元気と勇気は誰でも出せる 

2010-01-29

[]HOME

 研究室にこもりっきりで仕事をしていると頭がパンクしそうになります。明日の講演の準備です。保護者と年少さんから高校生までの子どもを相手に講演です。楽しみもあり、不安もアリです。

 疲れた頭で院生室を覗くといつもの笑顔、笑顔アリ。ここへくるとやっぱりHOMEだなと感じます。少しおしゃべりをして、頭をリフレッシュしてまたディスプレイに向かいます。

2010-01-28

[]病気に学ぶ

 お昼ご飯を「飲んだ」ら少し元気になってきました。昨日、お医者さんに行って粘膜検査をしたら早速「隔離」されたので、「新型?」と思ったら、「『小さい子ども』がかかっている、お腹の風邪ですね」と言われました。でも、症状はすさまじかったですね。でも、食べられないことがこんなにつらく、そして、食べられることがこんなに力になるなんて思いませんでした。「病気」も学びですね。はい。

 

 今日のゼミは、土曜日に教育フォーラムで発表するわがチームの事前発表会でした。午前中はヘロヘロだったのでだま~っていましたが、わが優秀なるチームメイトたちは、相互に意見を交わし、質の高いプレゼンの質をさらに高めようとしていました。全くステキなチームです。

 ポカリのボトルを握りながら、酔っぱらいのおじさんのようにふらふらしている私を気遣ってくれたのでしょうか。よい意見がたくさん出ていたのを遠ざかろうとする意識のなかで聞いていました。

 

[]悔しい

 大事なときに体が動かないのは、つらいですね。

2010-01-26

[]焦る

 やばい、今日は日報のフリーペーパーの取材だった。原稿を仕上げなくては!最近、予定が頭から飛んでいることが多いなあ・・・。

[]すごいぞ、こりゃ

 疲れたこころと体を引きずりながらK地区のPTA連絡会の講演にでかけようとすると、冷たい雨が強く降ってきました。テンション下がるワア・・・空を恨めしく見上げて会場に向かいました。

 会場に着く頃には、雨は風を伴い更に強く降ってきました。しかし、疲れたなんて言ってられない事態が目に飛び込んできました。会場校の教頭先生が、降りしきる雨の中、駐車場に立っていらしたのです。教頭先生は、私を迎え入れると交代するようにK中学校の若手の先生が数名が出てこられて駐車場に向かわれました。先生は、「すまんなあ、頼むわ、ありがとな、ありがとな」と声をかけていらっしゃいました。若手は力強く「ハイ!」と返事をして、雨の中に飛び出して行きました。

 ここを見たらもう「疲れた」なんて言っていられなくなりました。しばらくして続々と保護者の方々も集まって来られました。このひどい天候の中を。

 会場には、なんと100名近くの方が集まってくださいました。長野、富山、そして院生さんたちの活躍に元気をもらっていたせいか、マイクを持つ手にも気合いが入り、いつもよりましてギャグもすべっていたと・・・いやいや舌もなめらかになっていたように思いました。小中学校の先生方、保護者の皆様が一体となってくださったように感じました。

 尊重されているという思いはこんなに人を勇気づけるものかと思います。先週の長野から続き、主催者の皆様の姿から、講師の人選に拘りや強い思いを感じました。講演会をしなくてはならないから、誰か適当な人材をという雰囲気で選んではないことを感じます。この人の話を聞きたいんだという強い思いが、会の成功を生むように思いました。なぜなら、その思いが端々に出て、講師を本気にさせます。私は講演で「人の本気が相手の本気を呼ぶ」と言いますが、本当にその通りのことが起こります。K中の教頭先生はお人柄もありますが、準備段階のメールからも強い思いを感じました。講演中も、身を乗り出すように聞き、メモし、終わってからも、校長室で講演の感想を熱っぽい口調で語ってくださいました。こういう方と仕事ができることを心から幸せに思いました。

 学校を出るともう9時近かったですが、会場に着いたときよりも元気になっていました。

2010-01-25

[]疲れたなあ~

 さすがに、3連続県外講座はちょっとしんどいやと思ったのですけど、今日は、原稿の締め切り日でした。やばい。それから夜は、K地区のPTA講演会でした。急げ、原稿!

