元気と勇気は誰でも出せる 

2013-04-16

[]エピソードで語る教師力の極意

 堀裕嗣、石川晋、山田洋一の三氏の「エピソードで語る教師力の極意」がネットで好調な売れ行きを示している。

 技術、ネタで勝負してきた教育書にまた、違った方向性を示す画期的な企画である。

 このシリーズの三期に参加しているわけだが・・・今、校正をしている。院生、学生のみなさんありがとう。本当に助かっている。

[]父に思う

 佐藤浩市はいい役者だと思っていたが、それ以上の感情はなかった。しかし、三國連太郎が亡くなったことに関するコメントには心を揺り動かされた。

 きっと同じ職業に就いて業界では常に、比較されたり関連で評価されていたに違いない。自分の意図とは無関係に結びつけられる関連性。たずねる人見る人は、世間一般が纏う父子のイメージで、たずねたり見たりする。そのたびに彼は強い違和感を感じてきたに違いない。

 受賞すれば「お父さんは何と?」、よい演技をしても「父を彷彿と・・・」のように評される。自分が選んだ道だからと言ってしまえばそれまでだが、しかし、役者という道を選んだのは、父への憧れとか反発とかそうした単純なものではないだろう。そう、せざるを得なかったのだ。三國が三國である限り。佐藤は佐藤をするしかない。

 親子関係=善というステレオタイプの図式で世間は人の人生をくくる。しかし、そう簡単にくくられることに「ちょっと待ってほしい」と言いたい人もたくさんいるはずである。涙を浮かべながらも歌舞伎の大御所が亡くなったときの息子たちの表情とはまったく違う感情がそこにあるのを見た。

 彼は時間をかけてゆっくり父子関係を総括するに違いない。

 これから、佐藤浩市が気になっちゃうんだろうなあ・・・。