元気と勇気は誰でも出せる 

2009-12-14

[]宝探し

 支援が終末を迎えようとしている。支援活動をし、子どもや先生方からの反応をいただいた。それは映像であったり音声であったりふり返り用紙であったり、アンケートであったりするわけだが、膨大な資料である。

 これからチームは宝探しの期間に入る。ぼうっと眺めていたらただの記録。しかし、それを観点を定めて分析する。すると、思いもしなかった宝が見つかる。支援活動→分析→仮説の生成→次の実践の計画へとつながる。ここからが大学院生としての本当の仕事が始まる。

[]100人超

 土曜日は日本学校心理士会埼玉支部の研修会が文教大学でありました。70人弱の想定だったそうですが、天気がよかったこともあり100人を超える方々が集まってくださいました。なんとそのなかには、上記の「7つの習慣」の渡邉先生のお姿も。お忙しいのにありがたいことです。

 会場の熱気に励まされなんとか120分を務めることができました。6割くらいが学校心理士の皆さんで、あとの4割はフリーの方々だったそうです。土曜の晴れた午後に本当にうれしいことです。

 夜の懇親会もすばらしかったです。ホスト役の会沢信彦先生のお人柄もあるのでしょう。本当に情熱とあたたかさに満ちあふれた時間でした。ここでいろいろなヒントをいただきました。話は学校の役割やこれからの授業の在り方など哲学的なことから技術論まで、脳が揺さぶられるような体験をしました。次の朝、飛び起きて話した内容をメモしたほどです。

 お話をしながら強く思ったのは、学校の役割は変わったのだということです。師匠橋本定男先生は、かつてよく「学校の仕事は、子どもたちの解放だ」と語ったことがありました。経済成長の時代は、経済活動の隆盛の一方で少し置き去りにされた感のあった子どもたちの生活を解放することが学校のある意味大きな役割でした。だから、子どもの生活改善をベースにしたダイナミックな実践があちこちで行われたのだろうと思います。しかし、その後学校は学力へのシフト、学校の荒れを経験しやがて、ゆとり教育の時代に入り、その反動からまた、学力向上へベクトルが動きました。次は、また、子どもの生活改善か・・・と振り子が揺れるように思われますが、多分、それだけではすまないだろうと思っています。学校の新しい役割、その役割に応えられる実践の創出を私たちのチームで提案していけたらいいなと昨日は夢うつつで思案していました。

[]新刊

 8冊目の単著が出ました。

 『先生のためのアドラー心理学 勇気づけの学級づくり』(ほんの森出版)

 増刊号バージョンと単行本バージョンがあります。

 アドラー心理学の活用を教師の立場から書きました。

 アドラー心理学を教室で応用してみたいけど、なかなかイメージがわかない、と言ったお声をお聞きしました。そうしたご要望にお応えしようという自分なりの挑戦です。よろしかったらご覧ください。