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2015年10月から『学び合い』の実践を始めました。 中高の国語で『学び合い』の考え方で授業を実践しています。 授業のことを中心に、気付いたこと、考えたことを綴っています。

2019-06-18

山上憶良

| 20:04 | 山上憶良 - STAR日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 山上憶良 - STAR日記 山上憶良 - STAR日記 のブックマークコメント

世の中を厭(う)しと恥(やさ)しと思へども飛び立ちかねつ鳥にしあらねば


山上憶良の歌です。以前、「銀(しろかね)も金(くがね)も玉も何せむに勝(まさ)れる宝子に及(し)かめやも」という歌も出しましたが、山上憶良には、何か、惹かれるものがあります。


この世の中、いやなところ、身も細るようなところと思いますが、捨ててどこかへ飛び去るわけにもゆきません。人間は、鳥ではありませんので。


つらい世の中から飛び立ってしまいたい。だけれども、私たちは鳥じゃない。だから飛んでいけない。で、否定したら始まらないので、「力強く生きていこうじゃないか」と。


そんなふうに思いました。和歌っていいなぁ。

2019-06-08

国語教育

| 21:47 | 国語教育 - STAR日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 国語教育 - STAR日記 国語教育 - STAR日記 のブックマークコメント

国語の教育は、もっとシンプルでよいと思う。テストで、「傍線部はどういうことか。説明しなさい。」とか、「傍線部の理由は何か。次の選択肢から選びなさい。」とか、そういう問題を解けるようにするための教育じゃない。


文章を読み、考え、書き、交流する。それを押さえられたらいいんじゃないのか。

2019-06-06

言葉の支配

| 20:27 | 言葉の支配 - STAR日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 言葉の支配 - STAR日記 言葉の支配 - STAR日記 のブックマークコメント

人間は、実は相当意識していないと、自分の使っている言葉に支配されているのではないか。


日本人であれば日本語の、アメリカ人であれば英語の影響を受けている、というわけだ。


英語圏は、けっこうストレートに自分の考えを述べる傾向にある。逆に日本人は、以心伝心という言葉があるように、言葉や態度に含みを持たせる傾向にある。


もちろん、個々人で差はあるが、おおづかみに言えばそうなるだろう。


それで、英語は結論を先に言う。文構造がそうなっている。日本語は最後になるまで結論がわからない。こうした言葉のあり方が、考え方に影響を及ぼしていると考えられる。


これに関しては、もうすでに主張されている方がいるだろう。勉強はまだまだし足りない。

2019-05-02

令和の響き

| 15:15 | 令和の響き - STAR日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 令和の響き - STAR日記 令和の響き - STAR日記 のブックマークコメント

大雑把なくくりにはなりますが、「令和」という元号は、音声学的には「流音」でつくられています。


それに対して、平成、昭和、大正には破裂音(サ行)が、明治、江戸には摩擦音(ザ行・ダ行)が含まれています。


「れいわ」という音の響きは、強さはないものの、やさしく、また美しく感じます。音声的にも、「美しく和す」という理念が表れているように思います。

2019-05-01

令和

| 17:13 | 令和 - STAR日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 令和 - STAR日記 令和 - STAR日記 のブックマークコメント

令和が始まりましたね。いろいろと議論はされていますが、いちおう、国語的に解釈はしておきたい。


くせがあるのは「令」の方だと思います。巷では「命令の令だからちょっと…」とも言われますが、使役の助動詞として考えて読み下すと「和さしむ」となります。訳すれば「調和させる」となります。


この場合は、役人の命によって調和させられるのは、ちょっといやだなぁ、となると思います。しかし、「令」の本来のなりたちは、「神託を受ける人」です。上の部分が小屋の屋根を表し、下の部分は、杯を掲げて託宣をいただく人を表します。ですから、「神からの『調和せよ』との命によって和す」となります。


日本神道の主宰神は天照大神であり、和の精神はそこから出ているものと思います。それであれば、違和感もなくなるのではないでしょうか。


たた、基本的には、「令和」のもととなった万葉集の「令月」のとおり、「美しい」という形容詞として捉えるのが妥当と思います。