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2015年10月から『学び合い』の実践を始めました。 中高の国語で『学び合い』の考え方で授業を実践しています。 授業のことを中心に、気付いたこと、考えたことを綴っています。

2019-10-08

生徒の声

| 19:05 | 生徒の声 - STAR日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 生徒の声 - STAR日記 生徒の声 - STAR日記 のブックマークコメント

授業に対して、「あれはいい」「これはいや」という声は当然出てくる。さまざまな考え方が混在しているから、当たり前のことである。


その生徒たちの声に配慮しつつも、必要なものを出していくのが教育者のするべきことだろうと思う。


内田樹さんは、『下流志向』のなかで、以下のように述べられている。

――

教育の場で子どもたちに示されるもののなかのかなりの部分は、子どもたちにはその意味や有用性がまだよくわからないものです。当たり前ですけれど、それらのものが何の役に立つのかをまだ知らず、自分の手持ちの度量衡では、それらがどんな価値を持つのか計量できないという事実こそ、彼らが学校に行かなければならない本当の理由だからです。


教育の逆説は、教育から受益する人間は、自分がどのような利益を得ているのかを、教育がある程度進行するまで、場合によっては教育課程が終了するまで、言うことができないということにあります。


しかし、消費主体として学校に登場する子どもたちは、そもそもそのような逆説が学校を成り立たせていることを知りません。

――

生徒たちはそんなに考えないだろう。特に、学校と親和性のない生徒は…。


でも、教師はこうした逆説を頭に入れながら、生徒たちと対峙し続けなければいけないのだと思う。