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2015年10月から『学び合い』の実践を始めました。 中高の国語で『学び合い』の考え方で授業を実践しています。 授業のことを中心に、気付いたこと、考えたことを綴っています。

2017-06-27

一枚の紙

| 07:46 | 一枚の紙 - STAR日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 一枚の紙 - STAR日記 一枚の紙 - STAR日記 のブックマークコメント

学習内容を一枚の紙にまとめるって、けっこう強力だと思います。


そんなふうに感じています。応用範囲が広い。地理でも歴史でも理科でもいけますね。


課題は「教科書○ページ〜○ページまでを一枚の紙にまとめてください。」とし、条件として必ずおさえたいことを加えておけばよい。「ただし、必ず次の語句を使ってください。」「ただし、○と○の違いが明確にわかるようにしてください。」のように。


完成後、回覧すればかなり勉強になると思います。

2017-06-17

よい授業・悪い授業の差

| 09:14 | よい授業・悪い授業の差 - STAR日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - よい授業・悪い授業の差 - STAR日記 よい授業・悪い授業の差 - STAR日記 のブックマークコメント

授業アンケートで、「授業がよいときと悪いときの差が激しい」というコメントを書いてくれた生徒がいました。なるほどな~、と思います。


生徒の実態に即して考えることも可能です。「あのときはなんだか落ち着かなかったよね」と。しかし、それにも原因があると思います。


私の現在の見立ては「課題が適切なものではなかった」ということです。だから、生徒たちもどのように取り組んでよいかわからず、不安になって、わいわいがやがやしてしまったのではないかと考えています。


とにもかくにも私が原因です。「これならなんとかできるかも」ということでつくってみた課題だったのですが、失敗しました。生徒の実態に合っていなかったんですね。


これは私にとって大きな学びです。


逆に、たとえば中2の古典では、課題の内容が適切で、「ごく簡単な抜き出し問題から、答えが定まらない難しい問題までうまく配列されているときに、生徒たちの学びもスムーズである」ということも発見しました(これはTOSS関連の本から学びました)。


もちろん、生徒たちの実態と教師の見取りの能力によってはまったく違った見方も可能です。


このあたりを生徒たちと一緒に創っていけるのが、本当に楽しいです。また、そうやって課題の調整をすることで取り組みやすくなり、自信のない生徒も関わりやすくなるようです。課題の面からも、「一人も見捨てず」近づいていけるように思います。

2017-06-08

正解のある問い・正解のない問い

| 07:35 | 正解のある問い・正解のない問い - STAR日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 正解のある問い・正解のない問い - STAR日記 正解のある問い・正解のない問い - STAR日記 のブックマークコメント

子どもたちが、「正解」を求めてくる。「正解のある問い」を求めてくる。そんなとき、どうするか。


高校生ともなれば、「学校では正解を出すことを求められる」ということが経験的に身に付いているのではないかと推測します。


そうなると、「正解のない問い」に答えを出していくのは、やはり不安なものだろうと思います。社会の本質はそっちであり、完全な回答はありえないから、「正解のない問い」だけやっているわけにはいきません。


でも、「正解のある問い」だけやっていて満足していることは、「問題の先送り」にしかならないと思います。それでは子どもたちの未来を明るいものにすることはできない。


じゃあ、どうするか。織り交ぜてやればいいだけだと思います。誰もが解答できるような設問を多く入れ、その上で、「正解のない問い」も入れこんでやればよい。昨日書いた、「仁和寺にある法師」の課題も同じです。


・「仁和寺にある法師」は、どこに向かって旅立ったか。

・法師は何人で旅立ったか。

・交通手段は何か。

・着いた場所で拝んだ二箇所はどこか。

・「かばかりと心得て帰りにけり」とあるが、それ以外に何があるのか。


以上の設問は、やや易しい「正解のある問い」です。5つめが少し難しいですが、それでも相談すればみんなできます。


それに対して、「筆者が『少しのことにも、先達はあらまほしきことなり』と最後に言っているのはなぜか。本文全体をふまえて、その理由を書き、三人に説明して納得してもらえたらサインをもらう。納得してもらえなかったら、どこが納得できないのかを聞いて説明を改良し、それでOKであればサインをもらう。全員が三人からサインをもらう。」という課題が、「正解のない問い」にあたります。


