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2015年10月から『学び合い』の実践を始めました。 中高の国語で『学び合い』の考え方で授業を実践しています。 授業のことを中心に、気付いたこと、考えたことを綴っています。

2017-03-04

理解

| 19:16 | 理解 - STAR日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 理解 - STAR日記 理解 - STAR日記 のブックマークコメント

人は、他の人の苦しみを理解することができるようになったとき、「成長した」と言えるのではないかと思う。また、理解することは「愛する」こととも同義だと思う。


ある生徒と話す。かっちりとした2者面談とか、そういうものではない。私は基本的に聞くだけで、たまにゲラゲラ笑っている。答えはすでに当人が持っていると思うことが多いからだ。それでもそれが行動に移せなくて苦しんでいる子もいるように思う。私のスタンスは、「今なら少し、時間あげられるよ」という感じだ。


その時間を、成功したとか失敗したとかいう軸ではかることはしたくない。しかし、私にとって実りの多い時間であったことは確かだ。『学び合い』の「鏡の法則」は、こういうときにもあてはまると思うからだ。なぜ、その人が自分の前に現れるのか。自分に何を教えようとしているのか。いつもそんなことを考えている。


そして何より会話のなかで大事なことを教えてくれた。その子曰く、私は「一年前に比べるとびくびくしているのがなくなった」そうだ。これは、『学び合い』の授業において、自分の問題と生徒集団の問題を切り離して考えることができるようになったのと、軌を一にしているようだ。


「部下は上司を3日で見抜くが、上司は部下を理解するのに3年かかる」という言葉もあるが、本当に生徒は教師の肚を怖いくらいに読んでいる。


実は、私の『学び合い』に対して、以前、「こういう授業を他の教科でもしてくれたらいいのに」と言ってくれたのも同じ生徒だ。私の背中を押してくれた子なのだ。


たしかに、私はその生徒のおかげで成長することができている。心から「ありがとう」と思っている。


私自身も、誰かの成長に資することができる人間になりたいものである。