[]こころのチカラ

 やばい、間に合わない!と焦りながら、長野からの長距離ドライブの次の日、飛び起きて研究室に、これまた飛び込みました。この日は、富山にて今年度最後の「みらい教師塾」でした。ちょっと挑戦してみたいことがあったので、どうしてもプレゼンをつくらねばならなかったのです。

 構想は昨日のロングドライブの4時間で考えてあったので、組み立てを始めました。プレゼンをつくってワークシートをつくって、1時間。院生さんと待ち合わせの場所に行きました。

 富山までの2時間、皆さんのおかげで楽しい時間になりました。

 この日の講座は、自分が一番伝えたいことだったかもしれないと途中で思いました。テーマは「こころのチカラ」。カウンセリングマインドを表に出すと、「今ある姿」に重きをおいてしまうので、成長や背伸びの前段階に関心が向いてしまうのですが、学校教育の本質は、背伸びにあると思うのでそこを言いたかったのです。私たちのこころには、傷ついても回復力があります。子どもにそのことを知らせたいと思っています。自分の実践は、楽しいとか母性原理もあるけれど、父性原理で鍛えることも大事にしてきました。この日はそこを伝えられたかなと思います。

 最後に参加のあるベテラン先生が「(今日のワークを)やっていてどんどんこころが軽くなった、来て本当によかった」と言ってくださいました。なんと嬉しいことでしょうか。

 講座の後は、主催の老月先生や参加の先生方と新年会。これも楽しかったです。2年生の院生さんとは、あと、何回こんな時間が持てるかな、と思うと寂しい気持ちもしますが、彼らの旅立ちを笑顔で見送りたいとも思っています。老月先生、皆様、1年間本当にお世話になりました。

[]勇気のメールと電話

 4時間の道のりをあたためてくれたもう一つのことがあります。

 講演が終わって運転していると院生さんからメールや電話が来ました。この日は、修了の発表会でした。その日に研修にでかけているヒドイ指導教官なのです。しかし、そのヒドイ私に院生さんたちは、次々とメールや電話をくれました。

 「すごい先輩たちです。」

 「先生、がんばりました。みんなよかったです。」

 「今は少し寂しい気持ちです。」

 「先生・・・やるだけやりました。」

 文字や声から充実ぶりが伝わってきました。

 ビデオをメディアに落としてもらいました。

 ゆっくり感動に浸ろうと思います。

 2年生の皆さん、お疲れ様でした。1年生の皆さんサポートありがとうございました。

[]自分の文脈

 生坂村を出てさらに高速道路を南下すること2時間。飯田市に着きました。全校児童800人を超えるM小学校の校内研修に招かれました。

 校長室で校長先生、教頭先生、研修担当の先生から研究の方向をお聞きしながら、すばらしい方向性だなと思いました。私たちのやっていることととてもよく似ています。挨拶、返事などの日常的な行為と構成的な活動を組み合わせて子どもの生活づくりをしていくことを全校挙げてやられているのが見事だと思いました。

 研修会では、初対面の私を先生方はとても好意的に受け止めてくださったように感じました。特に、最後の方の一体感は何とも言えないモノでした。また、校長先生のまとめの言葉が圧巻でした。「すぐにやってみたいと思うようなことをたくさん教えていただいた。しかし、やってみてもきっとうまくいかないでしょう。自分なりにやってみて自分のものにしてもらいたい。」そう、まさしくそうなのだ。どんなに優れているものでも、自分の文脈に落として試行錯誤して自分のものになります。自分のものにしないと他者には還元できないのです。

 帰ろうとすると先生方が玄関でズラリと並んでお見送りしてくださいました。先生方の笑顔が帰りの4時間の道のりをあたためてくれました。出会いは一期一会ですね。人生のほんの小さな時間を一緒に過ごさせていただきながら、たくさんの勇気をいただきました。

