元気と勇気は誰でも出せる 

2012-09-09

[]快感

 女性の先生の研修会がある。ご縁をいただいて4年目の仕事をさせていただいた。

 毎年、熱を帯びた講座になる。

 いつも最後に丁寧に感想をコメントしてくださる。今回の代表の先生がこうおしゃった。「赤坂先生の講座だから、体調を整えて参加した。体調不良だと、圧倒的なエネルギーに吹き飛ばされそうになる」・・・こんな表現だったか正確ではないかも知れないが、そういうような趣旨のお話だった。彼女は、お名前をよく存じ上げている先輩教師である。先生は、「コンデションが悪いとせっかくの学びを吸収しきれない、私の話を全部受け止めるために昨日はよく寝た」との話をして、会場の笑いを誘った。

 こんな風に言ってもらえるなんて大変光栄なことである。先生はすばらしい学級経営をされている先生である。しかし、「まだやれることがあることに気づいた、本当にありがとうございました」と言ってくださった。なんと謙虚な方だろう。だから、多くの方に慕われるのだろうなと思った。けっしてお世辞や儀礼的に言っているのではなく、本気で言っていることが伝わってきた。

 それにしても毎年、毎年声をかけてくださる校長先生方に感謝である。女性校長として最前線で活躍しながら、いつもしなやかさとあたたかさと美しさを感じさせてくださるそのお人柄に尊敬の念を抱かざるを得ない。このブログを読み毎回、最初のご挨拶で引用してくださったり、猛暑の中、数十分前から会場の玄関に出て出迎えてくださったり、毎回そのおもてなしの心に感動する。「人を招く」とはこういうことだと、教わる思いである。

 締めの挨拶がまた圧巻。「今日の講座はみなさんに快感だったのではありませんか。なにせ、この会場は○○会館(建物の名称)ですから」会場爆笑。こんなユーモアのある校長先生の学校は、きっと笑いが絶えないに違いない。

 たくさんのエネルギーをいただきました。

 ありがとうございました。

[]汗びっしょり

 ゼミの後、市内のNM小学校でPTA講演会があった。その前に授業参観が行われると言うことで、5年生の親子活動のゲストティーチャーとしても招かれた。つまり、親子活動と講演会ダブルヘッダーである。

 初対面の私を5年生の親子がどう迎えるかどきどきだったが、実に楽しかった。子どもたちも保護者の皆さんも、汗びっしょりになって動きまくってくださった。参会のみなさんがこんなに盛り上げてくださっているのだから、負けてはいられない。

 久しぶりのアクティビティのリーダーにこちらも汗びっしょりになって取り組んだ。最後はみなさんすばらしい笑顔で拍手をしてくださった。

 その後のPTA講演会には5年生の保護者の皆さんが大勢残ってくださった。うれしいことだった。また、講演会の後にPTAの代表の方がおっしゃった一言もうれしかった。

 「今日は、帰ったら子どもにたくさんお手伝いを頼んで、ありがとうを言って、抱きしめようと思います」

 私が言いたかったことを端的に表現してくださった。 

 あっぱれ!

 すばらしい時間をくださった修了生と教頭先生に感謝である。

[]チーム

 ゼミが毎年進化していることをうれしく思う。

 それぞれが持ち味を発揮し、専門家として意見を述べている。院生だけでなく、学部生もかなりの力をつけていることを感じる。

 今年も、学校支援のリフレクションが始まった。ゼミ長以下、かなり凝集力が高い。今年のゼミのコンセプトは「じっくりカフェ」と「ゴールを見据えた継続的な振り返り」である。リフレクション用紙をかなり工夫してあるのでそうしたことも容易になった。これも先輩たちがつけてくれた道筋と現メンバーの努力の賜である。ゼミの在り方も研究と同じで、よきものを引き継ぎ、積み重ね進化としていきたい。

 毎年チーム力が高まっていくのがわかる。

 言うまでもないが、基本は個である。チーム力を上げるのは個人の力量の向上である。かつての勤務校はミニバスの有力校で毎年全国大会に連れて行く優秀な指導者がいた。同い年の彼は、普段はマシュマロのような柔らかい男であるが、勝負になると鬼になる。彼の指導言は、とても勉強になる。彼は、チームワークを徹底的に鍛える。ある試合で相手チームに180センチ近くある6年生がいた。わが校の選手たちは、150センチそこそこ。どうみても大人と子どもだ。相手チームのエースは圧倒的な体格にものを言わせここまで大量得点を挙げてきていた。そこで、彼のとった戦法は、1対3でエースを囲むことである。かなり変則的なゾーンだったが、作戦は見事に成功し、エースはほとんど封じ込まれてしまった。エースに着いた3人と残りの2人の連携が絶妙だったからこそ成功したのである。個人が個人のしごとをきっちりやってチームのパフォーマンスが高まる。

 そんな彼が個人の力量をものすごく重視する場面がある。それは、ゴール間際の攻防である。シュート間際になると彼の檄が飛ぶ。「○○くん、勝負!」つまり、ゴール前の攻防では最終的に1対1になる。そのときは、最後は個と個の勝負である。

 支援も、現場でのやりとりは自分がどう考えどう振る舞うかで、自分の学びの質が変わってくる。こんなもんだと思ったら、それくらいの学びである。しかし、宝を見つけることができる者には宝が手に入る。黄金の4ヶ月を大切に過ごしてほしい。

 力のあるメンバーだからこそ、期待する。