Hatena::Groupmanabiai

rion_fujiの日記


Hirotaka FUJISAKIです。
鹿児島市の小学校で『学び合い』を実践しています。
授業はいつでも都合が合えば公開いたします。
いつでもメールください。メールのやりとりで『学び合い』ましょう。
メールアドレスは、rion_fujiとybb.ne.jpを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。

2008-05-31体育館の会場準備にて感涙!

[]前フリ

 6年生は,何かと学校のためにということで作業を任される機会が

多い,この2週間の間でも4回はありました。

 最初は6年生としての役割ということで学校の最上級生と

してやるべきであるという流れで6年生全体でやっていました。

 しかし,先週の1回目を行った後に子どもの発言や行動に

違和感を感じました。明らかに動きが鈍い,そして,

やりたくないという雰囲気が出ていました。

 そんなところに私のクラスだけで行う体育館の会場設営の作業が

まわってきました。しかも当日は,昼休みにしか行えないという

状態でした。

 これはチャンスだと思った私は,次のような3つの前フリをしました。

 ①行事などの準備として作業をする意義

前回の作業を持ち出し,

 学校として行事やお客さんが来校するときには準備をしないといけない。それを子どもたちが行うことで,やった人にしかわからない思いを感じることができる。(例えばこういう使い方をしてほしいなど)

さらに,次に作業をするときにより効率よく,よりよい状態にするための工夫をすることができる。

そして,これは,将来の仕事につながっている。

 ということ

 ②やるからには修正する必要がないほどきれいな場の状態を求める。

 ③昼休みなので自分にとって意味があると感じたら体育館に来ていっしょにやってくれ。先生がやるからといった理由ではこないでくれ。たとえこなくても絶対に責めることはない。

[]作業の実際

 委員会活動の仕事がある子以外は全てきました。

最初5分間7人しか来なかったとき,どうしようかと思いましたが

「まあ,自主参加だし,私たちだけでもやろうよ!」

という女の子の一言で元気になりました。

しかし,その後,一挙に残りの20数名が来ました。

 そこから,私の驚きが始まりました。

もしかしたら,私は『学び合い』をまだ本気で求めていなかったの

かもしれません。

 すごい『学び合い』が展開されました。

 私は,完成図を子ども三人に手渡しただけです。

 あとは,

 あちこちで話し合いが起こりながら,イスが300個ほど

怒涛のようにきちんと並んでいきました。

 そして,その最中に

 あちこちで話が起こり,

 イスを拭く子,テーブルを並べる子,モップをかける子,

 少し破れがあるイスを交換する子・・・

に分散されていきました。

 私もイスの整列を手伝っていたのですが,ふと気が付くと

モップをかけていた子達は,玄関の掃除を始めていました。

しかも,歩いて準備するのではなく

 小走りで行っているのです。


[]作業の結果

 作業終了まで20分弱でした。

 しかも私の指示はほとんどありません。

 いや,まったくなくて,

 「いいね~」「さすが~」「こっちのほうがきれいだなあ」

 ぐらいしか言ってなかったかも・・・

 すごい!

 実は,終了と同時に掃除時間になったので,子どもたちは

 ダッシュで掃除場所へと散っていきました。

 あの後,話をしていたら,子どもの前で号泣していたかも・・・。

 5時間目の最初にお礼を言ったところ

 「先生,今日の作業は楽しかったし,自分たちで言ったから

お礼はいりません」

 と言われました。いや~失礼なことを言ったかも・・・。

 そして,

 「まだ,不満足な部分があったし,君たちはこんなもんじゃないよね~」

 と言ったら,ほとんどの子に思いっきり頷かれました。

 

今後にすごくワクワク感をもつことができました。

 明日は,日曜参観

 面白い取り組みを考えています。

 親も一緒に学び合っていただきます。

 また,報告いたします。

 

jun24kawajun24kawa2008/05/31 22:13私は今ボロボロ状態です。感謝

MizuochiMizuochi2008/06/01 15:11いい話やな~
日曜のおもしろい取組ってなんだろう?
「期待させるね~!」

rion_fujirion_fuji2008/06/01 22:02 西川先生,Mizuochi先生
ありがとうございます。
やっぱり教員になってよかったです!
大学時代まで教育学部に行っていながら
教員に絶対なりたくないと思っていたことが
生かされているかも・・・。
教員側そして子ども側からみた
教員のマイナス面をかなり見続ける機会を
得ていたので・・・。
子どもにとって何が大切か
やっと明確に見えてきた気がします。

2008-05-23遠足

[]目標設定

 本日は,一学期の遠足があった。といっても学校から往復20Kmの

遠行である。もちろん全員が歩いて往復する。

 前々から考えていたのだが,この行事を行う目的は,

子どもが歩いて往復することだけではない。

 学年で往復するのであるから,「みんなが3時半までに笑顔でゴールする」

という目標をたてた。

 これは『学び合い』であると思うし,その考えを子どもたちが

理解し,行動を通して学年全体で学べる絶好の機会であった。

[]遠足の結果

 足を痛めた子もいたが,目標を達成できた。

道中,とにかく評価を意識した。

状況の設定は自然がしてくれているので何も問題はない!

