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2015年10月から『学び合い』の実践を始めました。 中高の国語で『学び合い』の考え方で授業を実践しています。 授業のことを中心に、気付いたこと、考えたことを綴っています。

2017-08-21

『1984年』『動物農場』

| 07:08 | 『1984年』『動物農場』 - STAR日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 『1984年』『動物農場』 - STAR日記 『1984年』『動物農場』 - STAR日記 のブックマークコメント

ジョージ・オーウェルの『1984年』と『動物農場』を読みました。独裁国家はこうなるんですね。また、権力を手にしたら腐敗していく。そんな感じがしました。


それにしても、やはり、小説は芸術と感じました。特に、伏線と思えないものが実は伏線になっており、あとで回収されるとは、かなりびっくりです。


それから、教科としての国語で小説を扱うのもいいけど、それで「活字嫌い」に子どもたちをしてはいけないなーと思います。かく言う私自身、国語の時間に小説などの解説をされ、教師の解釈を聞くのが嫌になり、小説が大嫌いになった人間です。そのことを思い出せたことも大きい。やり方は難しいと思いますが、この点は意識しておきたいですね。


あと『ザ・ウェーブ』(モートン・ルー)と、『われら』(ザミャーチン)、『すばらしい新世界』(オルダス・ハクスリー)が控えていますが、この夏休み中には読み終わりそうにないですね。少しずつ読んでいこうと思います。

2017-05-14

古典がおもしろい

| 16:44 | 古典がおもしろい - STAR日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 古典がおもしろい - STAR日記 古典がおもしろい - STAR日記 のブックマークコメント

「古文は言葉の意味がいまと違うから、なんかおもしろいと思った」と、ある子から言われました。ハッとしました。


中高時代の経験から、意味の違う言葉(たとえば「あたらし」は「もったいない」だったり、「うつくし」は「かわいらしい」だったりします)は、「めんどくさいなぁ」と常々思っていました。それで、「美しい」をあらわすのは「うるわし」で…。今使わないんだからいいじゃん、と思っていました。


しかし、「おもしろい」と感じている子がいるということで、ハッとしました。自分がこのまま高校時代の認識のままいてはいけない、と。ここはしっかり勉強しなおさなければいけません。


もちろん、すべての子にしっかりと理解させるべき内容ではないことは百も承知です。しかし、「知らないよりは知ってる方がいいよ」くらいは言っておきたい。


そして、古典を書き表した人たちは、今の言葉の感覚よりも、もっと繊細な言語感覚を持っていたことを伝えておきたいと思います。


うーん。教員の「学び直し」も大切ですね。

心の余裕

| 07:25 | 心の余裕 - STAR日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 心の余裕 - STAR日記 心の余裕 - STAR日記 のブックマークコメント

心の余裕ということについて、たまに考えます。


心に余裕がない人は、心に余裕がある人よりもすぐれた結果は出せないように考えます。


昨年度、『学び合い』に取り組んだ学年も、人間関係にはかなりプラスに働いたものの、学力(学校の方針上、模試の結果とニアリーイコール)は横ばいでした。


これは、私の心に余裕がなかったことが原因であると思います。とにかく「模試の結果につながるように」ということで、演習ばかりさせていました。国語の場合はこれではおぼつかないように思います。


おそらく、精読・多読を繰り返し、たくさんの言葉にふれることが大切なのだと思います。そのために必要なのが授業でのブッククラブやアニマシオン、読み聞かせなのでしょう。


また、「文章を書く」ということに対する苦手意識を払拭することも必要尾であるように思います。これに対しては、これからライティング・ワークショップに取り組んでいきます。


漢字も機械的な練習ではつまらない。漢字の成り立ちに基づいて指導していくことが求められるように思います(『漢字はみんな、カルタで学べる』を参考にします)。


ただ単に「学力上げよう」と言い続けるだけでなく、「みんなで学ぶことが楽しい」「みんなで向上することが楽しい」という‟しかけ”を用意することも、教師の仕事だと考えます。


思えば、昨年度までは『学び合い』の理論を身につけるのに精いっぱいでした。ある程度、『学び合い』がデフォルトになってきたらからこそ、もう一段、教科の内容も深めたいと思います。

2017-05-12

読み聞かせ

| 00:36 | 読み聞かせ - STAR日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 読み聞かせ - STAR日記 読み聞かせ - STAR日記 のブックマークコメント