[]少年のような

 雪降る上越市を出て高速道路を運転すること2時間。長閑な山の中に美しい校舎の生坂中学校はありました。そこには、満面の笑みの教頭先生とそして、maya-1校長先生が出迎えてくださっていました。生坂中学校を会場として、塩筑北部PTA連合会総会の講演会に招いていただきました。

 校長室でこれまた笑顔の素敵なPTA会長を交えて懇談後、すぐに1年生と2年生の授業を参観させていただきました。1年生の教室では7名の生徒と新採用2年目の先生が理科の学習をしていました。新採用とは思えぬ落ち着いた姿で、子どもの学びを自然に引き出していました。先生は課題設定をして、後は生徒の自由試行に任せていました。まさに『学び合い』の授業。2年生は漢詩の授業。生徒たちの話し合いにこちらも参加したくなるような惹きつけられるような授業でした。先生も生徒もとっても自然に『学び合い』を展開してるところがとっても素敵でした。普段からやっているからああしたことができるのだろうとすぐにわかりました。その学びの様子を見るmaya-1校長先生の表情ったらこれがまたホントに嬉しそう。子どもの力を信じ切っているのでしょうね。また、それだけのパフォーマンスを見せる生徒たちなのだろうと思いました。

 maya-1校長先生は、このブログでよくお名前を存じ上げていました。また、生坂中学校の名前も。一度訪れたいと思っていたらこんなに早く実現しました。校長先生は、少年のような好奇心と青年のようなバイタリティを持ち、そして、生徒や地域や職員を心から愛する教育者とお見受けしました。

 講演の後は、懇親会、そして宿の食堂で2次会にも連れて行っていただきました。お父さん方とガッチリ話し込み楽しい時間でした。

 そうそう、講演の最後に会長から、「娘とすぐに話したくなりました」と言っていただいたことがとても嬉しかったです。ビバ、生坂中!ビブラ塩筑北部地区!maya-1校長先生万歳!

 

2010-01-21

[]ただ感動するばかり

 金曜日はM2の学修成果発表会です。昨日は、そのリハーサルの日でした。M2の皆さんが2年間の学びを15分のプレゼンにまとめて発表しました。朝10時から午後5時過ぎまで、8つの発表が繰り広げられましたが、本当にすばらしいプレゼンの数々でした。

 同様のテーマを追いながら、各自の文脈を通ってそれぞれの帰着点にたどり着いていました。8人8様です。学級づくりをこんなにも豊かにとらえられるのかと、改めて8人の学びの深さ、貪欲さ、そして意識の高さを感じました。第一期生は、こんなにもすばらしい学びを残したと後々まで語り継がれるでしょう。そう思わせる発表でした。天晴れ!

[]長野から富山へ

 今日から3連続講座の旅です。今日はmaya-1校長先生の生坂中にお邪魔します。なんと授業参観もさせていただけます。嬉しいことです。どんな『学び合い』が展開しているのか、この目で見ることができます。明日は飯田市です。帰ってきたら富山へGO!今年度富山で実施してきた「みらい教師塾」の最終回です。富山では毎回新しいチャレンジをすることにしています。院生さんたちと富山の先生方もすっかりお仲間になって、嬉しい限りです。

2010-01-18

[]センター試験もチームビルディング

 センター試験が終わりました。

 大学で辛い仕事の一つが、センター試験の監督業務です。

 なんたって受験生さんたちの人生がかかっています。

 スーツをビシッと着て、真面目な顔で望みました。

 でも、心理的にはカーディガンで笑顔の方がいいのでしょうね。

 

 昨年も感じたのですが、業務は辛いですが、この仕事を通じて同じ部屋の試験監督になった皆さんとチームになれるのがたまならい快感です。朝は初対面に近いですのでよそよそしい雰囲気ですが、一つ科目が終わる度に仲間になっていきます。午後にはアイコンタクトが始まるのです。

 いい大人がアイコンタクトって思うでしょう?でも、静寂が大事な試験会場では、アイコンコンタクトが大事。言葉の世界を一足飛びに超えて、目と目で通じ合う関係になります。

