人のコメントとして当たり前のことを言っているように思います。
そして、それらの方に,同じ質問を返してあげてもよい内容ばかりだと気づかないから、
笑っちゃうんですけどもね。
着実に、そしてしたたかにやっていきましょう。
子どもたちの説明の言葉に感動したことも多かったです。
特に難しい課題ほど、高学年ならではのグループを越えて学び合い、子ども達も見ている私も満足でした。
>着実に、そしてしたたかにやっていきましょう。
これが今の自分にもっとも必要で、足りない部分かもしれません。
janglejapさん、
経験者としてのコメント、ありがとうございます。こういうレスがあることが、この『学び合い』ブログの素晴らしい点の1つです。
>特に難しい課題ほど、高学年ならではのグループを越えて学び合い、子ども達も見ている私も満足でした。
そうですよね、難しければ「できない」のではなく「なんとかできるようにする」のが子どもたちだと改めて思いました。ありがとうございました。