中間考査明けから、読み聞かせをスタートさせようと思っている。石川晋先生の実践の影響が大きい。


先日も、ゴールデンウィーク明けの最初の授業では絵本あるいは小説の読み合いに取り組んでみた。そしたら、振り返りの内容はもっぱらその読み合いについてだった。たった10分弱しかやっていないのに、だ。


絵本を持ってくるのを忘れてしまった子も多く、私の娘の絵本も貸し出しに大活躍だった。赤ちゃん向け、2歳児向けの絵本なのに、だ。自分が実際に声に出して読んでみて、新鮮だったのかもしれない。


とりあえず追試ということで、森絵都の『宇宙のみなしご』を選んだ。私自身、めずらしく一気に最初から最後まで読んでしまった小説だった。


もちろん、それを聞くか、聞かないかを判断する権利は生徒たちにある。だから、緩やかにやろうかなぁと思っている。「聞きたい人は聞いてね」と。聞きたければ、そばに寄ってもらえばいい。聞きたくなければ、他の勉強をしたってかまわない。漢字練習したって、辞書を引いたって、課題の問題を解いていく…


これもチャレンジですが、やってみたいと思います。

2017-04-30

古典の意義

| 11:26 | 古典の意義 - STAR日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 古典の意義 - STAR日記 古典の意義 - STAR日記 のブックマークコメント

https://mainichi.jp/articles/20170428/dde/012/070/066000c


「古典を学ぶ最大の目的は、昔の人も今と同じようなことを考えていたと知ることだと思うんです」


ここは大いに賛同です。古典の意味は、今のところ「日本の文化」の伝承そのものと思っています。


しかし、古典文法や単語を覚えなければいけないのには、納得いく考え方にたどり着けません。現代語訳で読めばいい。


古典嫌いをうまないためにも、どんな授業をすればいいか、日々、勉強です。

2017-04-02

教科専門知識と教師の在り方

| 08:14 | 教科専門知識と教師の在り方 - STAR日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 教科専門知識と教師の在り方 - STAR日記 教科専門知識と教師の在り方 - STAR日記 のブックマークコメント

最近、国語教育に関する本を集中的に読んでいます。石川晋先生、池田修先生、堀裕嗣先生の本が多いです。


ふと気付いたのですが、この三名の方、国語に限らずいろいろな本を書かれています。国語の面でも、教師として考え方を深める面でも、非常に参考になります。


たとえば、石川晋先生の、『「対話」がクラスにあふれる!国語授業 言語活動アイデア42』『学校でしなやかに生きるということ』を読みました。前者は国語の部分ももちろんそうなのですが、「価値のインストラクションこそが大事」というご意見は国語に関わることではありません。


また、池田修先生の、『スペシャリスト直伝! 中学校国語科授業成功の極意』『教師になるということ』を読みました。前者では、国語授業で「ここまでいろいろな実践があるんだ…自分はまだまだ無知だな…」と思いました。後者でも「教師は子どもが好きな人がやるべきではなくて、子どもを大人に成長させることが好きな人がやるべき」という考えに非常に納得しました。


そして、堀裕嗣先生の、『国語科授業づくり10の原理・100の言語技術 義務教育で培う国語学力』『生徒指導10の原理・100の原則』を読みました。国語教育としては「ここまで網羅しないといけないのか。自分はまだ甘い」と考えるに至り、生徒指導においても「パッチング・ケア」や「FMC理論」など、押さえておいた方がいいことがたくさんあると思いました。


三名とも国語の本にも随所に「教師としての在り方」が書かれている部分があります。そこを読むと思考が刺激され、どうしても深く考えたくなります。


さらに、きちんと「時代背景」についても言及がなされます。たとえば、堀先生の『生徒指導10の原理・100の原則』であれば、「子どもたちは『反社会的・非社会的』から『脱社会的』になってきている」と書かれています。このあたりの考察は、「教師」という専門職にとっては必須の知識であると思います。


いろいろな本を読み、もやもや感は募るばかりです(もちろん『学び合い』の本も読んでいます)。でも、常に「一人も見捨てず」が念頭にあります。そこは絶対にはずせない。


「一人も見捨てず」を軸に、いろいろな考え方を整理し、発信する。これが『学び合い』実践者のするべきことかなぁと思っています。