 特にリスニング試験の後がクライマックスですね。また、いい具合にリスニングは一日の一番最後にあるのです。本部に戻って確認を終えたときの達成感と言ったら!!それはそれは爽快なものです。

 責任感の大きい課題は、辛い。でも、それを乗り越えたときにすばらしいチームになれると思います。課題は、大きい方がいい。重い方がいい。乗り越えたときのリターンは大きいです。もちろん、リスクも大きくなります。だからリーダーが必要なのですね。

 リーダーのN先生に感謝。チームの皆さんに感謝です。

2010-01-15

[]北の国から

 先日、ものごとの質を高めるには、多くの人の目をくぐらせることだとゼミで話したが、北海道の石川晋先生が同様のことをブログで書かれていた。

http://suponjinokokoro.blog112.fc2.com/

 彼のすごいところは、人の目をくぐることを「システム化」し、それを選択していたと「自覚」していることだ。ほめられたり、批判されたりすることに「学び」の本質があるのではなく、(私風に言えば)注目されることにある。人に見られることが、成長のエネルギーになるのであると思う。ほめられるとか批判されるというのは、結果である。大事なのは、そのプロセスになるのだなあと晋さんのブログを読んで思っていたら、北海道の加藤恭子先生のブログに、こんな記述があった。

http://manabiai.g.hatena.ne.jp/Katokyon/20100109

 世の中、結果に注目が集まりがちだが、それだけに関心を寄せる世の中はどうもオモシロクない。結果を出すことや成果を上げることの大切さは否定しないが、その過程を大事にする観点を失ってはけないと思う。

 研究授業や授業参観は、自分の実践を人の目にさらす貴重な機会である。よい評価を得ようとか批判されないようにとか結果を重視すると、大切な成長の機会を逃すことになる。人に見ていただくことって考えてみるとそんなに多くない。よく発表の冒頭に「たまたま役目で・・・」とか「あなたやりなさいと言われたので・・・」と前置きをして始める場面をみかけるが、表現上はステキなことであるし、謙譲の美徳でもある。しかし、内面では、そうした機会を自分で選択したことを自覚すべきである。私が今これをやっているのは、私が選んだのだと思えること。それが主体性を生むと思う。私のような受け身の人間は、自分で選んでおきながらさも周りの力によってそうせざるを得なかったように思ってしまうことがある。しかし、私たちの行動のほとんどは、自分自身の選択によって起こっているということを知るべきだろう。これは私が選んだのだ、と思うと、少しやる気が出てくる。

 今日は、北の国の賢人から貴重な学びをいただいた。

 

 

[]2月13日は、「清五郎」に集合!

 堀川真理先生のブログから。http://pub.ne.jp/pd_niigata/

 みなさま、今年度の「学級づくり改革」セミナーのファイナルイベント、「とっておきの道徳&学級づくりセミナー」が来月となりました。あの達人たちが新潟に集います。今回は、会場が変わっています。ご注目願います。

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 みなさんお元気ですか。全国から選りすぐった実践家が集う教育イベント「とっておきの道徳&学級づくりセミナーin新潟」も今回で5回目を迎えることになりました。今回のテーマは、「自信を育む」。

 近年、「学力低下」以上に深刻なのがやる気の低下です。その根底にあるといわれているのが、子どもの自信のなさです。学習しようとしない子ども、友達にかかわろうとしない子どもが増えていると言います。達人たちは、そうした問題をどのようにとらえ、対応しているでしょうか。きっと皆さんの明日の教室に役立つ知恵や考えが見つかるはずです。

 冬の恒例行事となったこのセミナー。お誘いあわせの上、どうぞお出かけください。(by赤坂真二)

主催 学級づくり改革セミナーin新潟・サイコドラマ新潟

後援 新潟市教育委員会(申請中)

・日時:2月13日(土) 10:00~1645

・講師:佐藤幸司氏(山形県)土作彰氏(奈良県)渡邉尚久氏(千葉県)堀川真理氏(新潟県)

・全体コーディネーター:赤坂真二氏(新潟県)

・会場:新潟県健康づくり・スポーツ医科学センター大研修室

     新潟市中央区清五郎67番地12 Tel.025-287-8806

・会費:3500円

・定員:60名

・申し込み先:

【FAXの方】0258(46)6742 金垣 秋子(かねがき あきこ)

【E-mailの方】thanks_akari☆hotmail.co.jp 

(thanksとakariの間はアンダーバー・☆を@に)渡辺明里(わたなべ あかり)

※詳しい要項が必要な人はpdn☆tmail.plala.or.jp(☆を@に)までメールをください。

 皆さまのご参加を心よりお待ちしております。 敬具

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学級づくり改革セミナーin新潟  サイコドラマ新潟

会長:赤坂真二  副会長:堀川真理  実行委員長:金垣秋子

事務局:渡辺明里  

2010-01-13

[]泣ける

 今日は、院生さんの修了報告会の発表概要を見ている。なかなかの出来栄えである。優秀な人たちだと思う。2年間、課題意識をしっかり持って学んだことが伺える。私は、彼らの指導教官であるが、間違いなく、私は彼らに鍛えられている。人は一人では成長できない。人とのかかわりのなかに成長はあることを実感する。ある親御さんが言っていた、私はこの子に親にしてもらった、と。私は、教え子たちによって小学校教師にしてもらい、今、院生さんたちによって大学教員にしてもらっている。

[]リクエスト

 函館のセミナーの実行委員の姿を見ていて思った。

 「まず、願いから」

 彼らは、30代そこそこだが、地域に学びの場をつくりたくて立ち上がった。普通に教師をやっていてもちゃんと生活していける。しかし、忙しい本務の合間を縫って自分の時間にせっせと準備をしてきた。最北端での活動に浮かれていて私とは違って、彼らの表情は緊張感に満ちていた。2年目のプレッシャーだろうか。「なぜ、我々を呼びたいのか?」という講師側の問いに、少し照れながらも「呼びたかったから」と答える。明確な答えを持つべきだとの意見もあるが私はこれでいい!と思った。こういう会にしたい、という願いは、講師の人選に現れている。それが彼らの哲学だろう。地元に学びの場をつくりたい!という彼らの願いが、正月早々の北の大地に100人もの人を集めた。今年は、地元の教師が2割くらい増えたという。彼らの願いは着実に実現しつつある。

 やはりリーダーというものは、ああしてほしい、こうしてほしい、という要望をあらゆる手段で伝えていく人のことをいうのだと思う。かの松下幸之助氏も、「リーダーは一番の要望者であれ」という。この会を成功させたいという思いは、彼らの立ち居振る舞いの随所に出ていた。感想用紙には実行委員に対する賞賛にあふれていた。参加者にも彼らの思いが伝わったのだろう。ふり返って教室を眺めてみる。自分は、子どもたちに要望をしていたか。あんまり上手ではなかったかな?

 さてと、今日のゼミでは何を院生さんにおねだりしようか?彼らは優秀だからいつも私の願いを二乗や三乗にして答えてくれる。私もがんばらないと。

[]初心に返る

 朝のニュースでかの小泉純一郎元総理が、決断に迷う党幹部に「迷ったら原点に返れ」とのアドバイスをしたとかしないとか。彼の言葉はわかりやすい。そういえば、北海道で講演をお聞きした直山先生も、「悩んだら原点へ」と繰り返し仰っていた。達人たちの人生の原則なのだろうか。

 教育はロングランの営み。短期で結果がでるものではない。長い取り組み

の間には、自分の願いや思いがぶれたりゆれたりすることがある。4月に「よーし、今年は」と思ってもいろいろなことして、また、ハプニングに対応しているうちに、当初の思いとは違った思いが出てくる。直感で、あ、こうしようと路線変更することもあるだろう。「直感は基本的に正しい」と主張する人もいる。私も、直感に従うことは多々ある。確かに、正しいことがある。というよりも、そう決めたからやるしかないか、と腹をくくることができる。それでも迷ったときは、原点を見詰めてきたことが多かったし、これからもそうするだろう。自分の原点は何かなと考える?そうするといくつか指を折ることができる。それはやっぱり幸せなことだ。

