2018-06-30
2018-06-26
評価の言葉
教師の心 | |
教職員が生徒に対して評価をしているのを聞くと、むなしくなってくることがある。たぶん、その人の「教員というバイアスのかかったモノサシ」で評価をしているということが感じられるからだろう。昔も自分はそうだったし、今もそう感じるときもあるから、人のことは言えない。
だけど、こうしたことに関して、やはり、自分の視野を広げる思考をすることが大切だと考える。その努力をし続けていれば、まったく違った角度から物事を見ることができるようになる。
自分を省みず、学ばない、という姿勢は取るべきではない。自分自身の成長もそこで止まってしまうからだ。
私自身は、あまり生徒を評価する言葉を発さないようにしている。それよりも「ありがとう」ということの方が多いような気がする。逆に、評価してしまうこと自体を恐れ、適切な言葉がけができていないと感じるときもある。
まだまだ低空飛行しているという感は否めないが、徐々に進んではいる。
2018-06-24
メディア・リテラシー
学校と社会 | |
意図的に引用されたり、誤用されたりしているものが、ネット上にはあふれている。画像の記事も、出典元にあたると、宿題を全否定してはいないらしい。
はじめに筆者の「主想」「主張」があり、引用はそれらを補強するために用いられることが多い。
明日、これを教材として提示してみたい。
2018-06-23
感謝の気持ち
教師の心 | |
他人に「ありがとう」と言ってもらえること。これって次の行動へのスプリングボードになる。
人の経済活動も、実は「ありがとう」という気持ちが起こったときにお金を払っているのではないか(もちろん、そうでないこともある)。
翻って、学校教育でそういう場面をどれだけ子どもたちに提供できているだろうか。大人が「ありがとう」と謝意を伝える行動を示せているだろうか。また、子どもたちどうしで「ありがとう」と言えるような場面を作れているだろうか。
単純なことではあるけれども、忘れがちなことなのかもしれない。今日、授業で語ってみよう。きっと、「自分の気づけなかったところに気づけた。ありがとう」という言葉が出てくるだろう。
そういう言葉が自然と出てくるような環境にしていきたいものだ。
2018-06-19
仕事に価値を見出だす
仕事・経営 | |
仕事は、一つひとつ、積み上げていくもの。
自分のやっている仕事が価値を生んでいないのではないかと思うこともある。
でも、目の前に仕事が「ある」のであれば、それに価値を見出だしながらやっていくことも大事だろうと思う。
でなきゃ自分も相手も浮かばれない。
それはいわば「虫の目」で見ること、考えることだ。同時に「鳥の目」で大きく見ることもやっていきたい。
2018-06-18
将来と今の授業をつなぐ
授業 | |
子どもたちの将来の仕事と今の授業をつなぐことを、ずっと考えていました。
いま、質問づくりをやっていて、ちょっと見えたかなと思っています。
仕事を進めるには、とにかく「問う」ということをしなければいけません。その大小はともかく、「何をすればいいのか」を自問自答する必要があります。
これなら、子どもたちにもわかるように「将来の仕事につながる形で、教科学習をする」ということが説明できそうです。
2018-06-17
綱渡り
人生 | |
何日か前の三崎先生のブログ(http://manabiai.g.hatena.ne.jp/OB1989/20180613)で、以下のようにありました。このことに関して、ずっとひっかかりがありました。
――
おそらく、分からなくて困ったりできなくて困ったりした経験を持っていないのかもしれません。分からなくて取り残されて困ったとき、まわりの子たちが嬉しそうにしているのをできなくて一人で眺めているときの気持ちは、経験したことのある人間にしか分からないものです。分からなくて困ったりできなくて困ったりしたときに,まわりの誰からも声をかけてもらえないこちらからも声をかけづらいときに感じる何とも言えない辛い気持ちや寂しい気持ちも経験した者でないと分からないでしょう。
――
ふと思いました。これは私のことだったのです。分からなくて困ったりできなくて困ったり、取り残されて困ったり、まわりの人たちが嬉しそうにしているのを、仲間に入れてもらえなくて一人でみじめな思いをしたりしたことがあります。
思い出したくはないのですが、これがおそらく心の傷として残っています。だから、あまり人と深く関係を結べないのかもしれません。