 先頭を歩く集団→「みんながゴールするんだぞ~」

 友達を助けている場面→「すごいなあ。みんなでゴールを目指そう」

 他の子と険悪になっている場面→「笑顔でゴールできるか~?」

 足を痛めたり調子が悪い子→「みんな~ ○○がんばってるな! みんなの力でゴールしような」

 

そして,全体で休憩するたびに目標を確認し,自分の今の行動と

照らし合わせるような話をした。

 道中では,ここでは書ききれないぐらい,

多くのドラマがあり,すごいこえ掛け,そして行動があった。

荷物を持ったり,水を分け与えたり,途中で戻り,

励ましたり,ゴール後最後の子のところまで戻り,

一緒に歩いたり・・・・。

[]子どもの反省

 前日にクラスの目標に照らし合わせ,この行事での具体的な

取り組みを考えさせた。疲れていたが,帰校後,その自己評価を

させた。すると他者との関係での学びを書いている子どもが

多かった。

また,他の人がいたからゴールできたと書く子も多かった。

あとは,この学びを来週以降の活動につなげるだけだ。

 

jun24kawajun24kawa2008/05/24 06:30『学び合い』は指導法ではなく、文化であるというわかりやすい事例ですね。よかった、よかった。

MizuochiMizuochi2008/05/24 08:22すご~くいい話ですね!
いつもながらデータに・・・

rion_fujirion_fuji2008/05/24 11:05 本年度は,学年の先生と基本的に子ども中心で教師は空気のような存在になるそして,高いものを求めるという考えが一致しており,学年として子どもに伝わるメッセージが一貫しているため効果が上がっていると思われます。やり方は違うけど,めざしているところは一緒だと感じることができます。というわけで学年の目標(目指す子ども像など)は重要だなあと改めて感じました。

2008-05-09授業参観

[]保護者の参観

 今年度に入ってはじめて授業参観がありました。

昨日子どもたちに学習の行い方についてアンケートをとりました。

その結果,自分たちで方法を選択し,『学び合う』学習のほうが

みんながわかるためにはいいという結果になりました。

 というわけで,いつもどおり,目標を示したあとは,

自分たちで分かれて学習しました。

 保護者の方も近くで子どもの会話に耳を傾けてもらいました

来週は,感想などが届くのではないかと思います。

 

2008-05-06悩む

[]極端な学力差をどうするか

 6年生の担任として一ヶ月を振り返ってみて

成果を本気で求めきっていないという反省をしています。

それは,子どもたちが本気で「全員がわかる」という目的に

向けた動きをしていないことから感じられます。

一週ごとにまずはここまでなどと考えていたのが間違いでした。

GWもあけることだし,明日からリスタートのつもりで

本気の姿勢を示しつつ,子どもたちに求めていきたいと思います。

ところが,ひとつだけ気がかりが・・・・。

それは,クラスに極端な学力の差が感じられるということです。

また,彼らもその差を自覚し,見えないようにしようとする

動きもあります。

 再度,学ぶということの意味,分からないことを自覚し

ともに解決していくことのよさといったことを

語り,共有してみようと思います。

今週は授業参観もあるし,『学び合い』の応援団を獲得する

願ってもないチャンスです。

今回の授業参観では,参観する授業について保護者同士で

『学び合う』布石を打ちたいというプランを考えています。

保護者同士が学び合うことが

学び合い』を理解してもらうベターな方法だと考えました。

担任が語る以上の効果があるのではないかと

勝手に期待しています。

jun24kawajun24kawa2008/05/06 22:55顔のほくろの数の多寡を気にする人っているでしょうか?
いないですよね。
学力なんて人の能力の一つの側面に過ぎません。
ただ、テストの点数は「大人になる能力」を端的に示しているに過ぎません。
と思うようにしています。

rion_fujirion_fuji2008/05/06 23:29 そうですね。とらわれていました。
大事な目標からそれそうになったかもしれません。