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2015年10月から『学び合い』の実践を始めました。 中高の国語で『学び合い』の考え方で授業を実践しています。 授業のことを中心に、気付いたこと、考えたことを綴っています。

2016-12-20

セミナー「これからの時代の教師に求められる力とは?」の振り返り

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17日(土)に行われたセミナーの振り返りです。主に自分が考えたことです。


現在の「アクティブ・ラーニング」の主流は、「一斉型アクティブ・ラーニング」とでもいうものであり、教師の用意した枠組みのなかで完結するような生徒、「正解のある問い」にしか答えられず、「正解のない問い」には対応できない生徒を生み出すものである。


アクティブ・ラーニングという言葉もバズ・ワードだし、すでに形骸化してしまっているところがある。でも、今の学校教育を乗り越えないと今後の日本社会は立ちいかなくなるのではないか。本来の「教育」というものを学校に取り戻すためには、「教育課程の編成」レベルでの検討が必要である。それが「カリキュラムマネジメント」なのだと思う。


また、今後の学校教育方向性は間違いなく、「学びの個別化」と「協同」であり、そこに向かってソフトランディングしなければいけない。急進的な発信は大きな対立を呼び込んでしまい、それは子どもたちのためにならない。教師は少なからず「子どもたちの幸せ」を願っている職業だからだ。ここに対応するために必要なのが、実は管理職のマネジメント能力である。多様な教職員がいるなかで、各人がその「強み」を最大限に発揮し、足りないところがあれば補うという組織運営をしていくこと、つまり、そこにいる「人」を最大限に活かすという発想をすることが必要なのだろう。


それと、教育「制度」自体は、読み方によってかなり弾力性があるものとわかってきた。セミナーでもそこに言及されてた。でも、「実態(学校)」が弾力的にはならない。そこには「慣習」がある。教師の慣習、教育行政の慣習…。行政がネックになっているのであれば、そこをこそ変えていかないといけないのかなぁと思う。逆に言えば、行政は創造性に富む仕事でもあるのだろう。


結局は、そういうこともひっくるめて、各教師の「教育観」をブラッシュアップしなくてはいけないのだ。それは教師である限り一生涯続く。この「根っこ」の部分をつくらずして、幹や枝、果実が大きくなることはない。つまり、「教育観」を磨かずして、日々の教育実践がよりよいものになることはない。常に考え方のレベルと行動のレベルの往還をすることが大事になる。