これに対する私の模範解答は「仁和寺にいる法師が石清水に参拝しようとして、山のふもとの極楽寺や高良神社石清水八幡宮だと思い込み、山の上にある石清水八幡宮には参拝しなかったことから、一人では簡単なことも間違えてしまうと考えたから。」です。やや不完全ですが、子どもたちに提示するのはこのくらいがいい。最後の「一人では簡単なことも間違えてしまう」はなかなか書けません。


でも、この程度でいいと思っています。だからこそ、交流が生まれる。


「正解のある問い」である程度自信をつけてもらい、「正解のない問い」に移行するスプリングボードにしてもらう…そんな流れがいいのかな、と最近考えています。

2017-06-01

アウトプット型の課題

| 23:48 | アウトプット型の課題 - STAR日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - アウトプット型の課題 - STAR日記 アウトプット型の課題 - STAR日記 のブックマークコメント

昨日、今日と句会をしました。ネタは体育祭です。これがおもしろかったようで、振り返りで「またやりたい!」の声が続出。体育祭を自分以外のクラスメイトがどう考えているのかを知るきっかけにもなったようです。


「授業が楽しい」ということは、学校教育の前提であると考えています。そうであるからこそ、学校に来たくなるし、「学校や授業をよりよいものにしていきたい」と子どもたちも考えていくのではないかと思います。学力向上も、その前提あってのことであると思います。


また、古典で取り組んでいる「私の枕草子」も、古文としては荒削りではあるものの、笑える作品がたくさんできてきました。子どもたちの作る作品、本当におもしろい。私自身が「今日はどんなのが出てくるかなぁ」と、毎回楽しみです。


こうした「アウトプットする課題」は、子どもたちの個性が出やすいものだと思います。「その人ならでは」のいいところをたくさん見出すことができます。そうしていいところを見取り、まずは私自身がおもしろがったりほめたりします。それを子どもたちにも真似てもらいたい。そうやって、温かいクラスをつくっていってほしいというのが、今の私の願いです。

2017-04-24

問いの質が授業の質を深める

| 22:50 | 問いの質が授業の質を深める - STAR日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 問いの質が授業の質を深める - STAR日記 問いの質が授業の質を深める - STAR日記 のブックマークコメント

今日は教科書教材を用いて、アイランド型の座席で○×形式の問題を解いてみました。


みんなそれなりに「対話的に」学んでいたように思います。「みんなが本当にわかるようにしようね」と声をかけながら課題に取り組んでもらいました。


それで、一部ですが「意外と難しい」という声がありました。問い、というか課題の質が、子どもたちの学びの質を深いものにするのだと思います。

rx178gmk2rx178gmk22017/04/24 22:43[学校が楽しい」ということ本当に大切だと思います。子どもというか、大人も含めて人は、最後は感情がどうだったかということに尽きるのではないかと思います。(誤解を恐れず書きます)わかってもわからなくても「へ~」と思うことができ、なんか楽しいな~と思えれば、次の日も学校に来て学ぶことができます。そのうちにできなかったこともできるようになる。これが学校の本質だと思います。(長文ですみません)

strongmind222strongmind2222017/04/24 22:56最近は「それに尽きるのかなぁ」とも思っています。「なんか毎日楽しかった」となれば、極端ですが教科学習も不要なのかもしれません。
集団で生活し、協力して仕事をすることの有効感を感じることができる。学校でこれほど大切なことはないと思います。
ただ、まだ少数派ですね。こう考える人は…。だから急がないといけない。もどかしいです。