格差社会が言われるようになって、上流、中流、下流という区分けがされるようになった。昔、『下流志向』という本を読んだ記憶もある。
いま、学校の教員をしていて思うのは、たとえば生活保護を受けなければ生活が成り立たない人と、世の中をリードするような人に向けた教育の内容は、同じではないなぁということ。そして、両者を橋渡しするのも学校教育であるということ。たぶん、大人になると、意識していなければ交わることはないのではないかな、と思う。
じゃあどうすべきなんだ、と問われたら、いまは口をつぐむしかない。情報量や知識量が少ない。考える材料がほしい。意識的にインプットしていきたい。