 その一つが、小学校のときに体験した橋本実践である。あの学級で印象に残っているシーンが、いじめ指導。自分はあのときに担任の言葉に縛られながら、同時に、その言葉を指針としてきた。自分がいじめというものに真剣に向き合った瞬間でもある。

 今月は、2回ほど、県の仕事でいじめ指導に関する話をさせていただく。知識が増えると伝えたいことが多くなる。しかし、結局話せることはほんの一部である。原点を見据えて伝えるようにしたい。

2010-01-12

[]会沢信彦先生講演会in南北海道教育臨床研究会

 朗報です。ジェーン・ネルセン他『クラス会議で子どもが変わる』(コスモス・ライブラリー)の日本語訳を世に出したことで名高い会沢信彦先生の講座が、北海道であります。上記の書は、ネットで入手困難になるほど広く読まれている書籍ですが、会沢先生のお仕事なくして、私たちが目にすることはできませんでした。

 詳しくは、↓をご覧ください。

http://www2.ncv.ne.jp/~kojina/rinsho/

 会沢先生は、アドラー心理学の研究者、実践家とうだけでなく、ポジティブ・コミュニケーションなど教室で使える、役に立つ提案を多くされていることでも知られています。会沢先生とお話しをさせていただくだけで勇気づけられます。大変お忙しいのでなかなか生の講演は体験する機会がありません。しかし、またとないチャンスです。ぜひ、お誘い合わせの上、お出かけください。

 なお、主催の南北海道教育臨床研究会のHPは↓

http://www2.ncv.ne.jp/~kojina/rinsho/houkoku2105.pdf

[]連続講座最終回

 富山で春から行ってきた連続講座の最終回のご案内です。

 この講座では富山の熱心な実践家とともに講座が持てるので嬉しいです。前回は、英語のステーション授業化の可能性を示してくださった稲澤先生。今回の廣世先生もとても楽しみです。


1/23 (土) 13:30~17:00

   「富山みらい教師塾:赤坂真二講座」

      ~勇気づけの学級づくり・4~

    (会場)フューチャー・ドリーム☆子どもサポート研究所


<日程>

13:30 ~ 「<模擬授業>を通して、<学級づくり>を考える」

       [模擬授業提案者]:廣世友和 (富山・大広田小)

14:40 ~ 「赤坂真二講座:勇気づけの学級づくり・4」

16:10 ~ 「先生のしゃべり場」  <キャスター>赤坂真二


※赤坂真二先生の新著

  「先生のためのアドラー心理学(ほんの森出版)」

         (原価 1890円)  →  1800円

  → 当日、事前申込みをされている人にお渡しします。

          (1/17までに予約申込みをお願いします)   

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  ◇◇◇ フューチャー・ドリーム☆子どもサポート研究所 ◇◇◇

 [講座・セミナー等の予定]

   ■ 1/23 (土) 13:30~17:00

     「富山みらい教師塾:赤坂真二講座」

      (会場)フューチャー・ドリーム☆子どもサポート研究所

    ■ 2/13 (土) 10:00~17:00

     「教師みらいプロジェクトin横浜」

      (会場)横浜市教育会館

    ■ 2/27 (土) 10:00~17:00

     「教師みらいプロジェクトin大阪」

      (会場)ドーンセンター(大阪府立女性総合センター)

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

  〒939-2363 富山県富山市八尾町新田175-27

    【Tel】(076)454-2765, 090-8096-5193

    【Fax】 (076)454-2765

    【E-メール】oizuki@cty8.com

    【HPアドレス】http://future-dream.sakura.ne.jp/

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2010-01-09

[]観点を持つ

 函館から帰って翌々日。名古屋に発った。名古屋女子大学での講演会である。日本教育心理学会で知り合った同大学のW先生のお招きである。非常に苦しい日程だったが、先生の熱意に「負けた!」(「はんにゃ」の例のゲームが終わった後の金田風に読んでください。)

 学部生だけを対象にした講演はそんなにしたことはない。しかも、女子だけ・・・。緊張。早めに会場に入り、仕込みをした。ゼミの皆さんも手伝ってくれた。その間に繰り広げられた「おしゃべり」が面白かった。