生徒集団を見ていると、「この集団はいかばかりか」と思います。生徒どうしの結びつきはそれほど強くないように見えます。それが希薄である人も少なくないような気がします。
途方に暮れてしまうのですが、ちょっとずつやっていくしかありません。劇的な変化を求めても自分が焦ってしまいます。できる範囲でやりつつも、少しずつ、布石を打っていくくらいが、今の自分にはちょうどよいと思っています。
メインであるはずの授業にそれほど時間をかけることができず、正直歯がゆいです。でも、学校教育というフィールドで仕事をするのであれば、やはり教科学習で人を教育するのが本筋です。それを外さないようにしたいものです。
2018-06-16
子どもとずっと居られるってすごい
親ばか | |
今日、午前中は3時間くらい3歳の娘と2人で買い物をして過ごしました。いやはや、自分の買い物もあったのですが、あっちに呼ばれ、こっちに呼ばれして、自分のことがあまりできませんでした。
そう考えると、ず~っと一緒にいる母親ってすごいなぁと思います。
まだまだ、知らないことがいっぱいです。
2018-06-14
『たった一つを変えるだけ』
やってみました、質問づくり。わからないことが多いけど、とにかくやってみないと始まらないと思い、取り組んでみました。
変える「たったひとつ」は、教員の「考え方」ですね。あまり「全員達成」などを強く言えない文脈のなか、効果があったように思います。
さて、次、どう進めるか。
2018-06-13
変わってない
人生 | |
去年の今日、以下のように書いていました。あまりかわってないなぁ…。
でも、少しは成長したと思います。
――
中1国語、中2の古典、高1の現代文、パンフレットの文字校正、いろいろな動画編集、受験生へのメッセージボード作成、部活の事務方、総務の書類作成、行事の運営など、現在、自分でも驚くほどマルチタスクで仕事をしている。
加えて娘はまだ2歳で、幼児期は大切だと思っているので、休日は散歩や買い物に一緒に行く。
やや、無理もしている。
こんな状況なので、段取り能力はかなり上がったと思う。
自分が仕事で大切にしているのは、まず第一に、「最低限、他人の時間を奪わない」こと。これを意識しているだけでもだいぶ違う。これと、仕事の「ビジョン」(学校でいえば教育目標)に、自分の行動を帰納させると、自ずと行動に修正が入る。
小さな判断に迷っている時間はあまりない。だから、はやばやと判断し、間違ったらちゃんと謝って修正していく。そう生徒たちにも伝えていきたいし、それが誠実な仕事につながっていくと考えている。
2018-06-08
学校の教員にできること
教師の心 | |
https://www.sankei.com/affairs/news/180607/afr1806070030-n1.html
こういうニュースを目にすると思うことは、「教育に何ができるか」ということです。現行の学校教育では、「親になること」や「大人になること」とは何かを教えられません。そのなかでも、何が自分にできるのかは、考え続けたいと思います。
国語教師と言う自分の立ち位置でできると思うのは、家族の葛藤を描いた小説を読んでもらうこと。家族論に関する評論や随想を読んでもらうこと。スタンダールの『恋愛論』やボナールの『友情論』を読んでもらうこと。
2018-06-05
船頭多くして船山に上る
仕事・経営 | |
「船頭多くして船山に上る」という状態。経営のなされていない組織はそうなるのかもしれません。
みんながみんな、違う方を向いていたら、経営がうまくいくはずはありませんし、成果も上がりません。
全体最適と部分最適という概念も似たような感じだと思います。
これ、世の中の企業や学校は、どう解決しているのかな。気になります。
2018-06-03
rx178gmk22018/06/03 22:30子どもが何かできるようになること、親としてうれしい限りです。ちなみに私に印象的だったのは、長女が初めて覚えた文字が「ゆ」だったことです。おじいちゃんとおばあちゃんに温泉によく連れて行ってもらっていた影響だったようですが・・(笑)
strongmind2222018/06/08 18:55はじめてのことは、本当に嬉しい限りです。あとは、子どもの笑っている顔を見るのもいいですね…。
2018-06-01
ダークペダゴジー
学校と社会 | |
なんともキャッチーな言い方だと思います。でも、学校教育も、気をつけないとこうなりかねません。
https://m.huffingtonpost.jp/2018/05/29/darkpedagogy_a_23446448/