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2015年10月から『学び合い』の実践を始めました。 中高の国語で『学び合い』の考え方で授業を実践しています。 授業のことを中心に、気付いたこと、考えたことを綴っています。

2017-03-30

今年度1年を振り返る

| 14:57 | 今年度1年を振り返る - STAR日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 今年度1年を振り返る - STAR日記 今年度1年を振り返る - STAR日記 のブックマークコメント

間もなく年度が変わります。というわけで簡単に振り返っておこうと思います。


何回か書きましたが、昨年の今頃は精神的に参っていました。「辞めたい」という思いが常にありました。それで総務担当者として卒業式の運営にあたっていました。プラスして、他教科の免許取得のためのレポート・試験勉強などもありました。さらに、授業は基本的には『学び合い』でやるのですが、まったくうまくいきませんでした。


そういうわけで、ものすごくきつかったことを覚えています。そうこうしているうちにすべて授業が終わり、入学式の準備を春休み中にしつつ、新年度スタートです。思えば、中1の学年団に入れていただいたからこそ、今、リバウンドして学校に残れているのだと思います。

 

中1では、最初は学び合い(『学び合い』ではありません)やグループ学習を行っていました。これも体育祭や免許取得のための勉強などと重なっており、大変すぎたのかあまり記憶に残っていません。


でも、1学期の中間考査明けに『学び合い』に移行しました。賛同してくれたのは上位層の子どもたちでした。先日もらった手紙にも「一人も見捨てないっていう大事なことを教えてもらいました」と書いてありました。願いは伝わっていたのだと思います。


そして、ある子の「こんな授業を他の教科でもしてくれたらいいのに」という一言が決定打でした。その一言が私に自信を与えてくれたのです。そこからは、右往左往しながらもなんとか『学び合い』を続けることができました。


端的に言います。「自信がなかった」のです。『学び合い』に取り組む前から、「本当に授業ってこれでいいのか」「学校ってこんなのでいいのか」という考えがあり、ある程度軌道に乗ってからも、「『学び合い』という新しい試みをしているけど、自己満足じゃないか」という否定的な考えが、自分を支配していました。


今は「まんざらでもないかな」という感じでやっています。実際に私の背中を押した「あの一言」を言ってくれた子も「先生、変わりましたね」と言ってくれました。それも『学び合い』SORAの会や、宮城でのフォーラムにおいて同志の方の存在を知れたからでもあります。


それでも、あまり子どもたちには「成績を上げよう」とは求めなかった。だから成績はあまり変動しなかった。ここは大きな反省点です。来年度はお互いに苦しくならないようにしつつも「成績上げるぞ!」と言っていこうかと思っています。


ある程度、自分の仕事に自信を持つようになりましたが、それでも「これでいいのかな」という疑問は途絶えません。「かえって子どもたちにとって害になっていないか」という思いもあります。だから慎重になっている部分もある。しかし、慎重になるだけではだめで、新しいことにチャレンジすることも必要。「人を導く」という立場にある教師だからこそ、車の運転と同じように、「アクセル」と「ブレーキ」を適切に使っていくことが大事なのだと考えています。


最近、石川晋先生の『学校でしなやかに生きるということ』を読みました。私にはぴったりの本でした。悩みながらも前に進んでいく。それが教師に求められる姿勢なのかもしれません。