 卒論の提出間際であることや他の授業との絡みでそれほど参加者は多くないと見込んでいたが、会場には、60名近くの2~4年生が集まってくれた。W先生の広報活動のおかげである。見ると学舎のあちこちにチラシが貼ってあった。

 戸惑う私をよそに、講座はアイスブレーキングから一気に盛り上がり、3時間近く集中力を欠くことなく終わりを迎えた。凄い学生さんたちである。なぜ、それほど熱気があったのか。

 終わってからの懇親会でわかったが、彼女たちはちゃんと学ぶべき観点を持って参加していた。単に物珍しさに集まったのではない。知りたいこと学びたいことを持って参加した。講座の感想の後に、必ず、質問が付加される。一人二人ではない。借り物ではない自分の言葉で感想とお礼とそして鋭い質問。よく鍛えられていると思った。彼女たちならきっとステキな先生になるに違いない。一人一人が質問をするので、私が応える。するとW先生がさらにそれを広げくれる。その言葉の一つ一つが深い。それもとっても勉強になった。懇親会の後半は、ちょっと文字化できないが、学級づくりの本質をつく話になった。これは公の場では発言も無理だろうと思う。しかし、W先生も私も、「本質」だと思う。こんなギリギリな話も引き出してしまう不思議な雰囲気をW先生は持っている。

 解散のその瞬間まで、学びの多い濃い時間だった。

 

[]函館をふり返る

 新潟から千歳まで90分のフライト。千歳から函館までJRで180分。北海道に入ってからが長い。しかし、北海道の人たちは豪雪、風雪のなかでも4時間くらいは平気でドライブして研修会に駆けつける。まったくもって頭が下がる。新年の4日から、100名の方々が学びに集まるのだからすごいことだ。

 上條先生の基調提案。いつもながら頭を揺さぶられる。どうしていつもこう柔軟に発想できるのだろうと感心する。

 次は、土作先生と私の講座。前半が私の講演で後半が彼との対話。超発信型の彼が聴き手になれるかどうか会場の注目を集めたが、そこは一流なもんで、きっちりと自分の役割に徹する姿はさすが。彼のおかげで、私たちの言う学級づくりの「タテ糸-ヨコ糸」論は、伝わったのではないだろうか。

 午後は、岡山洋一先生のチームビルディング講座。少しチームビルディングをかじっていたのでとても関心があった。やはり専門家の話は、ストンと落ちる。チームビルディングとはなんたるかがよく理解できた。また、ワークショップで体験することで気付くことが多かった。岡山さんは、ファシリテーターに徹していた。彼の動きの一つ一つから目が離せなかった。見事である。無駄がない。最後の、目標と目的の話は、子どもにそのまま話して聞かせられるなあと思った。

 その後は、楽しい、楽しいシンポジウム。石川晋、加藤恭子、田中光夫の三氏と私がシンポジスト。司会は実行委員の三浦氏。北海道ネットワークのシンポは何が起こるかわかない。とんでもない発言が出るから、ドキドキワクワクである。いろいろドラマがあったが、晋さんが結局全部おいしいところを持っていた。

 夜は、小学校英語のトップランナー、直山木綿子先生と合流。テレビで拝見したことがある方が屋台の隣で飲んでいる。土作は直山先生に英語教育に関する持論を熱く語っていた。この人は相手が初対面だろうと誰だろうと関係ない。そこに晋さん登場。直山先生に絡む。先生も上手に笑顔で応えながら自分のお考えを話されていた。間違いなく言えることは、小さな屋台にギューギューの状態で座っていた全員が、その時間を楽しんでいたことだ。

 翌日の直山先生の講座は、圧巻としか言いようがない。文科省調査官として、全国行脚をされているだけあってひとつひとつの話に説得力がある。現場は、なんで小学校で英語だ?どうして担任だ?と混乱がある。それを自ら出向いて話をされているわけだから、それなりの根拠を持って迫る。聞きながら、これは英語だけの問題だけではないと思った。また、先生がなさりたいことはクラス会議の願いにもよく似ていた。大きな勇気をいただいた。講座術も、本当に勉強になった。きっと教室でも楽しく力のつく授業をされていたことは容易に想像がついた。

 午後は、分科会で道徳授業を提案させていただいた。フロアの吸い付くような反応に、勇気付けながら5つのネタを繰り出してきた。外は寒かったがスベらなかった・・・ということにしておこう。

 終わるとすぐに函館空港に向かい、羽田経由で新幹線で新潟に向かった。出会いと学びが満載の三日間だった。こうした学びの場をつくる人たちがいるからこそ実現された時間だった。参加者のお顔を拝見するとリピーターが多くいらした。この地での学びの場が定着する兆しが見えた。実行委員の志が、受け入れられてきた証拠ではないだろうか。身を粉にして、人々の出会いの場をつくろうとする実行委員に心からの拍手を贈りたい。

2010-01-07

[]函館から帰りました

 「授業づくりネットワーク2010in函館」から帰った。学びが多くて頭がパンパンなので、これからゆっくりと整理しよう。行きは、新潟空港から飛び立ったが、帰りは、函館空港から羽田空港経由で新潟に帰った。講座の時間設定の関係でそのような行程にした。最初は、あ~遠回りだなと思ったが天候を考えるとよい選択だった。

 それにしてもこの時期に、100名の方が決して安くない費用を払って集まるってすごいことだ。日本の先生たちはすごい!本当にすごい。こんな有意義な時間をつくってくれた実行委員の皆様に心から感謝したい。真心のこもった対応とは、彼らの振る舞いのことを言うのだと思う。明日は名古屋へ飛ぶ。・・・って飛ぶのか飛行機は本当に?

2010-01-02

[]声のチカラ

 テレビをつけるとお笑い番組のオンパレード。普段は、お笑い番組だけは見るようにしているが(なんで?)、これだけ続くとちょっとねえ。 最近は、芸人さんのネタより声が気になる。声はリーダーシップにとってとても大事だと思う。声のいい芸人さんは、話し声を聞いているだけで心地よい。この人の話を聞いちゃおうかなと思ってしまう。

 ちなみに、好きな声の主は、「ブラマヨ」、「タカトシ」、そして、M-1で伝説の「鳥人」を披露した「笑い飯」の左の人。これも好みだから絶対的なものではない。きっと自分の声に張りがなくなっていることに危機感を持っているのかも。

 

2010-01-01

[]今年もよろしくお願いいたします。

 皆様、明けましておめでとうございます。

 今年最初の仕事は、年賀状の作成でした。

 毎年、年賀状を書くのが遅くなり、とうとう新年明けてから書いてしまいました。先にくださった皆様ごめんなさい。

 この頃はメールでご挨拶をくださる方もいます。葉書にせよメールにせよ、気にかけてくださることはうれしく思います。子どもの頃は年賀状にこだわりをもって1枚に15分から30分をかけていました。そういえば「年賀状」なんていうタイトルで作文を書いて、中1の時先生から「よくできている」とお褒めの言葉をいただいて喜んだ記憶があります。「年賀状は、来るのも楽しいが、描くのはもっと楽しい」なんて書き出しだったと思います。イラストが好きなので1枚1枚全部違うデザインにしていました。それが、やがて「プリントご○こ」なんていう便利がものができて、楽して綺麗に仕上げることを覚えました。今は、パソコンの住所録とカラープリンターで実に素早くできてしまいます。あの頃の純な自分はどこに・・・と思ってしまいます。

 どの年賀状も楽しいですが、教え子たちの近況を記した年賀状は特に楽しみですね。確実に大人になっていきますね。外は日本海からの強い風が吹いていますが、福山雅治を聞きながらいい気持ちで年賀状を作りをしました。「はつ恋」はイイですねえ・・・。

 福山雅治の「龍馬伝」に触発されたわけではありませんが、今年は「志」を大事にしていきたいと思います。大学に来て2年が経ちます。初代の院生が社会に旅立ちます。ここからが私の本当の仕事のスタート。さて、何から手をつけようかと気持ちを引き締めているところです。皆様の2010年の「志」は、なんですか。